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2020年03月28日 イイね!

2020シーズン

2020シーズン 気が付けばすっかり雪は少なくなり、一歩外に出れば春めいてきたことを実感する。
新型コロナウイルスの影響で、例年通りの春とは言えなくなったが、それでも人が動き社会は回っている。

 もうすぐ十勝スピードウェイから2020年のカレンダーが発表されるようだ。
今年は雪解けが早いようなので、コースオープンも割と早い時期になりそうな気がする。

 しかし、一方で自分はどうしようかと考えてしまう。

 いつもならHNGT(New Hokkaido GT Series)とE&W(Euro&World Cup)を
まず最初に確認し、自身のスケジュールと照合する。
今年もそのつもりでいるのだが、本業の年間計画は大幅な見直しを迫られている。
例年、春にはこの仕事があって、秋には・・・という具合に
一年間の流れはおおよそ決まっている。
ところが今年はそれが大きくずれ込む見込みだ。

 そんなこともあって、ちょっと考えている。
今シーズンをどう過ごすか?である。

 こういうとき、最悪の事態を想定すべきだ。
この先、北海道もいつ「緊急事態宣言」が出るか分からない。
いわゆる不要不急の外出は控えて下さいというものだ。
サーキット走行などは不要不急の典型みたいなものだから、
そのときはエントリーを断念せざるを得ないこともあるだろう。
もちろん、よく考えれば政府の言う「3つの密」には当たらないが、
だからと言って何事もないように出歩くのは抵抗がある。

 そう考えたとき、今年はちょっと「違うシーズン」にしようかと思った。
タイムや順位を度外視したシーズンの過ごし方もあるのではないか。

 そんな中、そろそろタイヤを新調すべくサイトを巡っていたら、ふと閃いた。



 ミシュランパイロットスポーツカップ2である。
このタイヤ、以前から興味津々だったのだが、
1:価格が高い
2:品薄
3:国産メジャーに比べてタイムに関しては微妙?
4:温度管理がシビア
等の理由で候補から外していた。

 それでも試してみたいという気持ちはずっとあった。
ならば今シーズンはチャンスじゃないか。
幸い、上記の1と2はクリアになった。
流通は安定し、価格は国産メジャーより若干安くなっている。
タイムが出なくても、新しいタイヤを試してみることで
何か発見があるかも知れない。
そのくらいのラクな気持ちでシーズンを迎えるほうが、
今の状況を考えればいいんじゃないか。

 そんな折、今度は自転車でもタイヤに関して悩ましい状況が発生した。
先日のブログに書いたイタリア北部にあるバイクショップから
いつものようにニュースレターが届いた。
英文で書かれたそれにはGoodyearの文字が。



 以前ヤマネコさんが
「Hataさんならコレでしょう~!」と教えてくれたバイク用EAGLEだ。
ヤマネコさんからの情報で、すぐに調べてみたが、
まだリリースされて間もなく、日本国内はおろか海外のショップでもまだ販売されていなかった。

 今時点でも、取り扱い店は世界的に見てもかなり少ない。
それがすぐにでも買うことができる・・・・。
家内からは「バイクにはやっぱりヨーロッパブランドのほうがいいんじゃない?」と、やんわりダメ出しされてしまったが、一度は使ってみたい。

 クルマをグッドイヤーからミシュランにし、
バイクはミシュランからグッドイヤーにするとは、
なんともチグハグな話だが、こういう楽しみ方もあるじゃないか。

 巷では「お肉券」やら「お魚券」といったジョークが話題だが、
(行政側は真面目(?)に議論しているようだが、
我々庶民にはジョークにしか聞こえない)
私は「タイヤ券」にしていただけるとありがたい。
いや、国のトップがこの重要局面でも「レストランはいけないんですか?」と
言ってるのだから「レストラン券」が発行されるのだろう。

 いずれにしても慌てず騒がず、
肩の力を抜いて2020シーズンを迎えようと思う。



 
Posted at 2020/03/28 15:04:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月20日 イイね!

