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2018年08月27日 イイね!

Euro&World Cup 2018 Rd:4

 デジカメを忘れたため、画像無しで失礼。

 Euro&World Cup第4戦を走ってきた。
今シーズンは雨に祟られることが多かったがこの日は青空が広がり、日中の気温も高かった。

 まずはジュニアコースからの走行。
ウイングのセッティングを大幅に変更したこと、UFS(フロアアンダースポイラー)の大型化が
どれほどの変化を生むかをまずは確かめたかった。
それに7月まではけっこうなハイペースで走行会やレースに参加していたが、
7月上旬のNHGTを最後に少し間隔が開いてしまったので
まずは感覚を取り戻すことも頭に入れて走った。

 コンディションが上々ということもあり、走り出してすぐに「なかなかイイ」と感じた。
ウイングの効果は間違いなく落ちており、クルマの挙動が分かりやすい。
ヘアピンのトラクションもまずまずだし、
なによりどうやっても「曲がらない」と感じていた最終コーナーが、「かなり違う」と思えた。

ただ、だからといってタイムに反映されるという保証ではない。

 あくまで感覚を確認するような意識で1本目終了。

 ところが・・・タイムはベストの0.6秒落ち。

シーズンベストである。
正直、驚いた。

恐る恐る、慎重に走ったのが良かったのか?
今回はせいぜいベストの1秒以内なら良しとしようと思っていただけに、
1本目でこのタイムに拍子抜けするような気分である。

 2本目は少し頑張ってはみたものの、ほとんどタイムは変わらず。
この辺がまだまだ未熟な証拠である。

 3本目はさらに頑張ってみるものの、各コーナーで頑張りが裏目に出る。
ブレーキのタイミングが遅く、結果としてアクセルの踏みだしも遅れる。
1コーナーとヘアピンなどはけっこういい感触で回れるのだけれど、
他のコーナーではどうもイメージしたようにクリップに付けない。

 しかし・・・
パドックに戻るとヘルプで同行してくれたNoieクンが「タイム、出てますね」と。
1,2本目からさらに0.3秒短縮、ベストの0.4秒まで迫った。
走り方としては正直「グダグダ」だっただけに、少し光が見えた気がした。


 午後からはクラブマンコース。
ジュニアでは、ウイング効果が薄れ「ほどよく効く」ことが確認できたけれど、
クラブマンでは「ほどよく」となるかは走ってみないと分からない。
ダウンフォースが減ったということは、
間違いなく1コーナー手前のブレを抑える力も減ったということになる。

 クラブマンでもまずは慎重に走ることに。
徐々にペースを上げ、1コーナー手前とフルブレーキング。
クルマは以前と同様、ブレることなく真っ直ぐに減速していく。
よかった。
他のコーナーでも挙動が分かりやすく、まあまあイイ感じで終了。


 しかし、今度はジュニアとは逆にタイムは実に平凡な結果に。
ベストの2秒落ちでは話にならない。
さて、どうしたものか・・・

 そんな中、他のドライバーとの会話の中でショックの減衰というのが話題になった。
そこで156Bの減衰を確認してみると・・・
なんと!

 雨用のセッティングで走っていた。(海より深く反省)

 ショックをドライ用のセットに戻し、最後のアタックに出る。
なかなかクリアが取れなかったが、最終的には1本目より0.5秒削り、
ベストの1.5秒落ちで終了。

 ジュニアのタイムからすれば、クラブマンでは「もう一声」というのが正直なところだが、
内容的には次に繋がる感じがした。

何より色々と試行錯誤を繰り返したウイングのセッティングが、
一応納得できるところに落ち着いたのが嬉しい。
UFSの大型化も効果があったのかも知れない。

 昨日のドラビングを振り返ると、色々と改善点がある。
ベストを出したときと比べると、ブレーキもアクセルもひと呼吸遅い。
挙動が分かりやすくなったけれど、その挙動変化、荷重変動を待ってしまう傾向がある。
そのあたりを対策すれば、もう少しタイムに反映させられるのではないかと思っている。

 さて、再来週は0541MEETINGとNHGTの「2階建て」である。
色々とやらなければいけないこともあるが、
当日を楽しみに、今を頑張るとするか!
Posted at 2018/08/27 19:13:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記
2018年08月25日 イイね!

