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2020年09月28日 イイね!

10Years

10Years すっかり秋らしい天気になった。日が短くなり、風は爽やかではあるが日に日にひんやりとして、空を見上げれば雲の動きは速い。
今年は珍しく9月中旬でも30℃を超える気温ではあったけれど、確実に季節は変わっていることを実感する。

 さて、今シーズンも残りわずかとなった。
恐らくE&WとNHGT(共に最終戦)の2回しか走れないだろう。
色々と思うところはあるけれど、シーズンを振り返るのは終わってからにしよう。

 実はひょんなことから昔の車載映像やら外撮り映像などを見ることになった。
車載映像用のビデオカメラにあるハードディスクに収められたそれは、
しばらく観ていなかったものばかり。
当然すっかり忘れていたものもあり、この週末はずいぶんと楽しませてもらった。
145時代から始まり、自分だけでなく周辺の人たちの姿も
これまた今観るといろんな記憶が蘇ってくる。


 145時代のレースはHGTS(NHGTの前身)にEUROクラスが設立されてからは接近戦が多く、
なかなか熱いレースもあった。
何よりEURO車だけでこんなレースができていたこと自体、
まさしく「今は昔」という感がある。

一方、チャオペペの映像はそんなレースとは打って変わって実に和やか。
チャオペペの愛称で親しまれたこのイベントは正式名称ciao peperoncino。
今は閉鎖となってしまったHSP(北海道スピードパーク)で開催されていた。
イタリア車だけのサーキットイベントだったにも関わらず、
50台以上のクルマが集まった。



会場の設営からパンフレットに至るまで、
イタリア車のイベントらしいセンスあふれるものだった。
レースもあって自分も少しだけ関わらせてもらった。
2010年と2011年のレースでは私は走らず、
実況をさせてもらったのもいい思い出だ。


2011年のレースでクラス優勝を飾ったrossoさんの145。
ホワイトベースのMARTINIカラーが美しい。


特に2010年のレースは、家内がGTVで走って6位に入賞した思い出のレースだ。
そのときの外撮り映像は見どころ満載で、何度見ても飽きることがない。
過去のこういった映像は、いつかまた上映会でもやりたいところだ。
チャオペペは参加者がイタリア車だけということもあって
緩すぎず熱すぎず、実に良いイベントだった。

ただ、残念ながら2011年を最後にチャオペペは「休止」となっている。

 しかしテンコモリさんをはじめとする当時の実行委員は、
チャオペペのサイトを現在も残してくれている。
そのページはこちら
当時を知る人にとっては懐かしく、
そして知らない人にとってはなかなか新鮮な画像が多数残っている。
是非Archives~軌跡~をご覧いただきたい。



 今、私が書いていることはおよそ10年前のことだ。
今と比べるといわゆるユーロ車でサーキットを走っている人たちは
間違いなく多かったと言える。
チャオペペのみならずI&F(イタフラ)があり、
ジャパントレーディング(輸入車販売店)の走行会もあった。
サーキットも十勝の他に前述のHSPがありSCL(白老カーランド)もあった。

 ただ、誤解していただいては困るのは、
私は「昔はよかった」と80年代の音楽でも聴いているかのように
昔を懐かしんでいるのではない。
上記のチャオペペが始まったのが2007年。
145でEUROクラスのレースを走ったのが2009年。
あれから10年以上が過ぎている。

10年という時間は、人それぞれの人生が変わるのには充分な時間だ。

ヨチヨチ歩きだった子供は中学生になり、
職場での立場が大きく変わった人もいるだろう。
もちろんクルマも変わるのが普通だろう。
趣味で年に2~3回サーキットを走っていた人が
やめてしまっても不思議じゃない。

10年経てばいろんなことが変わっていて、
気が付けば10年前と同じことのほうが珍しい。

 ただ、私は過去の思い出はそれとして、未来に希望を持っている。
ここ最近、ちょっと新しいムーブメントを感じている。
それはEURO車が賑わいを見せていた10年前とは少し違うけれど、
微かにワクワクするものを感じている。

 そして何より、今この瞬間も「走りたい」というモチベーションがある。
10年間、変わらないものがあるとすれば、この「走りたい」に勝るものはない。
Posted at 2020/09/28 22:25:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月23日 イイね!

