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2019年10月21日 イイね!

2019 NEW HOKKAIDO GT Final

2019 NEW HOKKAIDO GT Final 日に日に秋が深まる北海道。
つい先日も走ったTS(十勝スピードウェイ)までの道のりも、明らかに景色の「色」が変わっていた。
気が付けばシーズンは確実に終わりに近づいている。
いよいよ最終戦となったNHGT(New Hokkaido GT)。
前日のまでの雨が嘘のように晴れ渡り、またこの時期の十勝地方としては珍しく暖かい非常に良いコンディションの中で行われた。

 しかし、そんな穏やかな秋晴れの空とは裏腹に、この日は非常に荒れた一日となった。

 自分自身も前日入りしたまではよかったが、
カントリーパークに到着した時点でよりによってワイパーのリンクが壊れた。
雨が降りしきる中、なんとか修理はしたものの、
今度は食事に出かけた先でトドメを刺されるが如く
自作リンクのパーツがポッキリと折れてしまう。
ワイパーがなくても走れないわけではないが、
まったく動かないというのも困る。
あれこれ考えたら、工具箱にあった10㎝ほどの針金に救われた。

 今思えば、私自身の厄払いはこの程度で済んだのかも知れない。

【フリー走行&予選】
 先日のEuro&World cupではいい感触で走れたので、
久々のレースとはいえ落ち着いて走り出す。
1本目で先日のシーズンベストから0.1秒落ちなら悪くない。
燃料の見通しもあるので早々に切り上げる。
 そして2本目、というところで、
正確にはBグループ(Sタイヤ)終了前にアクシデントが発生。
Bグループの車両1台からオイルが漏れたため、赤旗終了。
「オイル処理を行いますので、手が空いている方はお手伝いお願いします」
と場内放送が入る。
コースマーシャルの運転するクルマに、
他のエントラーと共にコースに出る。
パッと見、オイルらしきものは見えないが、
アスファルトに顔を近づけると、確かに「らしい」ものは見える。
試しに手で触ってみると、やはりオイルが付いている。
それがかなりの距離に渡って路面に落ちている。
多くのエントラーが処理の手伝いを申し出たため、
処理用の石灰やほうきが足りなくなり、
結局私は何もしないままピットに戻る。


今回、家内が用意(ピット内で調理)してくれたランチ。
パスタ&リゾット!70年代風にエンジンルームで撮影してみる。


 そんなわけで2本目はかなり様子見の走行となる。
それでも滑るという印象はなく、他のドライバーはいつも通り攻めていた。

 コースの心配はほとんどなくなったので、
予選はベストを目指して攻めた。
これまでとは違った走り方をしているが、
まだ「頭の中」と「感覚」が一致しない。
シーズンベストの0.8秒落ちと知り、もう一回と思い1コーナーに入る。
そこそこまとめた感じはあった。
シーズンベストとほぼ同タイム。
狙って出せたのだからよしとしよう。

Aグループ15台中13位

【決 勝】
 NHGTの決勝レースの前に、DTCC(AE86ワンメイクレース)が行われた。
このレースでも、またしてもオイル漏れ発生。
チェッカー後に車両回収が入った。
回収だけならそれほど時間はかからないものだが、
ここでもオイル処理があり、Aグループのスタートは大幅に遅れた。
アナウンスがなかったこともあり、
多くのドライバーはヘルメットを被り、既にクルマに乗り込んでいる。
それでもなかなか処理は終わらない。
20~30分も待っただろうか。
ようやくコースオープンとなりグリッドに付く。


決勝前、車両回収とオイル処理のため待たされることに。
ヘルメットを被った状態でウロウロする、の図。


 まずまずのタイムと思っても、下から3番目というのが現実。
先日のブログにも書いたように、NHGTのインフレは激しい。
スタートは上手くいったが、それでも前に出られない。
ポジションキープを考え1コーナーを目指す。

 ところが・・・オイル処理の石灰がまるで雪煙のように激しく舞い上がる!
前方のクルマはもちろん、どこまでがコースかも分からないほど。
この状態は2コーナーを抜けても続き、
さらに時間が押したせいもあってか夕日が眩しく、
コーナーによってはゼブラ付近が見えにくい。

