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2019年02月22日 イイね!

常識を疑ってみる

常識を疑ってみる TOP画像は1982年イギリスGPでのワンショット。このレースでラウダはシーズン2勝目を挙げた。’79年シーズン末の、突然の引退からの見事な復活である。
 復帰にあたり、ラウダは2年半のブランクを埋めるべく、元オーストリアアルペン競技代表のウィリー・ドングルを専属のトレーナーに迎え、トレーニング方法はもちろん食事に至るまでドングルの指示を仰いだ。
 
 今では珍しいことではないが、30年以上前にスポーツ選手がその競技に適したトレーニングや食事を、専属のトレーナーの指導の下で行うというのは一般的ではなかった。
大まかにその内容はラウダの著書にあるが、それは今読んでも適切なものであることが分かる。


 さて、前置きが長くなってしまったけれど、以前ブログにも書いたように、
すっかり健康オタクのような生活を送っている。
しかし断っておくが、私は健康オタクではないし、これからお話する食事に関しても
決してフード左翼などではない。

 昨年春、家内の入院を機に夫婦で食事を見直し、
さらにファスティングにも取り組んだという話は以前にも書いた通り。
おかげで体調はすこぶる良く、この冬はまだ風邪もひいていない。

 実は食事を見直したのは、何冊かの本を読んでのことだった。
著者は違うのだけれど、書いてあることは大筋同じことだった。
興味深いことをピックアップすると以下のようなもの。

・牛乳や乳製品を摂り、骨を丈夫にする。
・たんぱく質を摂るために、肉を食べたほうがイイ。
・白米を積極的に食べる
・マーガリンやサラダオイルは少なめに。
・野菜ももちろん多めに摂ろう。
・甘いものはほどほどに。
・1日3食しっかり食べる。

・・・これらは割と常識と考えられているものではないだろうか。
少なくとも私はこれらのことに疑いを抱くことはなかった。

 しかし、すべて間違いである。

ひとつひとつ説明していてはあまりに長くなるので、
興味のある方はご自身で調べていただくとして、
私はその結果だけをお話したい。

 まずこの1年、私は牛乳を1滴も飲んでいない。
ヨーグルトのような乳製品もほとんど口にしていない。
肉は月に2~3回食べる程度。
我が家からは白米は姿を消し、今では玄米が主食となっている。
油を使う「揚げ物」「炒め物」は食卓から消え、
マーガリンは元々常備していなかったが、使われている食品も口にしていない。
野菜はスーパーで買うことはなくなり、
固定したお店から購入している。
本当は甘いものは口にしないほうがイイ。
甘いモノを控えるというのは、甘党の自分としては少々ツライところだが、
以前に比べたら自分でも驚くほど口にしていない。
今では朝抜きで1日2食である。

 と、まあこんな具合である。
内容だけを見たらすっかりフード左翼である。
ただ、詳しい理由は割愛するけれど、
3つの大きな理由だけは書いておく。

・日本の農薬使用量は先進国では群を抜いて多い。(ちなみに某大陸より多い)
・食品添加物の使用許可数は、これも先進国ではトップ。
・日本人の食糧摂取量は多く、さらに1日3食という世界の常識は近代になってから。

 1日2食にしたのはこの半月ほどのこと。
50年以上、朝食を抜いた記憶がほとんどない自分が
果たして朝食抜きを実行できるか不安もあったが、
なんの問題もなく今も継続できている。

 しかもこのほうがラクなのである。
朝食を食べていたときは、昼前の11時を回ったあたりから強烈な空腹に襲われていた。
ところが朝を抜いたら、この強烈な空腹が来なくなった。
それほど気にならない一定の空腹が続くだけ。
だから昼食になったからといってドカ食いすることもない。
今までの強烈な空腹感のほうが、昼になってガツガツ食べてしまうことが多かった。

 これまでの食事改善のおかげで、体調は良くなり、
昨年の今頃と比べて体重は10㎏も減った。
しかし効果はさらに続き、今ではさらに4㎏の減量となった。
この体重はほぼベスト体重と言えるもので、
大学時代とほとんど変わらない。
階段を登るとき「そうか、今までは17インチのホイール2本背負っていたのか・・・」などと思った。
今シーズンの156Bでもっとも軽量化できたのはドライバーになりそうだ。

