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2020年07月08日 イイね!

2020 New Hokkaido GT Rd.1

2020 New Hokkaido GT Rd.1 土曜日のEuro&World Cupに続き、翌日曜日の開催となったNew Hokkaido GT(NHGT)開幕戦。
5月上旬に予定されていた本来の開幕戦がコロナの影響でキャンセルとなったため、私が記憶する限り初となるジュニアコースでの開幕戦となった。

 前日の曇り空と肌寒いほどの気温がウソのように空は晴れ渡り、
「暑い」があいさつ代わりになるほど。
Euro&World Cupとはまた違った雰囲気・・・とはいうものの、NHGTの開幕戦というのにもかかわらず、参加台数は極めて少ない。
私が06年から参戦するようになってから、こんなに台数が少なかったのは記憶にない。
今の世の中の「不測の事態」が、なんらかの影響を及ぼしているのだろうか。

 確かに直前になってトラブルに見舞われ、エントリーをキャンセルしたドライ
バーもいるようだけれど、老婆心ながら今後に向けて心配してしまう。



 参加台数が少ないこともあり、今回は一切のグループ分けは無し。
練習走行もフリー走行も、そして予選&決勝もすべて全車コースインというスタ
イルになった。
燃料やタイヤ等のことを考え、それぞれの走行枠でそれほど周回はしないことに。
当然のことながら前日よりはクリアラップが取りやすい。
しかしタイムのほうはどう頑張っても前日ベストの0.6秒落ち。
ジュニアの0.6秒はけっこうな差である。

 その後も練習走行、フリー走行、そして予選と走ってはみたが、
どうやっても判で押したようなタイムしか出ない。
予選は1ラップのみの計測だったので、
後半のミスが祟ってさらに0.2秒を失ったが、
グリッドのポジションとしては妥当なところ。

【決勝】

 決勝はこれまでのジュニア戦と同じで10週レース。
数年前、あまりに気温が高く「10周か?8週か?」で議論になったこともあった。
結局そのときは10周派と8周派の代表者でジャンケンをし、
8周派が勝ち当初の予定より2周減となったことがある。
ちなみに当時の8周派の代表は私だった。

 今回はそのときほど気温は高くないので、10周でも問題はない。
問題なのはその10周レース後に予定されている「記念レース」のほうだ。
主催者から「12周、15周、そして20分のどれか、多数決で決めます」とのこ
と。
私は15周を推したが、他のドライバー立は20分推しが多数。
結果、圧倒的多数の支持を得た「20分レース」となった。
さて、クルマも人間も持ち堪えられるだろうか・・・。

 10周レースのスタートはまずまずだった。
想定外だったのは後方グリッドからロケットスタートを決めたヴィッツだった。
ミラーに大写しになり、こちらのポジションを脅かす勢い。
1コーナー手前では先行を許さないことに成功したが、
その後もピタリを背後に迫る。
タイムとしては私のすぐ後ろにいるはずのBRZのMさんはヴィッツの後方に。
ミラー越しに見ると2台で激しくやり合っている。

 練習走行のタイムを見ると、Mさんが私の前を走っていてもおかしくはない。
ならば2台がやり合っている間に、少しでもこっちとしては逃げておきたい。
ミスをしないよう注意を払って周回を重ねる。

ラストラップでトップのS13シルビアが背後に迫ってきて
やはり周回遅れになるか・・・と思いきや、そのまま私は10周目に突入。
あとでS13のドライバーさんにお礼を言うと、チェッカー直前ということもあり、
私の前には出ないでくれたらしい。

 結局、予選順位キープのままチェッカー。
ベストラップは「判で押したようなタイム」から0.1秒削っていた。
タイムとしては全然ダメだが、
レース中にこの日のベストが出たのはまずまずということにしよう。

【10周年記念20分レース】

 ほどなくして未体験の20分レースである。
最初から全開でいうつもりなどない。
ただでさえも暑く、そして直前に10周レースをしたばかり。
本来ならこれで終わりのはずなのだ。

 少しでもクルマに不調が感じられたら即刻リタイアするつもりでコースに出る。
10周レースとは違い、ローリングスタートでレースは始まった。

予想通りBRZのMさんが背後に付ける。
途中、油温上昇でペースを落とした白RSさんに前後を走ってもらうという
「貴重な体験」をすることに。
さらに半分も消化しないうちに上位陣が背後に迫る。

