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2021年06月30日 イイね!

60戦

 現在十勝スピードウェイ(以下TS)で開催されているNew Hokkaido GT Series(以下NHGT)。
ご存知の方もいるとは思うけれど、それ以前はTS主催ではなく、複数のショップが集まっての主催、あるいは元々このシリーズを発案したASKスポーツ単独の主催だった。
その当時はNewの文字はなくHokkaido GT Series、HGTSと呼ばれていた。

 私が参戦したのは、サーキットを本格的に走るようになった2006年から。
当時はまだスプリントレースに出られるようなレベルではないと考え、
シリーズの存在は知っていたが、エントリーは躊躇していた。
しかし06年8月、走り慣れたHSPでHGTSが行われるというので、
思い切ってエントリーをした。


サーキット用に作った145。0541RACINGのロゴは今も同じ。
画像はHSPではなく、白老でのもの。


 結果は惨憺たるものだった。
初のスプリントレースというこを差し引いても、
今後もレースを続けるべきだろうかと考えてしまうほどだった。
ただ、それでもやはりレースをしたいという気持ちは変わらず、
次の白老戦も懲りずに走った。
このレースでは、スタートからフィニッシュまでEGシビックと
イイ感じのレースになったことは非常に良い経験となった。

そこからほとんど勢いで9月、10月のTSクラブマン戦、
そして11月の白老最終戦まで走ってしまった。

このようにして、私のNHGT(旧HGTS)が始まった。

ただ、やる気満々で迎えた翌07年、
開幕前の練習走行でせっかく作った145で大クラッシュをやってしまった。
そこで普段乗り用として使っていたもう1台の145を
急遽レース用に仕上げた。


2007年の懐かしいワンショット。
145はまだカラーリングされていないし、
good-eyeさんのデルタもオリジナルカラーのまま。



07年HGTS最終戦、一から自分でカラーリングした145。
パワーが無くて苦戦したが、非常に思い出深いクルマだ。


その後145は経年劣化(12年15万キロ)で2010年の開幕を前に引退させ、
この年の第2戦(Jrコース)から156にスイッチした。
しかしその156も2015年のNHGT特別戦を前にした練習走行でクラッシュ。


2010シーズン途中から156にスイッチ。
2.5リッター190psのおかげで、ようやく戦えるようになったが・・・


2016シーズンから、現在の156Bになったという経緯がある。

 そしてつい最近、2006年の初レースから、
先日のNHGT開幕戦までで自分は何戦走っているのかを
過去のブログを追跡して数えてみた。

すると、キリのいいところで、先日の開幕戦で
実に60戦目であることが判明した。

振り返ればいろんなことがあったけれど、
自分が何戦走っているかをカウントしながら
過去のブログを読んだり画像を見たりすると
なんとも感慨深いものがある。


白RSさん、サラリーマンNEOさんと共にシャンパンファイトならぬ
スパークリングウォーターファイト。
60戦目という記念すべき(?)レースは最高の結果と言えるかもしれない。


 そして先日の開幕戦で、自分として出来過ぎなほどの結果を残すことができた。
2年ぶりに自己ベストを更新し、7周回レースの所要時間もこれまでのベストだった。
足掛け16年、なかなか思うような結果にならないことのほうが多かったが、
それでも好きで続けてきたし今後も続けていく。
60戦を終えての今の心境は、ここからがスタートというものだ。
できることなら100戦まで走りたい。

毎年同じようなことをやっているけれど、
私は毎年新鮮な心持でシーズン開幕を迎えている。

世の中、何かと難しい状況にはなっているが、
今年もまたシーズン終了まで走ろうと思う。

Posted at 2021/06/30 21:59:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | NHGT2021 | 日記
2021年06月27日 イイね!

来週に向けての準備

 今日の昼前、ちょっと近所のコンビニへ。
その帰り、自宅すぐ近くのビルに設置されている外気温計を見ると
「29.9℃」と表示されていた。
それでも風は爽やかで湿度が低く、
いかにも北海道らしい気持ちの良さだ。

 話は前後するけれど、昨日のうちから今朝は洗車と決めていた。
恐らく気温は上がるだろうから、早朝がイイだろうと考えた。
4:30ころには目が覚めたので、少しゆっくりと準備をし、
5:30にはいつもの洗車場に到着。