Euro&World Cup 2020 Rd.4

Euro&World Cup 2020 Rd.4 0541MEETINGから一週間のインターバルで、Euro&World Cup第4戦に参加してきた。
今回は近場にお住いのJJ.さんを半ば強引に前泊にお誘いし、good-eyeさんと3人で楽しい前夜祭をすることができた。
走るだけじゃなく、こういった楽しみもまた一興。

 話が前後するが、夕方宿泊先に到着したJJ.さんから92M3を試乗させていただいた。BMWは以前から好きなメーカーだったので、忘れられない経験となった。
すべてにおいて90年代のアルファロメオとは違い、V8エンジンの余裕、ボディも含めたシャーシの秀逸さがド素人の私にでも分かる。
しかし一方で、こういった基本性能が高いクルマというのは、サーキットで走る場合かなりの経験が要求させるとも思った。
正直、ずべてにおいて自分の156を凌ぐスペックなのは理解したが、ではこのクルマで156よりタイムを出せるか?と聞かれたら迷わずNo!だ。
こんなハイスペックなクルマを振り回す、とまではいかないまでも、乗りこなすなんて今の自分にはできない相談だ。

 それでもやっぱり基本性能の高いクルマをドライブするのは楽しい。
JJ.さん、ステアリングを握らせていただきありがとうございました!

 翌日、Noieクンとも合流し、ほどなくして156TSのTさんも到着。
おお~!今回は156が3台も!嬉しいじゃないか!
心配していた天気も青空が見えるほどの好天。
さらに参加台数が50台を超える盛況ぶり。
「50台を超えたらカレーだ!」という主催の親分の一声で、
昼食にインデアンカレーが振舞われることに。

【Jrコース】
 コンディションも上々、ハブやドライブシャフトも修理し、
心配な点がなくなったので、最初から攻める。
しかし、さすがに50台を超える参加ともなると、
4グループに分けてはいるもののそれなりに渋滞が発生する。
なかなかクリアラップが取れずに平凡なタイムで1本目は終了。

 続いて2本目。
今度はうまくクリアが取れた。
2コーナーがどうもうまくアプローチできなかったが、
それでもS字と最終がよかったのか、0541MEETINGのときより
0.1秒削ってシーズンベスト。
これですっかり満足してしまい、3本目はキャンセル。

【CMコース】
 ジュニアが上手くいったからといって、
それがCMコースでの走りに反映されるわけではないというのは既に経験済み。
結果として、まさしくそういう状況になってしまった。

 自分としては気持ちよく走れていたのだが、
まったく時計がついてこなかったという印象。
どう頑張ってもベストの2.3秒落ちという散々なもの。
気を取り直して2本目を走るものの、やっぱり似たようなタイム。
最後の最後に少々ヤケクソで走り方を少し変えたところ、
0.5秒くらいは短縮できた。
それでも前回のEuro&World Cupで出したベストに0.5秒も及ばない。

 冷静に振り返れば、ちょっと考えが浅かった。
前回のE&Wでイイ感じだったので、あまり考えずに走っていた。
それなりに注意点を頭に置いてはいたけれど、
それでダメだったのだから、もっと早く頭を切り替えないと。
そういえば一昨年に目標タイムをクリアしたとき、
今回とは違う注意点を意識していた。
そんなことを今になって思い出したりしているが、時すでに遅し。

 あ~次は一か月後か・・・・
次の走行が待ち遠しい・・・・。

シーズンはいよいよ終盤となり、
予定では次回のEuro&World Cup(10/25)とNHGT(11/3)のみ。
今年はタイムや順位にはこだわらないというのは、
今もって変わらないけれど、内容的に納得してシーズンを終えたい。

 さて、もう少し頭を使うとするか・・・。

Posted at 2020/09/23 20:25:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月19日 イイね!