 白い180SXと真っ赤なS13シルビアだ。
やはりこの2台が優勝争いをしているようだ。
速いクルマが来たからといって慌てることはない。
こういうとき、145時代の「たくさん抜かれた」経験が生きるというもの。
経験を積むと、おおよそ速い人との「間」が分かる。
だから慌てないで済む。

 2台に先行してもらうと、しかしもう1台いる。
good-eyeさんのデルタだ!
0541RACINGのエースはしっかりトップ争いに加わっている!
なんだか嬉しくなって、少しだけ暑さを忘れる。

 その後もずっとBRZのMさんに注意しなければならない展開は続いた。
クルマのほうはそういう「気の抜けない」状況でありながら、
終始安定した状態を保ってくれた。

 タイヤもブレーキも、心配した水温も、
どれもまったく問題は感じられなかった。
もちろんスプリントのペースで20分走ったわけではないが、
無事に走り切れたことは貴重なデータだったと思える。

特にタイヤは最後まで「タレる」という感覚は感じられなかった。
これにはけっこうビックリである。

 上位陣も含め、何台かリタイアもあったため
まさかの5位入賞というオマケまで付いてきた。

2日間、お腹一杯サーキットを楽しむことができた。
タイムは満足できるものではないけれど、
今年の方針は「タイムや順位に執着しない」ことだ。
それより先日発生したチェックランプ点灯は解消できたし、
タイヤの感触も悪くない。
何よりgood-eyeさんも復活できたし、
まだレースは走れないがNoieクンの156も走れるようになった。
0541RACINGとして複数体制で走れるのは心強い。

 次は8月10日のEuro&World Cupになる見込み。
少し時間があるので、次の走行に向けて動き出すとしよう。

Posted at 2020/07/08 20:51:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | NHGT2020 | 日記
2020年07月06日 イイね!

Euro&World Cup 2020 Rd 2

Euro&World Cup 2020 Rd 2Euro&World Cup第2戦、New Hokkaido GT開幕戦、この週末は久々の2階建てとなった。

 まずは土曜日に行われたE&W。
翌日にポルシェサーキットデイズが控えていることもり、台数が多いだろうと予想はしていたがまさかのエントリー52台!
聞くところによると過去最多を記録したという。
コロナ禍で心配された向きもある中、これだけの人たちがサーキットに集まれることを素直に喜びたい。

 当日の朝はこれまた久々のgood-eyeさんとの2台ツーリングでTS(十勝スピー
ドウェイ)へ。
2台だけでTSに向かうのなんていつ以来だろうか・・・あ、私がクラッシュし
てしまったときが最後か・・・おっと縁起でもない。

 前日に十勝入りしていたNoieクンとTS直前に合流し、
晴れて2カーエントリーでゲートをくぐる。
CMコースのピットに2台のParmalatカラーが並ぶ。
胸いっぱいである。
伝書ヘビさんともCMコースのピットで合流。
荷物を下ろし、受付と最初の走行となるJrコースへ移動。
52台の参加ともなるとJrコースのパドックエリアは「満員御礼」状態。
やはりEuro&World Cupは景色がいい。
欧州車に彩られた華やかな雰囲気、
エントラーのみなさんから出ている和やかな空気が
この走行会の最大の魅力と言えるだろう。


ロータス使いのカルガモンさんが撮ってくれた記念ショット。

 ドライバーズミーティングを済ませ、まずは1本目。
今回、アルファロメオ156 2.5V6は3台のエントリーがある。
Noieクンと私の他にもう1台、
昨年のNHGT開幕戦にもエントリーしたMARTINIカラーの156である。
あの開幕戦以来、再びサーキットに姿を見せることはなかった。
しかしさらに手を入れLSDやPCチューンなど
バージョンアップされていることは
担当ショップであるFREE LINEのブログで知っていた。
ただ、そこまでやっていながらオーナーのOさんは売却を希望しているらしく
FREE LINEの在庫車両にその156は掲載されている。
手を入れている内容、コンディションから考えたら
絶対に「破格」と言える車両である。
置き場所があるなら私が欲しいくらいだ。

 しかしオーナーのOさんの希望で、今回の走行となったらしい。
ただしFREE LINEの社長さんのNさんがドライブするとのこと。
このNさん、以前Euro&World Cupでご一緒したことがある。
今からもう5年以上も前になるが、恐ろしく速いGOLFに乗っていた。
パッと見はノーマルのGOLFだったので付いていけると思ったが、
あっさり引き離された記憶がある。
もちろんドライビングもスムーズで、当時「やられた!」と思ったものだった。