もちろんクルマも・・・

もちろんクルマも・・・ ここ最近すっかり「自転車ブログ」となっているが、クルマに冷めてしまったわけではない。
もちろん新しい世界として自転車はとても魅力あるもので、走ることも触ることもクルマによく似ている。
しかし、自転車がクルマに「取って代わる」ということはない。
「それはそれ、これはこれ」である。

 自転車にすっかりハマった今でも、156Bの試行錯誤は続いている。

 まず今シーズンから導入したGTウイングに思いのほか苦戦している。
ストレートエンドでクルマが暴れるという症状は見事に収まったけれど、
FFでリアのトラクションが上がるというのは副作用もあった。

 その対策として走るたびにウイングの効きを弱くすべく、その角度を徐々に寝かせていった。
結果的には水平まで寝かせたけれど、思ったほど効果が出なかった。

 そうなるともっと思い切った方法が必要だと考えた。
ウイングの効果を上げるのは「角度を付け」「高く」「後方に」設置するのがいい。
今回は作用も副作用も抑えるために、その逆を実行することに。
つまりこれまでのマウントよりも「角度を抑え」「低く」「前方に」移動してみた。



 トランクとウイング本体の間にあったマウント→ステー→ブラケットから
ステーと取り払ってマウント→ブラケットという構成に。
これで3~5㎝下がったことになる。
さらに10㎝ほど前方に出すことができた。
ほとんどリアバンパーのエンドライン内に収まっている。
そして角度も大幅に変えてみた。
水平を通り越してガーニーフラップ部が下になるほどになった。
(確かこの状態を「正の仰角」と言った気がしたのだが・・・「負の仰角」だったかな・・・)

 

 水平よりもさらに寝かせるとダウンフォースとは逆の作用が働き出すのでは?と思っていたが、
それは間違いで「弱くはなるけれどダウンフォースには変わらない」らしい。
しかもセダンのようなリアウインドの角度だと、
ウイングから見て登坂から風が来るようになり、
水平でもかなり角度が付いていることにもなるらしい。

 実際に走ってみないことには、その効果は分からないが
今までよりダウンフォースは少なくなると予想している。
もちろん副作用が減ることも期待している。

 
 そしてもうひとつ。
リアのダウンフォースを減らしたいと考えたのは、
別の言い方をすればフロントのトラクションを上げたいといこと。
そこで試行錯誤としてフロントの空力パーツに手を入れた。



 UFS(Under Floor Spoiler)である。
145のときから使っているがコレ、意外と効く。
高速コーナーでは、あるとないとではタイヤ1本分違う。
硬質のラバーでできているので、そこに穴を開け塩ビボードでスポイラーの面積を大きくした。
これでフロント部分のダウンフォースが増えれば
何かしらの変化が出てくるのではないかと期待している。


 作業のついでにもうひとつ。
買ったはいいが、なかなか付けられないでいたシュロスのHANS対応ハーネス。



 Noieクンに手伝ってもらい長さ調整をして取り付け完了。
やはり肩の部分が2インチのほうがHANSへの収まりがいい。
しかし、このハーネスもそうなのだけれど、最近は腰ベルトも2インチが主流になりつつあるとか。

 今シーズに入ってなかなか結果を出せないでいるが、まあ結果は結果。
試行錯誤を繰り返し、走ってみることも面白さがある。
明日はEuro&World Cupだ。

さて、どんな変化があるのか・・・・

Posted at 2018/08/25 07:59:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記
2018年08月17日 イイね!

challenge again

challenge again PinarelloのNeor(ネオール:ピナレロの公式サイトの動画では’ニオール’と発音していたが)を購入後、初のロードバイクで嬉々として出かけたものの、熱中症に陥るという失態を演じたのは先日書いた通り。