シーズン終盤

シーズン終盤 札幌もようやく秋らしい天気になってきた。
ほんの数日前までは、およそ9月とは思えない暑い日が続いていた。
札幌に住んで30年以上になるけれど、9月中旬に30℃を超えるというのは記憶にない。
 さて、おかげさまで0541MEETINGも無事に終わり、いよいよシーズンも終盤を迎えた。0541MEETINGに参加した多くの人たちは、今シーズンのサーキット走行は終了となったかも知れないが、私はまだまだ走るつもりでいる。

 この4連休の最終日、Euro&World Cup第4戦が開催される。
最新の天気予報では曇りらしいので、どうやらいいコンディションで走れそうだ。

 しかしクルマのほうは少々メンテナンスが必要だった。
先日のNHGT第2戦をキャンセルせざるを得ない原因となった左ドライブシャフトブーツ(IN側)と、フロントハブ&ベアリングの交換だ。
ベアリングは「転ばぬ先の杖」としての新調だが、
右にステアリング切ると微かに振動を感じたので
このタイミングで新しいモノに交換したのはよかったと思っている。

主治医のブログから画像拝借。

足回りをバラシて・・・・


ピカピカのハブと艶々のブーツが眩しい!

主治医に聞いたところ、ベアリングのガタつきはなかったものの、
「ちょっとグリス感はなかったですね~」とのこと。
やっぱりそろそろ「時期」が来ていたのだろう。

 他にも今日はインテークパイプに若干の修正を入れたり、
色褪せが気になるカーボンシートを貼り変えたりした。
今回は前日に十勝入りするので、洗車は現地に入ってからにしよう。

 これでもう準備万端である。
ただ、4速のシンクロに若干の劣化があるので、
これはだましだまし走るしかない。
幸い、高速も含め一般道では症状は出ないので
サーキットのときだけミッションに頑張ってもらうとしよう。
今シーズンはあと3回の予定なので、なんとか走り切りたい。

 それでは参加のみなさん、当日はよろしくお願いします!
 
Posted at 2020/09/19 19:57:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記
2020年09月13日 イイね!

2020 0541MEETING

2020 0541MEETING 誰も経験したことのない上に、未だ収束したとは言えないコロナショック。
そんな中、今年も0541MEETINGは開催することに。

まずはエントリーしてくれた皆さん、そしてお手伝いいただいたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
おかげさまで、今年も無事に終了できました。

 恐らくみんな大なり小なりこのコロナの影響はあるとは思うが、私も直前までヒヤヒヤだった出来事があった。
詳細は割愛するが、「未だにコロナは収束していない」現実を鼻先に突きつけられたような心境だった。
しかし奇跡的に最良の結果となり、十勝に向かうことができた。

 前日の金曜にスタッフ4名で十勝入りし、最終打ち合わせ。
とはいえ7回目ともなると要領を心得ており、特に心配なことはなかったが、
金曜夜の時点で雨が降り続く中、翌日の天気だけが心配だった。

 当日朝、6時過ぎに目が覚め、真っ先に窓の外を見ると薄曇り。
その時点では雨は降っていなかったが、なんとも心もとない空模様。

9時過ぎにJrコースに入ると、既にパドックにはエントラーが数名。
さらに10時を過ぎると次々とパドックは埋まっていった。
ドタキャンする人もいなければ、遅刻する人もいない。
例年通り始まりから「大人の走行会」となった。
さらにありがたかったのは、マスクやソーシャルディスタンスが徹底されていたこと。
一応主催者として配布用のサージカルマスクは用意していたけれど、
ついに1枚も使うことはなかった。
受付に際してはみなさん自発的に適正な距離を保ってくれていた。
十勝スピードウェイからは「感染拡大防止にはくれぐれも気を付けて」と
念を押されていただけに、エントラーのみなさんには感謝!