愛しのイタリア

愛しのイタリア 2ヶ月ほど前、ロードバイク用のヘルメットを買った。
GIST Volo、Made in italyである。
別に今使っているKASKのVertigoに不満はないが、あまりのカッコよさに思わず買ってしまった。
購入先はイタリアのサイクルショップである。

 このGISTというメーカー、同じくイタリアのKASKやMET、あるいは米国のBELLやGIROのように大々的に商品展開しているわけではないが、親会社は自転車関連の製品を幅広く展開している。

 日本には正規代理店がなく、買うことはできない。
海外サイトでもWiggleをはじめとする大手サイトでも取り扱いがない。
かなりマイナーな存在である。

 それでも実際に手に取ってみると、大手メーカーとなんら遜色のない造り。
値段がメジャーどころに比べて半額以下なので、
ある程度覚悟はしていたがこれは嬉しい誤算だった。



 KASKに比べてやや大きめだが、
被った状態でいわゆる「キノコ」になる感じはない。
エアを取り入れる面積は広く、夏場のロングライドは期待できそうだ。



 PCの画面上で見るより、現物のほうがカッコイイではないか!?
こんなマイナーな存在なのに、このデザインの素晴らしさ!
まさに「イタリア恐るべし!」
 
 昨今、ロードバイクで世界的に流行しているBOB(Black on Black)というカラーリング。
つまり艶アリのブラックと、艶消しのブラックの組み合わせだ。
自分としてはホワイトが欲しかったが、
ホワイトになるとレッドとの組み合わせとなるので、
今回はBOBを買ってみた。
GISTのWebカタログにはWhite×Blackがあったので、
「入荷の予定はない?」とショップにメールしたところ・・・
「2月末には入る予定だよ!」と返事が来た。

 しかし3月も下旬になろうとしているが、
未だにショップにはNewカラーは掲載されていない。

 そりゃそうだ。
今、イタリアは大変なことになっている。
そこで、このヘルメットを購入したショップを調べていると・・・
なんとミラノ近く、バリバリの北イタリアではないか。
この非常時にヘルメットの納期なんかどうでもいい。
それよりスタッフは大丈夫なのか?

 拙い英語でメールしてみた。
「日本でもCovid-19の感染が広がっています。
しかしイタリアはもっとひどい状況になっているとの報道が流れています。
スタッフのみなさんは大丈夫ですか?」

するとすぐさま返事が来た。
「心配してくれてありがとう!
今のところみんな大丈夫だよ。仕事も普通にしている。
あなたも元気でね~」

ホッとするやら、拍子抜けするやら。
しかし昨日の時点でイタリアの新型コロナウィルスによる死亡者が
ついに中国を上回る数となった。
人口を考えると、イタリアの現状は背筋が凍る。

 イタリアに限らず、欧州では驚異的なペースで感染が拡大している。
ネット上でもあちこちで「なぜ?」という記事が散見される。
専門家の分析はそちらにお任せするとして、
フランス在住経験のある家内から興味深い話を聞いた。
すなわち生活習慣の違いじゃないかという。

 向こう(欧州)ではまず「パンを手で食べる」の日常である。
もちろん日本人だってパンは手で食べる。
しかしその頻度は米の民族である日本とはけた違いだ。
しかも、日本のようにレストランに入って「お手拭き」が出ることはないという。
つまり、外を歩いて来てお店のドアノブに触り、
席についてパンを手で食べる・・・・これはかなり危険ではないか・・・。

 その他にも挨拶は握手やハグ、頬にキスも珍しくはない。
おまけにマスクが一般的ではなく、
どちらかというと「特殊な人」「危ない人」という認識は根強く、
それがマスクの徹底に繋がらなかったようだ。

 長年の生活習慣はそう簡単に変えられるものではない。
世界的に見て、日本人はかなりの潔癖症である。
テレビのCMでは除菌滅菌殺菌抗菌と、バイバイ菌のオンパレードだ。
以前から「日本人は潔癖だな」と思っていたが、
今回はそのことが、他国と比べて爆発的な感染を防いでいる気がする。