 予選タイムで考えたらどぅーさん以降の前方グループには付いていけそうにないが
少しでも離されないで走りたい。
しかし一方で後も気になる。
すぐ後ろにはサラリーマンNEOさんが食らいついてきている。
コーナー進入では前を、出口ではミラーでセリカを・・・
そんなことを繰り返しているうちに、
3周目あたりからセリカの姿がミラーから消えた。
心配になりながらも前を行くRX-8に意識を集中。
予選では水を開けられたが、食らいついていけばチャンスはある。
視界から消えないようにこっちも必死にプッシュ。
しかしやはり地力の差は埋められず、
背後についてプレッシャーをかけるところまでは持ち込めなかった。
ところどころでミスもあり、シーズンベストの0.3秒落ちが
この日のレースベストだった。

 とはいえ、まずは無事に終わることができた。
そこは素直に喜ぶことにしよう。
反省材料はいくつもあるけれど、課題があるのは喜ばしい。

 このレースでgood-eyeさんは復活を果たし、
どぅーさんも遠くからエントリーしてくれた。
思えば0541RACINGの3台が揃うのは実に約3年ぶり。
さらに伝書へびさんも応援に来てくれたし、
荒れ模様の一日だったとはいえ内容の濃いレースだった。


応援に駆けつけてくれた伝書へびさん。
この人にチームが救われることに・・・。ありがとうございました!
PS:Newエンジンの2000GTVの音に感動!


 毎年NHGTの最終戦でシーズンを締めくくり、
気持ちとしても「今シーズン終了!」という感じでいるが、
今年はどうも「終了!」という気になれない。
もう少し走りたいというのが本音であり、
タイヤもあと1回くらいなら充分いけそうだ。

 天候と自分自身の予定を合わせて、
もう少し考えてみたいところだ。



Posted at 2019/10/21 23:13:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記
2019年10月17日 イイね!

2019最終戦

2019最終戦 毎年同じようなことを言っているけれど、つい先日まで半袖で過ごしていたはずなのに、ここ数日でめっきり秋めいている。
今では長袖の上に何か羽織らないと外出はできない。

 さて10月も下旬。
それはシーズンの終わりを意味する。
今週末はNew Hokkaido GT最終戦である。
今のところ、このレースで今シーズンを終える予定。

 話は変わるがTOP画像をご覧いただきたい。
これは今から13年前、私がはじめて北海道GTに参戦したときのものだ。
すなわちそれはスプリントレースでのデビューレースでもあった。
当時はASKスポーツが主催しており、
名称もHOKKAIDO GT SERIES、通称HGTSだった。
TOP画像は第4戦、場所は今は閉鎖になってしまった北海道スピードパーク。
HSPの愛称で親しまれていたテクニカルコースだった。

 なぜ今こんな画像を引っ張り出してきたかというと、
ふと「自分はHGTSの時代から、何戦走ってきたのか?」と思ったから。

すると、このHGTS第4戦のデビューレースから数えて
今週末のNHGT最終戦でちょうど60戦目になることが分かった。

13年という年月は、周辺環境も自分自身も変わるのに十分な時間だった。
前述のとおりレースの主催はASKスポーツからプロショップ会、
そして十勝スピードウェイへと変わっていった。
コースも白老カーランド(SCL)やHSPが相次いで閉鎖になり
現在は十勝スピードウェイのみとなった。
今では信じられないが、06年は4月のSCLに始まり
HSPや十勝(ジュニア&クラブマン)を転戦し、
なんと年間8戦もレースが行われていた。


06年第6戦十勝CMコース。このとき初めてCMコースを走った。
初CMがウエットという、なんとも大変なレースだった。


私自身もクルマは145→145B→156(1戦だけGTV)→156Bへと変わった。
参戦するクラスも当初はGT-200R(200PS未満のラジアル車)から
EURO2へとスライドしていった。

 十勝までのアクセスも大きく変わった。
今では更別まで高速が通っているけれど、それ以前は下道を走った。
当然帰りは遅くなり、自宅に戻るころには日付が変わっていたこともあった。

 そんなわけで、少々思い出にふけってしまったが、
これからもNHGTを走り続けるつもりではいる。
ただ、先日久々にトラブルで走れなかったことで
レースをピットから見ていた際に思ったことがある。

 エントラーのアベレージは確実に上がっており、
もし自分が走ったとしても下位10%になることが予想できる。
今の自分のタイムを考えると、10年前では考えられないことだった。
10年前ならCMコースなら1’45~1’50くらいのエントラーがもっとも多かった。
このくらいのタイムは比較的経験の浅い人が多い。
自分もその中の一人だった。
別の言い方をすれば、それだけビギナーからベテランまでが走っていた。