 ヘロヘロになりながら自宅へ戻る最中「もうしばらくはこのルートは走らん・・・」などと思っていたが、それではやっぱり悔しいというもの。

 今後のことも考え、準備を整えて再チャレンジすることに。

 【装備の大切さ】

 前回の熱中症は明らかに「身から出たサビ」以外の何物でもない。
準備不足、不適切装備が原因。
ならばまずはこの準備、装備から見直すことに。

 今週に入ってからというもの札幌市内はずっと雨が降り続き、
気温は20度を下回っている。
しかし先週までは30度前後の気温で、いくら北海道とはいえ「涼しい」とは言い難い。
(それでも猛暑の地域の方々には「暑い」というのは申し訳ないが)
涼しく、そして動きやすく、さらに必要最低限の持ち物が無理なく持てる装備を用意した。

 前回の反省点のひとつにキャップ(帽子)があった。
ツバがある分、視界を確保するためには顔を上げなくてはならず、
それが首にサイレントキラーの如く負担をかけた。
そんなわけでまずはヘルメットを入手することに。

 しかし、2輪や4輪のヘルメットのことは分かるが、自転車に関しては「超」が付くド素人。
一体どこのメーカーのどんなモデルを選べばいいのかさっぱり分からない。
こういうときはネットの力を借りるに限る。
まずはデザインでイタリアのMETが最有力候補に。
クルマと同じくBELLにしようかと考えたけれど、あまりグッとくる感じのモノがなかった。

 自宅から割と近いショップに行き、試着させてもらう。
ちょうどセール時期ということもあり、なかなかお買い得モデルもある。
しかし・・・やっぱり試着するということは重要だ。
単体で見るとスッキリしたフォルムのMET社のヘルメットだったが、
実際に被ってみると、額から前方向にボリュームがあり、
自分としては納得できるものではなかった。

 さて困った。

 そこで、試しに別のメーカーのヘルメットも試着することに。
今度は同じくイタリアのKASKである。
単体で見るぶんにはそれほど「おっ!」という印象ではないが、
被ってみるとフィット感は自分の頭に合った感じだし、
なによりコンパクトなフォルムはいわゆる「キノコ」に見えない。
あとは色の問題だけで、当初はホワイトを考えていたけれど、
どうも「競技色」が強くなるように見えたのでブラックをチョイス。



KASKのエントリーモデル’Rapido’。
そのまま使えないという悲しい(?)性で、本来は耳上部分がホワイトになっているが、
カーボンシートを貼り、イタリアカラーのストライプも自作。
サイドのKASKのロゴはオリジナルを剥がし、
ブラックの反射シートで作り直した。
写真はフラッシュのためにほとんどホワイトのロゴに見えるけれど、
実際は黒に近いガンメタリックである。

 そして次はウエア。
以前のようにスウェットパンツにTシャツはさすがにマズイ。
かといって本格的なサイクリングウエアというのもちょっと気後れする。
そこで知恵を絞って揃えたのがこちら・・・



 アルマーニのスポーツラインであるEA7のフィットネスパンツ、ベスト、
そしてグローブ(これは当初から使っているが)。
このベストがなかなかの優れモノで、EA7ではサイクリングウエアのラインナップはないのだが、
反射生地のラインが前後に入り、ポケットが背中にあるなど、
明らかにサイクリング用であることをうかがわせる。

 これで準備は整った。
予想最高気温が30度という日、前回同様、朝9時に自宅を出た。
自転車は市街地がとても走り難い。
それでもなんとか走りやすそうなルートを考え、信号のない道路まで抜ける。

 ノドが乾いたり、空腹を感じる前に先手を打って水分と栄養を補給した。

タイヤとホイールを交換したこともあり、快調に走ることができた。
新調したウエアやヘルメットは効果絶大だった。

 まずヘルメットのおかげで視界が広い。
やはり首への負担がほとんどない。
しかも帽子より涼しいというオマケ付き。
しかしヘルメットの効果はそれだけではなかった。
インナーが額から流れる汗をことごとく吸い取ってくれる。
このインナーはマジックテープで付いているだけなので、外してすぐに水洗いすることもできる。