 イタリアには1年以内に行きたいと思っていた。
この状態ではしばらくの間は難しいだろう。
クルマはもちろん、ロードバイクの世界を知り、
さらにイタリアに魅せられている。
それこそ着る物も、食べる物も、趣味の世界も、
すべて「愛すべきイタリア」「愛しのイタリア」なのである。

 今夜は応援メッセージの意味で
Watch Listに入れてあるグッズを注文しようかな。
Posted at 2020/03/20 15:16:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月16日 イイね!

ちょっと立ち止まって・・・

ちょっと立ち止まって・・・ 『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの漫画家、故水木しげるさんは戦地のラバウルで生死の境をさまよった。
瀕死の重傷を負い、手当ても受けられず、さらには満足に食べる物もない中「死を覚悟した」と当時を振り返っている。

そんな中、彼を救ったのは原住民の少年だった。
少年が差し出してくれた果物のおかげで、水木さんは一命をとりとめたという。
当地の原住民は極めて原始的な生活をしており、働くという概念すらなかったという。
つまり自然の恵みをほんの少しいただきながら、日々の生活を送っていた。
その、のんびりした生活に水木さんは本気で憧れたという。
実際、傷が回復し日本に戻る際、上官に現地での除隊を申し出たほどだった。

 しかし親しかった上官に「日本に戻ってからでも遅くない」となだめられ、
現地に残ることはなかった。

 そして日本に戻り、紆余曲折を経て超売れっ子の漫画家になったことは
みなさんもご存じの通り。

 普通なら漫画家として成功したとなれば、それなりの生活になり、
島の原住民のことなどすっかり「過去のモノ」になりそうなものだが、
終戦から10年以上経っても、原住民の生活への憧れは消えることはなかった。

 そんな中、あるときイベントでかつての上官に出会った。
「立派になったもんやな~」と感心するかつての上官に
「思わず敬礼してしまった」ということだが、
この上官も同じように島の生活にずっと憧れ続け
「実はな、もう土地買ってしもうた」と言う。
一緒に行こうと誘われ、水木さんもその気になった。
忙しい仕事をなんとかやりくりし、
数十年ぶりにラバウルに向かう段取りをつけた。

 途中は割愛するが、水木さんの「のんびりと島で生活する」という夢は
呆気なく消えることになる。
端的に言えば、何もかもすっかり変わってしまっていたという。
命を救ってくれた少年は立派な大人になり、
村の酋長のような立場になっていた。
しかし時間が流れ、かつての村の姿ではなく
文明の波が押し寄せ、モノがどんどん村に入っていた。

嫁さんにしたいと思ったほど純粋で可憐な少女は
すっかりイマドキな女に変わっていた。
プレゼントの見返りを求めるほど
「すっかり強欲ババアになっていた」というのには笑ってしまったが、
島も人ももうかつての姿ではなくなってしまったという。

 ただ、そのことを水木さんは一方的に批判していない。

「そりゃ人間だから、美味い物を食べたいし、キレイな服も着たい。」
私もそう思う。
今の文明には多くの問題が伴う。
ここ数十年に渡って言われている「環境問題」がまさにそれだ。
しかしだからといって文明を放棄し、
産業革命以前の生活に戻るのは嫌だ。

 しかし限度というものがあるように思う。

 今回の新型コロナウイルス禍では、世界中で色々な問題が炙り出されている。
その一つ、かなり大きな一つだが「金の問題」である。

 今や「命」と「金」は同列で語られるようになった。
本来なら「金」は「命」よりも上になることはないし、
なってはならないはずだ。
しかしそんなキレイごとは言っていられないほど、
「金」、経済の問題は深刻になっている。