 ただ、減量したのはあくまで結果であり目的ではない。
ダイエット目的で食事を改善したわけではなく、
あくまで自身の健康、生活を見直すためである。

 世の中には社会毒が蔓延している。
身近なところではタバコなんかがその代表みたいに言われている。
タバコは体にが悪い、!吸ってない人間にとっても迷惑だ!禁止にしろ!と喚き散らす人々がいる。
しかし、そのタバコの何百倍も害のあるものを毎日口にしていることを、
ほとんどの人は知らない。

 今回、いろんな文献を読んでもっとも収穫だったのは
知らなかった世界を知ることができたということ。
そしてそのことによって、長年疑問に感じていたことの多くが解消された。
そして常識だとなんら疑っていなかったことが、
実はまったくの誤りであったこともよく分かった。

 常識を疑ってみることも、なかなか面白い。
Posted at 2019/02/22 21:44:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2019年02月15日 イイね!

そのクルマ、テクノマグネシオを履く・・・・ところまではいってないが・・・・・

そのクルマ、テクノマグネシオを履く・・・・ところまではいってないが・・・・・ 昨年末、ついに念願のホイールが手に入った。

Tecno Magnesio 205R 7.5J×17 PCD98

むろんこれはサーキット用ではなくストリート用、すなわちGTV用に入手したものだ。
145に乗っていたころ、思わぬバーゲンプライスでこの205Rを手に入れることができたが、その145をサーキット仕様にするにあたり、費用捻出のため手放したという過去がある。

 もちろん145とGTVではサイズ(リム幅、穴数)が違うので、仮に持っていたとしても合わせることはできなかったけれど「いつかはテクマグの205Rを・・・」という思いはずっとあった。

 しかし、いかんせんもうかなり古いモノになる。
個体数が減っているのか、最近ではすっかりオークションでも見かけることがなくなった。
そんな中、出品者の方には申し訳ないような金額で落札できた。

 ただ、それには少々ワケがあった。



 タッチアップ等では直せないような大きな「欠け」。
さらに・・・



 これもけっこうな「ガリ傷」と言える。

 もちろんこちらとしては、それらを考えても充分安い買い物をさせてもらったと思っている。
問題はそれらをどうやって「見られるレベル」にするか?である。

 最初からやり方は決めていた。
これは「良い子はマネしちゃダメ!」の、FRPを使う独自の方法である。
これまでもそのやり方でホイールのガリ傷は修理してきた。
ただ、ここまで大きな「欠け」というのはやったことがない。
キレイにすることはできるが、タイヤを組む段階でどうなるかはちょっと分からない。

 そして今回もっとも手間がかかったのは色の問題だった。
テクノマグネシオ純正カラーというのは、さすがにソフト99でもHoltsでもラインナップしていない。
もっとも確実な方法はホイールを1本、量販店に持ち込み、色見本と照らし合わせることだ。

 しかし、ふと自分のスプレー塗料の在庫を見ると・・・
ホンダのポリッシュドメタルMと、ピューターグレイメタリックがあった。

ひょっとしてなんとかなるかも?と思い、スプレーを紙コップに吹き、
FRPで仕上げた部分を面相筆でタッチアップしていく方法を取った。

 ところが・・・
このやり方は大失敗だった。
いかにも「筆塗りです!」という感じでダメダメ・・・。

さて困った・・・

そこで筆塗りではなく、ダメ元でポリッシュドメタルMを軽く吹き付けてみた。
あれ?意外とイケる。
正確に言えば、テクマグ純正色と比べた場合、
ポリッシュドメタルMでは暗いし、ピューターグレイメタリックでは明るい。
しかしぼかすように吹き付ければ、意識して見なければ気にならない。
いや、気にしないようにしよう。

 そして「欠け」の部分は・・・



「なんということでしょう!」と言いたくなる心境だ。
うまくごまかすことができた。

さらに激しいガリ傷も・・・



こんなふうにキレイになった。

やはり2本並べて撮りたくなる。


 
 いい眺めである。



 サーキット専用ならセンターキャップは付けないほうがいいが、コレはストリート専用。
やっぱりアルファマークがほしいところ。
しかし・・・



付属していたセンターキャップはホイール以上に劣化が激しい。
さすがにコレは使えない。
そこでジャストサイズのエンブレムを購入し、この上から貼り付けた。
値段は安かったが質感は高い。