 ウエアも予想通りで、まず涼しい。
通気性の良い生地の上に、ハーフパンツというのはこんなにも涼しいのかと。
当然、脚の動きも軽くなる。
ベスト背中にあるポケットも重宝した。
自宅のカギや財布、補給食を入れてもかさばるような感じがしない。

 結局、クロスバイクで最初に走ったときより15分も早く霊園に到着できた。
前回より30分以上早い計算になる。

 競技をしなくても、自転車で遠出をするということは
それだけでもスポーツだと思うと、やはりそれに見合った装備は必要だということを痛感した。

 これで自分自身に課したハードルはひとつクリアした。

 さて、次の目標は・・・・

続く~~~~~~


Posted at 2018/08/17 20:16:58 | コメント(6) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2018年08月10日 イイね!

さらに新しい世界へ

さらに新しい世界へ 自転車という新しい世界に足を踏み入れたことは先日のブログで書いた通り。
しかし自転車の世界もクルマ同様、実に深く面白い。
そうなるとさらに深みにハマるわけで、当初は、いや、つい数か月前には考えもしなかったことを考え始めることに。

 ビアンキのクロスバイク(ROMA3)での往復80㎞は、ビギナーの自分にとってなかなかハードなものではあったけれど、その面白さや充実感はやはり素晴らしいものだった。
ただ、ペダルを漕ぎながらふと思った。

「これがクロスじゃなくてロードだったら、どんな感じなんだろう・・・」

 あとで分かったが、理論的に長距離はクロスのほうがネガな面がある。
(自転車の達人である知人は「まあ~クロスでも100㎞くらいは普通に走ってきますけどね~」とサラッと言っていたが)
前傾姿勢が緩い分、普段乗りではラクだが風を受ける長距離ではけっこうな負担になる。
タイヤもワンサイズ太いものになるせいか、5㎞ほどの直線を延々と走っていると、
そのタイヤの太ささえも抵抗になる感じがした。

 ロードバイクなどという、本格モデルには乗るつもりなどまったくなかったが、
沸々と「乗ってみたいな~」という思いが沸いてきてしまった。

 そんなとき、背中を押してくれたのは家内だった。
実は私がこうなることを予測していたらしく、ROMA3を購入したときも
内心「あ~早まっちゃったのね~!」と思っていたらしい。

 そして清水の舞台よろしく、意を決して手に入れたのがこちら。



 デローザ、コルナゴと並び「イタリアビッグ3」の呼び声高いピナレロ。
若葉マークがフェラーリに乗るようなものである。
しかしこのデザイン、スタイル、佇まいにすっかりヤラレテしまった。
今ではカーボンフレームが主流の中、
アルミフレームというのも自分としてはツボだった。

 よし!これで再び同じルートを走ってみよう!

 そう思い立って走り出した7月下旬。
今度は余裕を持って午前中にスタート。
やはり走りが軽いというか、スムーズな感じがする。
「やっぱりロードは違うんだな・・・」などと思いながら順調に距離を伸ばした。
片道の途中までは・・・・

 ただ、スタート直後のスムーズな印象の割には
自分自身としてはちょっとキツイ感じもしていた。
「あれ?こんなにキツかったかな?」と思いながら、
もっともアップダウンが激しい山道を走った。

 途中何度か休憩をしながらゴール地点である霊園に着き、そこで昼食を摂った。
日陰で腰を下ろし、1時間ほど身体を休めた。
隣の墓地ではおばあちゃんが一人、手を合わせている。

「さて、戻るか・・・」と腰を上げると、そのおばあちゃんが近くまで来ていて
「暑いですね~」と声をかけてくれた。
「そうですね。今日は特に暑いですね。」と応えると
「氷、いるかい?」
思わず遠慮もせずに「イイですね~!」とご厚意に甘えることに。
するとおばあちゃんは持っていたバッグの中から
凍ったアクエリアスを差し出した。
「え?いいんですか?」と戸惑う私に
「まだあるよ(^^)」とコーヒーまで出したので、さすがにそれは遠慮させていただいた。