 受付もスムーズに完了できたおかげで、
その後のスケジュールも時間通り順調に消化できた。

走行が始まってから、0541MEETINGでは珍しくレッドフラッグが出るという
「不測の事態」も発生したが、まあそれは・・・・・。
途中、若干の霧雨に見舞われたがすぐに雨は上がり、
終日路面コンディションはドライで走ることができた。

 そして、今年もみんなが来場したままで帰ることができた。
自走できずにクルマを置いていく人や、
戻ってから工場に入れなければならない人も皆無だった。
コース内外でのトラブルもなく、
そういう意味でも本当にみなさんのマナーの良さに助けられた。

 今年も新旧多国籍入り混じっての、実に多種多様なクルマが集まった。
十勝スピードウェイ最大の「夏祭り」を除いては、
こんなにいろんなクルマが集まる走行会というのは、
他にないんじゃないだろうか。

 すべてのスケジュールが予定通り進行し、
今年も0541MEETINGは無事に終了した。
私はアフターイベントには参加せず、一人で別の宿に泊まった。
スマートフォンユーザーではない私は
テレビもない部屋で一人過ごした。
何もやることがなくて退屈なのでは?と思われるかも知れないが、
一人あれこれと考えを巡らせるには最高の時間だった。

 リザルト表ひとつで一晩くらいはなんら退屈しないで済む。
幸い、昨年のリザルトも持っていたので見比べてみた。
驚くことに、ほとんどのエントラーが昨年よりもタイムを上げている。
年に一度しか走らない人がほとんどなのに。
なんだか自分のことのように嬉しくなった。

その他レースやクラス分け等・・・考えることは色々とあった。
あっという間に時間は経過し、気持ちよくベッドに入ることができた。

 今年は世の中がこんな状況なので、当初は例年通り台数が集まるだろうか?
という心配から始まった。
しかし実際にやってみて、みんなが元気に走る姿を見るにつけ
やってよかったと思えたし、何よりホッとした。
good-eyeさんの「参加者みんなにとっては修学旅行みたいなものなのかも知れないですね。年に一度集まって、飲んで泊って・・・」の言葉に、
なるほどそうなのかも知れないと思った。

 ならば我々主催者の知力と体力と情熱が続く限りやろうじゃないか!
若手も育成しつつ・・・。
しかし参加者がいないことにはイベントは成り立たない。
みなさん、来年またJrコースでお会いしましょう!

PS:来週はEuro&World Cupだ~!
Posted at 2020/09/13 21:05:21 | コメント(14) | トラックバック(0) | 0541MEETING | 日記
2020年09月07日 イイね!

モータースポーツの原点

モータースポーツの原点 なんとも気ぜわしい日々が続き、すっかり更新が滞ってしまっていた。
さらに先日も書いたように「ヘルペス騒動」があったため、体調もなんだかパッとしなかったことも一因だった。

 今はおかげさまですっかり元気になった。
ただ、更新できなかったのは他にも理由があった。
156に洗浄系のオイル添加剤を入れたため、1か月にも満たない期間で3000㎞を走らなければならなかった。
結果的には2000㎞しか走れなかったけれど、なかなかハードな日々だったことは間違いない。
さらにそんな中でも0541MEETINGの準備もやり、
しかも本業が「半期に一度の大決算」ではないが、上半期の総決算的な業務もあってけっこう忙しい。
今週がそのピークなので、なんとかスッキリ片付けて十勝に向かいたい。

 さて前置きが長くなってしまった。 
忙しい毎日ではあるけれど、なんとも清々しい月曜の朝を迎えた。

昨日のF1イタリアGPのおかげだ。

ガスリー、優勝おめでとう!

 断っておくが、私はホンダファンではない。
むしろ「ホンダF1」などと書く一部メディアに辟易しているくらいだ。
百歩譲って「F1、ホンダ」なら分かるが、
「ホンダF1」などというコンストラクターは世界中どこを探しても存在しない。
そしてレッドブルもアルファタウリも応援していない。
ドライバーの顔ぶれも私の好みではないし、
特に応援する動機が見当たらない。
ただ、私はホンダというメーカーを尊敬している。
応援はしないが尊敬はしている。
今の我が国の自動車メーカーで、F1に打って出るなどという
ある意味無謀とも言えるほどの「レース魂」があるのはホンダだけだ。

 そんなひねくれた私でも、昨日のレースは近年稀に見る
非常にいいレースだったと思っている。
メルセデス1強というのが、いかに現在のF1を盛り「下げて」いるかが分かる。

どちらが勝っても初優勝の若い二人が1秒前後で争う姿に感動しないわけがない。
ファイナルラップにDRSが使える1秒以内に詰め寄ったサインツJrも天晴!
そしてそんな猛攻にも終始乱れることなく、逃げ切ったガスリーに拍手!