ところが・・・こんな日曜の早朝なのに洗車場は満員御礼状態。
やっぱりみんな考えることは同じということか。
それでも10分ほども待つと問題なく利用できた。

 洗車を終え、自宅マンション駐車場の空きスペースで
今度はポリッシャーを使いアチコチこびり付いた汚れを除去。
サーキットを走るとタイヤカスが鉄砲の弾みたいに飛んで来るようで、
特にSタイヤ勢と走るとそれは顕著だ。
それでもワックスと間違って購入したアレクソンズのポリッシャーは、
こういう汚れには効果抜群で苦労することなく除去できる。

 その後はエンジンルームも軽く掃除をし、8:00前には終了。
来週末の天気は分からないが、やっぱり走りに行くときはキレイなクルマがいい。

 戻ってからはちょっとした修理。



 シフトブーツのフレームが折れてしまった。
純正から社外品の本革ブーツに付け替えたのはいいのだが、
純正のPVレザーよりも分厚い本革なので、
装着するにはかなり力技が必要だった。

何度か着脱しているうちに、樹脂製のフレームに負担が掛ったらしく、
そこはあまり評判の良くないイタリア車の樹脂パーツ、呆気なく折れた。

中古部品も探したが、こんなちっぽけな部品が出回っているはずもなく、
それならば・・・ということで修理決行。
しかしどうするか?
瞬間接着剤でもよさそうだが、やはり力が掛かるとまた折れそうな気がする。
そこで思いついたのがドリルで穴を開け、
ワイヤーか針金で結束するという方法。
ところが針金もワイヤーも手元にない。
すると、自宅の小物入れを漁っているとタイラップがあることに気付いた。
ダメ元で、タイラップによる結束にトライしてみることに。



もうワンサイズ細いドリルビットがあればよかったが、
なんとか穴を開けてタイラップを通し完成。
早速156に装着してみたが、まったく問題はない。
いちばんブーツが引っ張られるバックギアに入れても、
フレームが動いたり折れそうになることはなかった。

 今年に入ってから、なんだかシフトブーツがいつも
グラグラユラユラしているようで気持ちよくなかったが、
これで解消することができた。

 そして・・・
先日のNHGT決勝で「やらかしてしまった」サングラス事件。
そのサングラスをよく見ると、
やはりレンズに細かい傷がかなり付いてしまっていた。
それがちょうどレンズ中央なので、
実際にかけてみると視界が微かに曇って見える。

気にっていたのだが、このサングラスには引退してもらおう。

 そして次はこちら。



 数年前、まだライコネン&ヴェッテルのころ、
フェラーリ公認で販売されていたレイバンのスクーデリアフェラーリモデル。
ショップで手に取り「コレ、イイな~」と思っていたら、
家内が「コレ、イイんじゃない?」とプレゼントしてくれた。



レイバンと言えば、私の世代にとってはアメリカのブランドだが、
現在はイタリアの企業に買収されており立派なイタリアのブランドになっている。
現在でもフェラーリのオフィシャルスポンサーになっているはずだ。



運転するときは割と頻繁にサングラスを使うほうなので、
GTVにも156にもサングラスは常備している。
このフェラーリモデルは軽い上に、ミラーレンズが好みだし、
暗さもかなり弱いほうだ。
十勝スピードウェイまでの道中はけっこうな数のトンネルがあるので、
あまり暗いのはトンネルでその都度外さなければならなくなって不便。

 けっこうなレアアイテムということもあり、
なかなか使えないでいたけれど、
この機会にサーキット専用でどんどん使うことにしようと思う。

 これでもう来週のEuro&World Cupに向けての準備完了である。
明日からは仕事が忙しくなるのは間違いないのだが、
週末を励みに頑張ることにしよう。
Posted at 2021/06/27 12:35:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記
2021年06月26日 イイね!

サーモスタット交換

 今シーズンはエンジンとギアボックスの載せ替えから始まったことは、
以前のブログにも書いた通り。
例年よりやや遅れた開幕となったが、
Euro&World Cup、NHGTと2週続けて走行し、
先週のNHGTでは2018年以来のベスト更新ができた。

 毎年、開幕当初はドタバタが続くのに、今年は怖いくらい順調である。

ベストタイムを更新できた要因を色々と考えてみた。

まず考えたのはタイヤ。
昨年はミシュランのパイロットスポーツカップ2を使った。
非常にバランスの良い、よくできたタイヤだと今でも思っている。
しかしサーキットでのタイムとなると、
私の技量では昨年のタイムが限界だった。
そして、グリップの絶対値という点では
Cup2<Eagle RS Sport<71Rという順になると思っている。
実際に走った印象では、やはり71Rは「喰う」という印象。
ただ、昨年Cup2で色々と走り方を考えながら試行錯誤したことが、
71Rに換えて効果が現れたのではないかと考えている。