 そんな世の中、特にわが国の喧々諤々(けんけんがくがく)の議論を見ていると「限度を超えている」のではないかと思えてくる。

他の競技はいち早く中止を決定したが、高校野球だけはギリギリでの判断だった。
そして・・・
国も東京都もオリンピックは「予定通り」としか言わない。

どれも莫大な金が動いている以上、簡単に「中止」や「延期」とは言えない。

日本国内だけではない。
ひとつの例として、F1オーストラリアGPは、
金曜のフリー走行開始2時間前に中止の発表があった。
ギリギリのタイミングとなったのは
「金の問題」だったと関係者も認めている。

 我々の生活だってそうだ。
みんなで金を使わないことには生活が回らない。
文明を享受するということは、働き、収入を得て、
そしてそれを使うということになる。
ふと気が付けば、それは休むことを許されないマラソンのようなものだ。
みんながそれぞれのペースで走っているうちはまだいいけれど、
今回のようにあちこちで脚を止めなければならなくなると、
いたるところで渋滞が起こる。
しかもそれは急激な渋滞なものだから、
みんなが立ち止まれずに転び始める。

金も時間も人的エネルギーも、いつも全力だと、
不測の事態に対応できなくなる。

『ちょっと休んでもいい』
そんな世の中でいいんじゃないか。
その中で少しでいいから助け合える・・・・。

ちょっと立ち止まってみませんか?

そんなふうに言われている気がしてる。
Posted at 2020/03/16 21:19:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月11日 イイね!

仕方がない

仕方がない 記憶が曖昧なのだが、解剖学者の養老孟司氏は著書に以下のようなことを書いている。
「日本人はほとんどが都会人になってしまった。」と。

「例えば山を歩いていて石につまづいたら’ちゃんと見てないお前が悪い’と言われるのは間違いない。しかし銀座で道を歩いていて、石につまづいたら’誰だ!こんなところに石を置いたのは!’となる。つまり’仕方がない’と言えなくなった。」

何か自分にとって不都合なことや気に入らないことが起きた時、
それが誰かのせいであって、受け入れることができないという。
そのことは「クレーム社会」という言葉にも表れていると感じる。

 山で石につまづくのはある意味「仕方がない」ことだろう。
だからそうならないように注意しながら歩く。
山に向かって「こんなところに石を置くんじゃね~!」という人はいないだろう。

 人生いろんなことがある。
誰もがお互い不都合や不愉快のないよう生きているけれど、
それでも不測の事態は発生する。

つい2~3か月前、誰もこんなことになるとは思っていなかった。
(世界中でごく一部の人だけが警鐘を鳴らしていたが・・・)
まさに不測の事態、人生いろんなことがある中のひとつだろう。

 こういうことは受け入れるしかない。
受け入れた上で「さあ、どうするか?」である。
先日のブログでも書いたけれど、
誰が悪い、あれのせいだと不平不満を並べたところで
状況はなんら変わらない。
早い話、自分でできることをやるだけだ。

 今回のウィルス禍で生活に大きな影響が出ている。
しかしどれもみんな「仕方がない」ことなのだ。
受け入れるしかない。
それでも時間と選択肢があるだけ、まだ幸せだろう。

 9年前、東日本大震災で被災した人たちには
時間も選択肢も許されなかった。
すべてを失ってもなお、受け入れるという一択しかなかった。
それは極端な例かも知れないが、
不測の事態に直面している今、
311で被災した人たちのことを想像すれば冷静に対処できる。

『・・・世の中いつもバラ色じゃない。
それなりに厳しく、辛いことも待ってる。
ちょっとでも気を抜いていたら、
どん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。
それが人生だ。
人生は、どんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。
だがどんなにパンチがきつくても、
どんなにこっぴどく打ちのめされても、
前に進み続けろ。
ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ。
その先に勝利がある。
自分の価値を信じるなら前に進め。
決してパンチを恐れるな。
人を指さし、自分の弱さをそいつらのせいにするな。
それは卑怯者のやることだ!』
~映画’Rocky The Final'より~

 人生いろんなことがある。
世の中いつもバラ色じゃないことも分かっている。
人を指さし、自分の弱さをそいつらのせいにしたところで
状況は変わらない。

 9年前のこの時期、自分は命にかかわる病気で入院していた。
ある意味こっぴどく打ちのめされたと言ってもいい。
けれど今となっては貴重な経験だと思っている。
あの入院は自分にとって転機になった。
入院中に発生した東日本大震災。
私は被災者ではないけれど、この日はやはり特別な日になっている。


Posted at 2020/03/11 23:46:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月09日 イイね!