 フィニッシュ後、ヘルメットのまま子供みたいはしゃぐガスリーに
真っ先に「おめでとう」と肩を叩いたライコネンがカッコよかった。
そして次々と祝福していくドライバーの面々・・・
やっぱりF1にはスポーツマンシップがちゃんとあったんだ。
トドメは散々な結果に終わり、もう着替えていたルクレールが駆け付けたこと。

 今、私がもっとも注目しているのは、この若きフェラーリのエースだ。

 それにしても見どころ満載のレースだった。
レッドクロス後の再スタートで一瞬ではあれど
アルファロメオ2台が2位と3位を走ったのは最高の眺めだった。
惜しくも入賞にはならなかったが、やはりライコネンは素晴らしいドライバーだ。
最後尾から怒涛のオーバーテイクを見せたハミルトンの走りも圧巻だった。
きっとハミルトンはあの状況を楽しんでいたんじゃないだろうか。
そりゃね・・・いつもは抜く相手がいないわけだから。

 ただ、フェラーリの窮状は見るに堪えないものがある。
今シーズンは恐らくここから脱出することは難しいだろう。
来季フェラーリのシートに収まるサインツJrの心境は如何ばかりか・・・。

 そして、久々の初優勝という感動的なレースの舞台裏で、
ひとつの時代が終わりを告げていた。
みなさんもご存じのとおり、ウイリアムズがその歴史の幕を閉じた。
もちろんウィリアムズという名前が消えるわけではないし、
チームは今後も存続するらしい。
しかし創立当時からウィリアムズ家で運営していたこのチームは
アメリカの会社に売却されることになり、
これまでの運営陣でのレースはこのイタリアGPが最後となった。

 色々言われたこともあるが、父親の会社を引き継いだクレア ウィリアムズは
立派な人物であり良い娘さんではないだろうか。

この日のウイリアムズはジョージ ラッセルのドライブで11位が最高位だった。

 41年前、1979年イギリスGPでこのチームは初優勝を遂げた。
ドライバーはクレイ レガッツォーニ。
珍しくTV中継があり、幸運にもこのレースをテレビで観ることができた。



 それまでは弱小チームの代表みたいな戦績で、
すくなくともトップドライバーが好んで行くようなチームではなかった。
しかしパトリック ヘッドがデザインしたFW07は
堅実な造りで他のマシンを圧倒していった。
ウイングカー時代、史上最強のマシンはロータス79ではない。
間違いなくウイリアムズFW07である。

 そこからのウィリアムズの快進撃はみなさんもご存じのとおり。
80年にはアラン ジョーンズがタイトルを獲得し、
その後もケケ ロズベルグ、ネルソン ピケ、ナイジェル マンセル、
アラン プロスト、デーモン ヒル、ジャック ヴィルヌーヴと、
そうそうたる顔ぶれがチャンピオンとなった。

 あの時代を知る者として、まさかウィリアムズがこんなカタチで終わるとは
夢にも思わなかった。
しかし同時期にトップコンデンターだったロータスもブラバムも
ティレルもリジェも、F1サーカスから姿を消した。

気が付けば時代と共に多くが変わっている。
そこには必ず「喪失」が伴う。
しかし普遍的なものまた、確かに存在している。
どんなに技術が進んでも、時代が変わっても、
やはりモーター「スポーツ」であり、それは生身の人間にしかできないものだ。
だからこそ感動があり、我々は熱狂する。

 トップカテゴリーにおける若い二人のドライバーの一騎打ちを見て、
一人のサンデーレーサーはモータースポーツの原点を見た気がした。
Posted at 2020/09/07 22:15:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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