 実際にお会いしたNさんは実に紳士的な方で、
この業界には珍しく(失礼!)スーツでも着ていたら
「IT関連の方?」と思えるような穏やかでスマートな面持ちなのである。

 そんな156V6が3台も走るなんて、
それだけで舞い上がるような状況の中1本目が始まった。
とはいえ7月とは思えない15度前後の気温の低さと、
今にも降り出しそうな曇り空ということもあり慎重に走り出す。
走る前から散々盛り上がっている今回だけれど、
まず何よりも気にしなくてはならないのは例のチェックランプ祭。
徐々にペースを上げる、
特に必ずと言っていいほど症状が発生するヘアピンでは用心しながら進入。

 結果、まったく問題はなかった。
どうやら先日の見立ては正しかったようで、
ECUブラブラ状態が原因だったと判断。
その後は3台連なって走るなど、Euro&World Cupを満喫。
ピットに戻って今年から設置されたスタンド下のモニターでタイムを確認すると
ベストの1.5秒落ち「う〜ん・・・これじゃイカン」というタイム。
でも今年初のジュニアなので、まあこんなものか。

 2本目は浮かれた気持ちも少しは落ち着いてきたので本気モードで攻める。
ところが・・・クリアラップが取れない。
そりゃそうだ、52台を3グループに分けてはいるものの
それでも20台近くがコースに出ているのだから当然「渋滞」は発生する。

 なんとか1,2ラップのクリアを取ってベストの0.7秒落ち。
だいたいこのくらいのタイムが出せればいいかと思っていたのでひと安心。
状況(天候や参加台数)を考えればまずまずといったところ。

 3本目も走ったが、コース上はさらに大盛況となり、
とてもクリアラップを望めるようなものではなかった。
この日はたくさん走る人が多いようで、いつもなら3本目はスカスカなのに。
でもいいじゃないか、みんな元気に走っている。
早々に切り上げ、CMコースで昼食を摂る。

 午後からは空模様はさらに怪しくなり、
低く垂れこめた雲はやがて霧のようになり
ついには雨となって落ちてきた。
非常に細かい雨粒だがコースに出るとワイパーが必要になる。
これでは攻めることはできない。
ほんの数周だけ走ってピットに戻る。

「今日はもうやめておくか・・・」と2本目はキャンセルしようかと迷っていた。
モニターに表示される他のエントラーのタイムをチェックしたり、
頻繁に外に出て路面を触ってみたりした。

終了ギリギリのタイミングで、ゼブラにさえ気を付ければ
そこそこ攻められるという判断をすることに。

2周ほどクリアラップが取れた。
けっこうな安全マージンを心がけて走った。
それでも前回のEuro&World Cupで出したベストの0.3秒落ちなら悪くない。

 ミシュランのパイロットスポーツカップ2は
やはり今回のような気温の低いときは「それなりに」注意は必要だが、
想像していたよりは全然神経質な面はない。
タイヤからの情報は多く、うまく表現できないが、
走っている最中に色々なことを絶えず教えてくれるタイヤという感じだ。
問題は自分がそれに対処できていないということ。
そういう意味ではまだまだこのタイヤを使いこなしていない。


走行終了後、クラブマンコースのピット前で。
やっぱりサーキットでの撮影がもっとも「らしい」感じがする。



こちらの2ショットも存在感抜群!
異なる時代、異なるカテゴリーの名車を忠実に再現したクルマとでも言うべきか。


 大盛況のまま終了したEuro&World Cup第2戦。
その後はgood-eyeさん、Noieクンと共に宿泊施設へ。
時間的に余裕があり、ゆったりとしたアフターイベントを過ごすことができた。
3人での話は多岐に及んだ。
仕事やクルマ、昔のサーキットのコト・・・・
自分は未だに「新参者」と思っているが、
気が付けば15年近くも走っている。
145で走っていたころなど、もう充分に「昔の話」なのだ。

 気心の知れた間柄であっても、
ときどきはこうして語り合うということも大切なのだと感じた。
本質的な部分はそうそう変わらないまでも
時間とともに人は大なり小なり変化がある。
それは自分も含め、その人本人の中での変化であったり
はたまた周辺環境の変化だったり。
そういう変化を確かめ合うという作業は、
人間関係を作る、続ける上で大切なことだろう。
それは身近な人であっても、家族だとしても心がけるようにしたい。

 そんなことを考えた、とても有意義な時間だった。

そして翌日のNew Hokkaido GT開幕戦は・・・
次回ということで。
Posted at 2020/07/06 19:28:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | Euro&World Cup | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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