見方を変えれば考え方も・・・

見方を変えれば考え方も・・・ 『ものの見方検定』という本がある。
どちらかというと子供向けの本なのだが、これがなかなか面白い。

 この本の中にこんなエピソードがある。

 事業を順調に伸ばしている、ある会社の社長が評判のうどん屋に入った。
連れてきてくれた人の薦めるままに人気のメニューを注文したが、
店主が申し訳なさそうに出てきて
「すみません。そのメニュー、今日はもう売り切れでして・・・」と言った。


 普通ならそこで「えっ!?そうなんですか・・・残念!」という反応だろう。
しかしこの社長さんが店主に向かって言った言葉に
同席した人は思わずうなってしまったという。

「ほぉ!そりゃおめでとう!」

「だってそうじゃないですか。
売る側からすれば売り切れになるくらい、人気があるってことですから。
こんなにおめでたいことはありませんよ。」

 買う側、客の立場からすれば残念至極ではあるが、
この社長は思わず売る側の立場になったのだろう。

 見方を変えれば考え方も変わる。
ピンチが実はチャンスだったりするし、その逆だってある。
今の世の中、世界中大ピンチである。
ここまで来ると「シャレにならない」くらい深刻な影響を受けている人たちがいることは容易に想像がつく。

 私の周辺も大なり小なり影響が出ている。
自分の業種にかかわることがローカルニュースのトップで扱われることもある。
前例がないだけに、今後のことは不透明なことのほうが多い。

 しかし、不平不満、不安を口に出したところで
状況がよくなるわけではない。
だったら見方を変えるべきだと考えた。
こんな、数十年に一度の事態を経験できるなら、
こんなチャンスは滅多にないと思えてきた。
それこそ身近のところから世界情勢まで、
これまで表面に見えていなかったことが今は見えるじゃないか。

新型コロナウイルスに対しては、人によってずいぶんとらえ方が違う。
早い話、かなりの「温度差」がある。
我が国は危機管理という点において、途上国レベルだった。
自分で考え、自ら決定するということを放棄する人のなんと多いことか。
このことは非常に危険である。等々・・・・

 今日の札幌市内は最高気温が10℃を超えた。
春を予感させる暖かい日だった。
もうすぐ3月11日が来る。
9年前のあの日も、今日のような温かい日だった。
私は入院中だった。
自宅の風呂に入りたくて、外出許可をもらって自宅に戻った。
ちょうどバスタブに入っているとき、あの震災が起きた。

 先月から全国的に学校は休業となり、
卒業式は保護者すら入れない簡略化したものになったり、
学校によっては式そのものを中止にしたところもあると聞く。

「一生に一度の思い出を奪われた」
「親としても悔しいしショック」
「子供たちが可愛そう」
毎日のようにこんな言葉が繰り返し報道される。

気持ちはわかる。
一生に一度というのも理解できる。
でも生きているといろんなことがある。
もちろんイイことばかりじゃない。

9年前の3月11日。
卒業式はおろか、すべてを失った人たちがいることを思い出してほしい。
今のこの状況を嘆き悲しむだけでは何も生まれない。
少なくとも生きている限り、希望はある。

不平不満を口にし、アイツが悪い、コイツのせいだと言ったところで状況は変わらない。
それより限られた条件の中で自分はどうすべきか、どうあるべきか。

この新型コロナウイルス禍は先が見えない。
これだ!という正解もない。
だからこそ状況を見極め、周辺を見渡し、考え、判断することが重要ではないか。

一人一人が試されている。
そんな気がしてならない。
Posted at 2020/03/09 20:12:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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