 息を吞む美しさだ。
星の数ほどある自動車用のホイールの中で、
私はこのTecno Magnesio 205RがThe Bestだと思っている。

スポークの太さの絶妙さ、
その躍動感、
センターキャップ周辺に向かう奥行き等々・・・・

まさしく彫刻と呼べるような美しく、かつ力強いデザイン。


 今回、このホイールの出品者氏は、なんと私のことを知っている方だった。
といっても面識があったわけではなく、
もう20年も前に私の145がaf-imp誌に掲載されていたのを覚えてくれていた。

「あの145を見て、テクノマグネシオを自分の156に履かせようと思ったんです!」

嬉しくなったと同時に、このホイールに縁を感じた。
もう一生モノである。

春になったらGTVに履かせるのが、今から楽しみだ。
Posted at 2019/02/15 19:43:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年02月12日 イイね!

なんてことだ!

なんてことだ!「・・・運命の女神というのは悪戯が好きだ。この悲壮なまでの若者の願いを、一旦は叶えておきながら地獄に突き落とす。今は彼が一日も早く元気な姿を見せてくれることを祈るのみである。」

 上記の言葉は1976年に発行された「AUTO-SPORT F1特別号」の中にあったニキ ラウダのプロフィールの一部である。76年といえば我が国で初のF1 GPが開催された年であり、そしてニキ ラウダがニュルブルクリンクで瀕死の重傷を負った年でもある。
 日本GPを目前にこのAUTO-SPORT誌が発行された時点では、まだラウダは復帰はおろかその生命さえも危ぶまれていた。


 今日、ショッキングなニュースが飛び込んできた。

 『競泳の池江璃花子選手 白血病に』

 私は競泳という種目に詳しくないし、東京五輪に向けてメダルだメダルだと騒ぐつもりもない。
けれど池江選手には好感を持っていたし、卓越した天性というのはこの競技のド素人でもワクワクさせてくれる。

 我々凡人には想像すらできないような期待や重圧を日々感じながら、この選手は東京五輪に向けて練習をしていたのではないだろうか。
常に結果を求められ、しかしことごとく期待以上の結果を残してきた。

 そんな中での病気入院である。

 このニュースを耳にしたとき、冒頭の記事を思い出した。
運命というのは、かくも残酷なものなのか。
ここまで、泳ぐたびに記録を伸ばし、結果を出し、そしてこれからは五輪選考に臨み・・・。
夢に向かってすべては順調だったはずだ。

 18歳の若さで受け入れるには、あまりに残酷だ。

 そんな中、ネット上ではこんな声が多かった。
「今は五輪よりも治療に専念して!」
「身体がなにより大切。五輪はその次でも・・・」等々。

もっともである。
特に池江選手と同年代の子供を持つ親なら、当然と言える考えだ。

 しかし、私は違うと思っている。
このレベル、いや領域と言うべきか。
その世界にいる人たちは、普通の人たちと生きるという意味が違うんじゃないだろうか。
池江選手で言えば、泳ぐことすなわち生きることじゃないか。
こんなことを言うと「そういう考えが選手に重圧を与え、メダル至上主義になるんだ!」と怒り出す人がいるが、私にそんな考えはない。
もちろん周囲の大人がこの選手の体調を管理する必要もあれば義務もある。
しかし、だからといって五輪のことは忘れて治療に専念しなさいというのは、
18歳の若者の生きがいまで奪うことになりはしないか。

 目標に向かうモチベーションは医療の常識を超える。
さらに心身ともに鍛え抜かれた人間は、しばしば医者が首をかしげる回復を見せる。

 ラウダと同じく瀕死の重傷を負ったロバート クビサの担当医は以下のように述べている。
「私は何名かのGPライダーやレーシングドライバーを担当したが、
彼らは我々の常識を超えた回復力を見せたことがある。」
そしてそのクビサも、今シーズンからF1に復帰する。

 私は能天気な夢想家だ。
だから池江選手の奇跡の復活を信じている。
運命の女神の悪戯は地獄に突き落とすところでは終わらない。
あのニュルブルクリンクの大事故のあと、誰がラウダの復活を予想出来ただろうか。
ラウダは事故からわずか6週間後にフェラーリのコクピットに戻り、
さらに翌年は2度目の世界タイトルも獲得している。

こういうストーリーのクライマックスは、誰もが予想し得ない復活劇だ。
Posted at 2019/02/12 22:57:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2019年02月01日 イイね!