 あのおばあちゃん、晩年の母のようだったな・・・などと思いながら来たルートを戻ることに。
しかしこの凍ったアクエリアスに、自分が救われることになるとは・・・。

 十分に休憩をとり、昼食もそれなりに食べたのだが、どうもペースが上がらない。
どんどん「キツイな・・・」という思いが強くなっていく。
往路よりも頻繁に休憩をする。
しかし、市街地ではない場所で休憩を取ろうにも、日陰が見つけられない。
立ち止まって休んでいても、容赦なく真夏の日差しを浴びることに。
復路のほうがラクなルートではあるけれど、それでも上り坂もある。
急な登りをクリアしたあと「そうだ、冷えたアクエリアスがあった」と思い出した。
飲む前に首や頭、そして顔を冷やす。
休んでいる間に氷も溶け、水分補給と少しだけ身体も冷やすことができた。

 そこから頑張ってようやく市内までたどり着いた。
そうなるとコンビニに入ることができる。
水分補給と店内のエアコンで身体を冷やすこともできる。

 しかし、このあたりで自分自身の異変に気付く。
「おかしいな」から「やっぱりおかしい」という感じである。
休憩をとると、再び走り出す際には身体全体が軽くなった感じがするのだが、
それがまったくない。
それどころかかえって苦しい。
さらになんとも言いようのない「気持ち悪さ」を覚えた。

 そのとき始めた気づいた。

「ひょっとして・・・これって今ウワサの熱中症?」(遅いって)

こうなるともう、ただただ無事に自宅に戻ることが最優先。
ちょっと走っては休み、を繰り返し、ヘロヘロになりながらなんとか自宅のドアを開けた。

 今思えばかなりの「やってはいけないこと」をやっていた。
まず、いくら北海道とはいえ、この日の最高気温は34℃まで上がったらしい。
天気に無頓着だった。
そして装備というものを甘く見ていた。
グローブこそしていたものの、スウェットパンツにTシャツ、サングラスにキャップと、
あの天気では不適当極まりない装備だった。
スウェットパンツは体温を上げ、
キャップはツバがあるため視界を確保するには首を上げなくてはならず、
これが思いのほか体力を奪った。
「サーキットでの安全装備にオーバークオリティはない」と言っていたにもかかわらず
自転車ではこの始末・・・恥ずかしいことこの上ない。

食事や水分補給もテキトーだった。
後で色々調べたけれど、「ノドが渇いた」「腹が減った」と感じてからでは遅いらしい。
どちらも思い切りやってしまっていた。

 そんなわけでロードバイク初の長距離走行は、なんとも手痛いしっぺ返しを喰らった。
帰って来て水風呂に浸かりながらホッと胸を撫でおろした。
しかし、これで終わるのもなんだか悔しい。
このまま引き下がるわけにはいかない。

 ようやく体調が戻り、PC画面に向かう。

「まずはヘルメットだな・・・」

続く~~~~~~
 



Posted at 2018/08/10 20:31:44 | コメント(8) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2018年08月08日 イイね!

新しい世界

新しい世界 ことの発端は5月まで遡る。

 東京にいる甥っ子が海外の学校に進学するというので、出発する前に会いに行った。
そのとき、義妹が「近所のお店でビアンキ(自転車)のミニベロがセールになってるからどうしようかな~」という話をしていた。
さらにその店からビアンキのカタログももらったらしく、はじめて本格的な自転車のカタログというのを見た。

 確かにカッコイイ・・・。
今までぼんやりと描いていた自転車というものとはまるで違う。
ロードバイク、クロスバイク、まさに「バイク」という表現がピッタリだ。
(ちなみに自転車は英語でbicycleと習うが、bikeでも意味は同じ)