そしてもうひとつの大きな要因は、やはりエンジンだろう。
街乗りをしている分にはほとんど変化は感じられなかったけれど、
全開走行のサーキットでは確実に時計に表れた。
実際に使ってみなければ当たりか外れか分からない中古エンジンだっただけに、
普通にサーキットで使えるだけでも満足だったが、
充分以上のエンジンだったことは嬉しい。

 さて、そんな「当たり」のエンジンだったわけだが、
十勝スピードウェイに向かう道中、気になることもあった。

水温が低い。

高速を100㎞前後で流していると、水温計の針は70℃を下回る。
これは「アルファロメオV6あるある」、持病とも言えるアレだ。
エンジンのコンディションとは直接関係のない、
サーモスタットご臨終である。

 早速手配し、交換の準備をする。
しかし、作業自体はそれほど面倒ではないはずなのだが、気になることがある。
さて、クーラントをどうするか?である。
サーモスタットを外すには、ある程度までクーラントを抜かなければならない。
その「ある程度」がどのくらいの量なのか?
原理的に考えて、サーモスタットより高い位置にあるリザーバータンクに
クーラントが残っているようではダメだろう。

 四の五の考えてもしょうがない。
まずは実行してみよう。



画像のようにリザーバータンクとエンジンを繋ぐ、
細いホースをタンク側で抜き取り下側に逃がす。
バケツなどの大きいものは入らないので、ペットボトルなどがいい。
できれば1.5L~2Lくらいがいいが、
あまり大きいとスペースに入らない。
家内が愛飲しているコントレックスのボトルが最高に使いやすかった。
このフランスの水が入っていたボトルは、
日本製と違って材質が薄く柔らかい。
限られたスペースでも柔軟に対応させられる。



逃がしたホースをスペースに押し込んだペットボトルの口に入れ、
準備ができたらエンジン始動。
勢いよくブルーのKemitecがペットボトルに流れ込む。
見る見るうちにクーラントが入っていくので、一旦エンジンオフ。
2本目のボトルになると、だんだんと勢いが弱くなっていき、
結局2本目がイッパイになるころにはほとんど出てこなくなった。
およそ3リッターくらい抜けただろうか。



 次は恐る恐るサーモスタットのボルトを緩める。
幸いなことにクーラントが漏れる気配はない。
どうやら3リッターも抜けば、サーモスタットの位置には
クーラントは残らないようだ。

ここまでくればあとは単純な作業。
新品を組み付ける前に、新旧の比較を。



 言うまでもないけれど、手前が新品、奥が終了品。
明らかに開いてしまっているのが分かる。
これでは水温もあがらない。



 そして新品を取り付けて無事に終了。
思ったほどクーラントに難儀しなくてよかった。
順調だったので、到着待ちの水温センサーの確認をしようと
ソケットを抜いたところで「・・・・・」となった。

「えっ?この156って水温センサーは3ピンだったの?」

アルファロメオ恐るべし。
156の2.5V6、しかもフェイズ1と呼ばれるモデルは
確か水温センサー2ピンのはずだったのに。
まあいい、水温センサーは故障しているわけではないので、
また別の機会に交換するとしよう。



 さて、今月からエントリー開始となった0541MEETING。
毎日のようにエントリーが届いている。
今のところレース参加希望が多くて嬉しい。
例年よりも希望者が多いようなら、
また違った企画も考えてもいいかと思っている。
とはいえ0541MEETINGはレースイベントではないので、
まずは走ってみたいという方、大歓迎です。
Posted at 2021/06/26 14:44:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記
2021年06月20日 イイね!

New Hokkaido GT Series 2021 Rd.1

New Hokkaido GT Series 2021 Rd.1 先週のEuro&World Cupとは打って変わって肌寒い中で行われたNHGT開幕戦。
しかも予報では雨マーク。
フリー走行の1本目が始まるころには、雨が上がりそうな予報ではあったが、今回は気温が低いこともあり、無理せず無事に終わることを最優先にと思った。

 別に雨のレースを毛嫌いしているわけではない。
自分だけに雨が降るわけではなく、条件は皆一緒だ。
ただ、私としては完全なウェットよりも、ドライなのかウェットなのか微妙なコンディションは正直好きではない。