サギ

サギ TOP画像はアオサギ。
去年ロードバイクで札幌郊外を走った際、田んぼから突然アオサギが飛び立つのを見て驚いた。
大型の野鳥で、なんとも優雅に低空飛行していた。

 今日の話題はアオサギの話ではない。
正真正銘のサギ、いや、詐欺というヤツだ。
それにしても人を騙すロクでもない人間を詐欺と呼ぶが、一方で野鳥のサギが気の毒な気もする。

 さて本題。
ネット上ではあるけれど、初めてホンモノの詐欺に出会った。

 私はよく某オークションを利用する。
落札も出品も、どちらもしている。
今回は出品での話。

 使わないモノはドンドン売りさばくのが私の信条。
そんなわけでもう何年も履いていない靴を出品した。
新品での価格は10万円前後のモノだったが、
市場調査をした結果、それほど需要があるとも思えなかったので3000円スタートにした。

 すると・・・・開始2日で質問が届いた。

 英語だった。(コレでピンと来た人もいるはず)

内容としては即決価格18,000円に対して
「360USドル(約40,000円)で買います!〇〇〇にメールちょうだい!」というもの。
この時点では詐欺とは疑わず、メールしてみた。
「えっ?それって規約違反じゃないの?」とおっしゃる方もいると思うので
一応お断りしておく。
そのいわゆる「質問からの直接取引」(禁止事項)を私は無視した。
そしてオークションを取り消した。
この時点で、私がこの出品物をどうしようとオークション管理者に四の五の言われる筋合いはない。

 そしてこのメールアドレスに連絡してみた。


返事はすぐに来た。
大学生の息子の誕生祝にプレゼントしたい。
送料込みであなたの口座に2000USドルを振り込みます!という。
あれ?さっきは360ドルじゃなかったか?
このあたりから既に怪しいニオイがプンプンである。
まあいい。物を送らない限り、カードを握っているのはこっちだ。

 私の銀行口座の情報を先方に伝えた。
そして念のため、翌日その銀行の海外からの送金に関して
電話で問い合わせてみた。


 どうやら海外からの入金に関しては、国内のように簡単ではないらしい。
先方が振り込んでもすぐには入金にならず、
一度電話で「こういう人から振り込みがありますが間違いないですか?」と連絡があり、
受け取りもマイナンバーを提示して初めて受け取れるそうな。

 そして仕事から帰ると、既に「支払い手続きが完了したよ!」とメールが。
さらに海外送金の大手サイトからもメールが届く。
このメールを自動翻訳サイトで訳したが、まったくと言っていいほど怪しいところはない。

 しかし、こっちも馬鹿じゃないんだよ。

色々と調べることはそれほど難しいことではない。

 その海外送金サイトから届いたメールの内容からして
一発で詐欺と判定できる。

「〇〇様から送金の手続きがありました。
あなたは速やかに荷物を指定の住所へ発送し、
送り状の番号をこちらにメールして下さい。
そうすればあなたの口座にお金が振り込まれます。
これは売り手と買い手を守る当社のシステムです」

 一時期大流行した「ナイジェリア詐欺」と同様の手口だ。

さてどうしてくれようか。
しかし挑発するようなメールを送り付けるのはあとあと面倒になりそうだ。
まずはキッパリ手を切るのが先決。

「私はあなたを信頼していた。
しかしあなたは私を騙そうとしてる。
この取引はまったく信用できない。

The deal is over(取引は終わった)」

 さて、どう出てくるか・・・

と、思っていたが、それからまったく返信なし。
一説によると食い下がってくるヤツもいるそうだが、
今回の詐欺師は諦めが早いのか、あっけない幕引きとなった。

 それにしても世の中悪い連中がいるものだ。
この手の詐欺はけっこう被害に遭っている人は多いみたいだ。
今でこそ注意喚起が広がって、引っかかる人は少なくなったらしいが
ナイジェリアからマレーシアへ、そして今回のようにカリフォルニアに送ってくれ・・・となっている。
オークションの質問欄に英語で書き込みがあったら
99%は詐欺だと思ったほうがいい。

不謹慎だが、ちょっと面白かった。
件の靴は予想外の高値で売れたし・・・もちろん国内の方に。


Posted at 2019/02/01 23:19:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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