 「でもこういう自転車って高いんだろうな・・・」と思いながらカタログをめくった。
確かに高い。
軒並み10万円以上、30万円を超えるモデルも珍しくない。
レース用の本格モデルになれば100万円を超える。
その世界を知らない人間からすれば「自転車の値段じゃない」と思える。

 それでも「まあ、自分が乗るならクロスバイク(ハンドルが一文字になってるタイプ)かな・・・」
などと思いながらクロスバイクのページを見た。
やはり本格的なロードバイクとは違い、値段からして違う。
「え?こんな値段でビアンキが買えるんだ・・・」
このとき、ちょっとグラッっと来ていた。

 そのまま札幌に戻ったが、ビアンキのクロスバイクをどうしようかと思い悩む日々・・・。
買うか買うまいかの決断以前に、自転車に関してはまったくのド素人。
市内のどこに自転車屋があるのかも分からない。
まずは自宅からもっとも近い自転車店に出向いた。
しかし残念ながらビアンキの扱いはないとのこと。
仕方がないと思っていたところ、対応してくれた店員が扱いのある店を教えてくれた。
まったく違う会社なのに、「個人的に付き合いありますから」と笑顔で教えてくれた店員さんに感謝!

 紹介してもらった店に行くと、ビアンキのクロスバイクはもちろん、
ロードやMTBもズラリと並んでいた。
このあとも色々と自転車店は見て回ったけれど、ビアンキの在庫数はココがいちばんだった。

 この時点でもやはり買うかどうかは迷っていた。
確かにビアンキの自転車と考えれば高くはないが、決して「安い買い物」ではないからだ。
実際に現車を目の前にしたけれど、思い悩む日々は続いた。

 しかしいい加減ウダウダ考えるのも面倒になってきた。
「よし!買うぞ!」とクルマを走らせた。
お目当てはクロスバイクのローマ4というモデル。
色とサイズが合えば、クルマに積んでお持ち帰りだ。

 店に入り、ローマ4購入の旨を告げると対応してくれた男性スタッフが
「実はひとつ上のモデルのローマ3がセールになる予定でして、
まだセール価格の表示はしてませんが、セール価格でお出しできますよ」と。
ローマ3は前後にディスクブレーキが装備される。
これだけでもう値段がポンと上がってしまうけれど、
驚きのセール価格のおかげでローマ4とほとんど同じ価格。
急遽、ローマ3納車となった。
98年にアルファロメオ145を新車で購入して以来、
実に30年ぶりの新車である。

 翌日から自転車生活が始まった。
といっても通勤に使っているわけではなく、近所をチョロチョロ走るだけである。
それでも想像以上に自転車は楽しい。
学生のころは日常の足として使っていたが、
そのころには感じられなかった面白さである。

 さらに・・・
この場を借りてお詫びしたい。
世界中の自転車フリークのみなさんごめんなさい!
私、自転車ナメてました。
こんなにも全身運動なモノだとは知らなかった。
子供のころからの「歩くのが大変だから自転車」という発想が完全に変わった。
でもちょっと考えれば簡単な話か・・・
「人力では大変だからクルマ」というなら、スポーツカーやレーシングカーは成立しない。

 そして先日、ほとんど思い付きで遠出をしてみた。
母と兄が眠る霊園までローマ4で行ってみた。
2時間くらいあれば行けると思っていたが甘かった。
予定時間を大幅に超え、霊園にたどり着いたころには「間もなく当園の閉園時間となります」と、
園内放送が流れていた。
結局自宅に戻るころにはすっかり日も暮れており、往復で6時間ほどかかった。
それでも走り切ったという充実感で悪い気はしない。
あとで家内がスマホのナビで距離を計算したら片道40㎞もあった。

 自転車で走るということ、そしてそれに関わる様々な事柄も含め、
自分の目の前に新しい世界が広がったという気がしている。

 しかし人間は欲深い。
このときはこれで幸せだったが・・・・
その一方で・・・・

続く~~~~~~

Posted at 2018/08/08 20:07:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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