 そんな微妙なコンディションになりそうな気配だったけれど、
4N走行が終わり、ドライバーズミーティングを終えたころには、
コース状態はほぼドライとなっていた。

【フリー1&予選】
 フリー走行1本目。
まずはコースコンディションの確認。
一応ドライのようだが気温は低いし、ゼブラが使えるかどうかは分からない。
以前、完全にドライだと思ってゼブラに乗ったら、
思い切りスピンしたという苦い経験がある。
そこそこ攻めて終了。

当然タイムは平凡なもので、17台中15位。

 30分後の予選では、もう完全にドライという判断ができた。
気温も少しだけ上がり、ゼブラ部分も大丈夫だった。

 先週のEuro&World Cupでの反省点を意識し、2周目から攻めた。
そこそこまとめられた感じがしたが、
センターのオーディオスペースに埋め込んでいるディスプレイを見ると
タイムが表示されていない。
これはアタックするタイミングが早すぎて
カウンターが立ち上がる前にアタックを始めてしまったせいだ。
それならもう1周と思い、そのままアタックラップを継続。
結果としてこれがよかった。

次にフィニッシュラインを通過した直後の、
ディスプレイに表示されたタイムを見て目を疑った。
2018年のNHGT最終戦で出した自己ベストを0.4秒も上回っている。
にわかには信じがたいタイムだった。
本気で「カウンターの誤作動だな」と思った。

 一応ピットに戻って正式なタイムを確認することに。
すると、誤作動ではなかった。
まったく期待していなかった今日この日、
2年間も更新できなかったベストタイムを出すことができた。

原因は複数考えられるけれど、
恐らく新しいエンジンと71Rの力が大きいと思う。

予選はたった2周しかしなかったが、
願ってもないタイムが出たので早々に切り上げる。

17台中11位で予選を終える。

【決 勝】

 望むべくもないタイムを出したものの、果たしてレースではどうなのか?
3年前の決勝レースでは、予選で出したベストタイムより1秒も落としてしまった。
つまり、ある意味「偶然」が重なったのかも知れない。

 さらに悩ましいのは予選グリッドだった。
私の前の10番手はぐれ~な86さんだが、私より2秒も速い。
しかし私の後ろは1秒以内に5台もいる。
なかなか緊張感のあるスターティンググリッドとなった。

 スタートはやや出遅れた感じがあったが、
「霹靂一閃」を思わせるスーパーダッシュを見せた
インプレッサM先輩に抜かれた以外は、順位を落とさずに済んだ。

 しかし、自己ベストを更新した予選・・・
「好事魔多し」とは言ったもの。
実は私のクルマの中では信じられないことが起きていた。
実に恥ずかしい話なのだが・・・

オープニングラップの2コーナーをクリアしたあたりだろうか、
何やら足元で動いている。
プラスチックのような、片手で持てるような何かが
前後左右のGで足元をせわしなく動いている。
時折「カタカタ」と音がする。
マズイことにそれがブレーキやアクセル等のペダル付近にも近づいてくる。

スタート直後でポジション争いをしている最中、
まさかこんなことが起きるとは。
なんとか下に視線を移して確認して「海より深く反省」した。

 ダッシュパネルの小さなポケットに入れていたサングラスだった。

今日はずっと曇り空だったので、サングラスを使うことがなかった。
そのせいで、すっかりその存在すら忘れていた。

「これがもしブレーキの邪魔をしたら・・・」などと考えながら、
スキを見つけては足で払いのけていた。
すると幸運にもペダルの向こう側で落ち着いてくれた。

しかし「時すでに遅し」の感があり、
そんなことをしているスキにNBロードスターのOさんに
8コーナー進入でズバッとインから抜かれてしまった。
その後はひたすらOさんを追いかける。
終盤、テールトゥノーズまでは持ち込めたが、
結局そのままチェッカーとなった。

17台中13位、クラス1位で終了。

サングラスの件はまったくもって自身の不手際であり、
情けないことこの上ない。
しかし、これまではまったく歯が立たなかった
NBロードスターのOさんと互角に戦えたことは収穫だった。
3年前と違い、レース中のベストタイムは予選の0.5秒落ちだった。
ということは3年前に1回だけ出せたタイムと、
ほぼ同じペースでレースができたことになる。

この事実には、素直に喜ぶことにしよう。

他にも思うことは色々あるけれど、今日はこの辺で・・・。
Posted at 2021/06/20 22:42:46 | コメント(6) | トラックバック(0) | NHGT2021 | 日記
2021年06月13日 イイね!