 しかし今のアベレージでは、
とてもビギナーが「走ってみようかな」という雰囲気ではない。
そして私自身も、現在のNHGTに以前ほどの意義を見出していないことも確かだ。
加えて年間3戦という少なさ・・・。
ただ、通常の走行会にはない「レースの魅力」に関しては
昔となんら変わらずに感じている。



 13年間で多くの変化があった。
いつまでも同じ状態が続くことはないと思っていい。
と、すると現状もこのまま続くとは考えにくい。
何か新しい波が起きるかも知れない。
そんな期待を込めながら、これからも走り続けていこうと思っている。
もちろん、できる限りのアクションはしていくつもりだ。
Posted at 2019/10/17 20:54:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記
2019年10月14日 イイね!

Euro&World Cup 2019 Final

Euro&World Cup 2019 Final 関東地方に甚大な被害を及ぼした台風19号。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧を願うばかりである。

 北海道に台風は上陸しなかったが、若干の天候不順の心配がある中開催されたEuro&World cup最終戦。
40台ほどのエントリーがあり大盛況だった。

 我が0541RACINGのgood-eyeさんも2年半ぶりの復帰戦となったこともあり、
肌寒いとはいえなかなか熱気のある雰囲気になった。

 今回もすっかり常宿となった熱中ゲストハウスに前泊。

ここは簡素な宿だけれどセンスがよく、しかも隣接している熱中食堂というレストランが非常に美味しい。
しかし最近になってシェフが辞めてしまったらしい。
それでも後を引き継いだ若い女性スタッフが、
これまでと変わらない味を提供してくれている。
料理の質や来客数を考えれば、明らかに人手不足と思われるお店で残されたスタッフが頑張っている。
応援したくなるお店なのは間違いない。



 さて、話を元に戻そう。
前述の通り、今期最多と思われる参加台数のため、
今回はジュニアコースでは3グループ、クラブマンコースでは2グループに分けられた。

 まずは1本目、気温が低いこともあり
いつもよりも1周多くウォームアップをする。
3周目からアタック。
ところがヘアピンを立ち上がったところでパワーが抜けたのを感じる。
「もしや・・・」と思ってメーターに視線を移すとチェックランプ点灯。
ピットに戻ってソケット類をチェック。
この場合、エンジンを再始動させればだいたい治る。
その後は普通に走ることができた。
先日の0541MEETINGのときより0.1秒だけ良いタイム。
スタートとしてはマアマアといったところ。

 2本目は積極的に攻める・・・といきたいところだったけれど、
どうもイメージ通りに操作できないという感じ。
特にS字のひとつめを、これまでとは違うラインで走ってみたが、
もう少し練習が必要かも知れない。
しかしその後のヘアピンの入りは悪くない。
結果として1本目を0.1秒削ったのみ。
ベストの0.4秒落ち、ややほろ苦なタイム。

 午後からはクラブマンに移動。
ジュニアのタイムを思えばあまりクラブマンでのテンションは上がらない。
しかし実際に走り出してみると、これがなかなか面白い。
なかなかクリアラップが取れないものの、
同じようなタイムのクルマと走れたのは楽しいものだった。
タイムはパッとしないものだったけれど、
久しぶりに走りを楽しむことができた。
ベストの1.4秒落ち、まあこんなものか。

クラブマン2本目は、すでに帰ってしまった人もいて
1本目よりはずいぶんとコースに出ているクルマが少なかった。
そうなるとクリアが取りやすい。
タイヤも温まっている。
すぐにアタック。
アクセルを開けるタイミングと
ブレーキングポイントで突っ込み過ぎないことを意識。

ラップタイマーに表示されたタイムを見て
「今日は終わりにしよう」と思った。
ベストの0.6秒落ち、シーズンベストが出た。
「もう1周・・・」と思わなくもなかったが、
考えて走って、そして出たタイムなので満足できた。

やはりドライバーのスキルアップに勝るチューニングはないということか。

 ベスト更新とはならなかったけれど、
自分自身の走りを考えていく上で、非常に収穫の多い一日だった。
やっぱり考えて走らないといけない・・・
表現を変えれば、考えて走ることは面白いということか。



 さて、来週はNHGT最終戦だ。
今日のイメージをさらにハッキリとしたものにして、
もう少し詰めていきたい。
やっぱり走るのは面白い!

Posted at 2019/10/14 22:21:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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