Euro&World Cup 2021 Rd.2

Euro&World Cup 2021 Rd.2 いよいよシーズンが始まった。
Euro&World Cup第2戦、真夏並みの天候の中、今シーズンの初走行となった。
今年から若干のレギュレーション変更があったEuro&World Cupだが、基本的にはこれまでと同じ。
ただ、主催者の考えとしては「タイムに執着せず、初心に帰りより走ることを楽しみましょう」とのこと。走行会も長年続くと、どうしてもタイムのインフレが起きてしまいがちになるので、今回の主催者の意図は支持できるものだ。
走行前のミーティングで主催者代表のY氏(おやびん)が
「走っているみんなが仲間だから。みんなが主催している走行会だと思っていただきたい。」と話していたのが印象的だった。

 さて、私としてはまず新しいエンジンとギアボックスのチェックである。
その辺を普通に走る分には、なんら不具合は出なくても、
いざサーキットで高負荷をかけるとトラブルが発生することは珍しくない。

シーズン初の走行ということもあり、まずは慎重に走り始める。

 エンジンは街乗りではほとんど変化というか違いは感じなかったが、
微かに中低速のトルクが太くなった印象はあった。
サーキットではそれがより顕著に感じられる。
レッド手前までも、淀みなく回る。
ギアに関しては、まずまずといったところ。
これまでほとんどやったことがない4→3のギアチェンジをミスしたが、
これは単純に自分のミスだと思う。
ただ、それでも若干の「渋さ」「堅さ」のような印象はある。
これはギアオイルのチョイスで解決できると思う。

 驚いたのはタイヤだった。


 
以前のブログには書いたように、諸般の事情で今年は71Rをチョイスした。
これがイメージしたよりはるかにグリップが強い。
71Rを使うのは今回が初めてではないけれど、
昨シーズンのミシュランパイロットスポーツCup2に比べたら、
多少のミスはタイヤが余裕でカバーしてくれる。

 エンジンとギアボックスが問題ないことが分かり、
4周目からはアタックラップに入る。
結果、このラップで昨年のシーズンベストが出てしまう。

 2本目はもう少し攻めてみようとコースインしたものの、
ところどころで渋滞に当たってしまい、1本目のタイムを上回ることはできなかった。

 とはいえ、シーズン初、しかも真夏のような天候(28℃)で
このタイムは充分満足できるものだった。

 昼食時間を挟んで、午後からはクラブマンコース。
気温はさらに上がり、あとで調べたら30℃もあったらしい。
当然そうなるとタイムのほうは期待できない。
特に今回はジュニアでも水温が高めだった。

1本目はジュニアの2本目同様、なかなかクリアラップが取れない。
しかも2コーナーから3コーナーのアプローチがイメージ通りにできない。
これは最後まで満足できるものではなかったが、
半年ぶりの走行ということで割り切ることにした。

 2本目はやや時間差でコースイン。
開始早々にコースに出るのではなく、5分ほど過ぎてからヘルメットを被り、
HANSを装着するなどの準備をした。
上手くタイミングが合ったのか、
コースインして3周目にはクリアラップが取れた。
コーナーのアプローチはあまり良くはなかったけれど、
なんとかまとめてベストの1.1秒落ちというところまで詰めた。
気温とシーズン初ということを考えれば上出来だろう。

 その後、赤旗中断ということもあり、今日の走行は切り上げることに。

Euro&World Cupでは滅多に赤旗中断にはならないが、
まさか先日のF1と同じことがTSで起こるとは
まさに「よもや、よもやだ」である。
それでもけが人が出たり、多重クラッシュなどにならなくてよかった。
クルマにダメージを受けたドライバー氏は気の毒であるけれど、
是非またEuro&World Cupに参加してもらいたい。



 そんなわけで2021シーズンが始まった。
滑り出しとして順調だったと言えると思う。
何よりギアボックスの故障から、無事に復帰できたのが嬉しい。
エンジンも中古は使ってみるまでは分からなかったが、
明らかに昨年までのモノよりパワーが出ているのは間違いない。
あとは自分自身を早く「いつも通り」にすることが課題。

 来週はNHGTの開幕戦である。
今のところの予報では、少し涼しいようなので
人にもクルマにも優しい日になるといいのだが・・・。
とはいえ今度はNHGTという「レース」の開幕戦。
これはこれでやはり待ち遠しいものだ。
Posted at 2021/06/13 21:43:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | Euro&World Cup | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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