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2021年12月18日 イイね!

活動中

活動中 今年は12月になっても雪景色とはならず、なんだかいつもの冬とは違う印象だった。
ところが、思い出したように昨日から雪は降り続け、先ほど見たニュースによると「24時間」で降った雪の量は新記録だそうだ。

 そんなわけで、12月18日時点としては「いつもの冬」となった。

 今日はさらに気温も低く、最高気温が氷点下という、これまたいつもの冬である。

さすがに氷点下で外の作業はツライので、昨日からひたすら室内作業。

 このオフはチャレンジのオフである。
これまでやったことのない部分にも果敢に挑むつもり。

そのひとつとして、フューエルホースを新調しようと思っている。
燃料系はモノがモノなだけに慎重にならざるを得ない。
以前インジェクターで痛い目に遭っているのでなおさらだ。
デリバリーパイプに繋がるホースを換えるには、
まず専用ホースの調達と、デリバリーパイプを外す必要がある。

 ホースは既にAuto Silicone Hoses.comから「燃料、オイル用」を調達済み。
ではデリバリーパイプを外せばいいのだが、
これがけっこうな手間がかかる。
そして、どうせデリバリーパイプを外すならついでにキレイにしておきたい。
磨くか?塗るか?まあ外してから考えよう。

そこでふと思い出した。

 確か156の2.5V6前期型のデリバリーパイプがあったはず。
探して見ると確かにあった。
中古のインジェクターを購入した際に、デリバリーパイプごと到着したときのモノだ。

しかし、表面がけっこう錆びている。



恐らくこのパイプ、表面は塗装か何かしらの表面処理がされている感じがする。
それが経年劣化で表面に錆が出てきたのだろう。
中のほうは見ることはできないが、インジェクターの穴から見る限り大丈夫そう。

ダメ元でこの古いデリバリーパイプを、まず錆落としから始めることにした。
ハンドドリルにフラップホイルを付けて、どの程度サビが落ちるか見てみる。
すると・・・
けっこう、いや、かなり落ちる。
ほほ~っと調子に乗ってハンドドリルを動かしていると、
金属の地肌が見えてきた。

これは新たに塗装するのではなく、磨きだけでイケそうだ。
そこでバラせる部分はバラし、気合を入れて磨くことに。



鏡面仕上げというわけにはいかないけれど、
まあまあの仕上がりにはなった。
フラップホイルだけではムラになるので、
その後は手作業で耐水ペーパー320→600→1000→コンパウンドの順で磨く。


 
 最初の1本で3時間くらいかかってしまった。
それでも錆びだらけの状態を思えば満足度は高い。

難しいと思われた、燃料を分岐させる部分もなんとかなった。



 そして今日は、2本目の研磨作業。



 こうして見ると、クルマの部品というのは本当に美しいと思う。
磨き終えたこのデリバリーパイプも、
その色や形状からなんだか楽器みたいな美しさを感じる。
金属の質による色の違いなんかも堪らない。



思えばエンジンルームを掃除しようと思ったのも、
エンジンやその周辺機器に「美」を感じるからだ。
モデファイは内外装だけのものじゃない。

 同時進行でインテークパイプの変更も。



 現状でもエンジンに不満はないけれど、
実験的にインテークパイプを太くしてみることにした。
効果があることが分かればそのまま使うし、
ダメなら元に戻すこともできる。

 そんなわけで、すっかり完全な冬になってしまったけれど、
このオフは攻めていこうと思っている。
Posted at 2021/12/18 16:41:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月13日 イイね!

これもレースというスポーツなのか

 まさかあのような結末になるとは。
私はどちらかというと、キレイなレース、クリーンなファイトで終わるなどとは思っていなかった。
過去にもあった、非常に後味の悪い結末になるほうに賭けていた。

 しかし、スタート直後こそ危ういシーンはあったものの、
その後ハミルトンとフェルスタッペンの間で接触などはなく
むしろ淡々とレースは進んだ。

 ハミルトンはシナリオ通りにレースを進め、
必死に食い下がるフェルスタッペンに対し、
残り5周の時点で約10秒のアドバンテージを築いていた。

絶対に負けられないレースで、王者にふさわしい完璧と言えるレース運びだった。

ところが残り5周となったところで、
タイトル争になんの関係もない未熟なドライバーのクラッシュで状況は一変した。

 私は今回の結果に関しては、とやかく言うつもりはない。
チャンピオンはフェルスタッペンであり、
タイトルを獲ったチームはレッドブルである。
そしてそのエンジンはホンダである。
決してホンダF1というチームではない。

フェルスタッペンはシーズンを通して速かったし強かった。
チャンピオンになることに異論はない。

 ただこの4戦で、苦しい状況にあったハミルトンは3連勝し、
この最終戦でも見事な走りを見せた。
タイトル獲得のかかったレースで、
残り5周の時点でライバルに10秒差をつけていたことは、
すなわちこれ以上はないという完璧なレースだった。
しかしチームとドライバーが一丸となって築き上げた10秒が、
たった1台の単独クラッシュで吹き飛んでしまうことに、
私はどう考えても釈然としない。

 確かに勝ったのはフェルスタッペンだ。
シーズンを通してもっともポイントを獲得したのもフェルスタッペンだ。
しかし負けられないレースで、負けないレースを展開したのは
フェルスタッペンではなくハミルトンだ。
チャンピオンになるべくレースを展開できたのはハミルトンのほうだ。

 私がフェルスタッペンというドライバーが好きになれないから言うのではない。
ハミルトンが勝ち続けたころも、面白くないと思っていた。
それでも、昨日の両者同点で迎えた最終戦で
先にフィニッシュしたほうがチャンピオンというレースで
チャンピオンに相応しいレースをしたのはハミルトンであり、
たった1台の単独クラッシュで10秒のアドバンテージがご破算になるルールに
どうもスッキリしないのである。

 最後に、ホンダに関して書いておきたい。
まずは日本人として、ホンダエンジンがチャンピオンマシンに搭載されていたことを誇らしく思う。
マクラーレンホンダとして復帰したときは、
周囲の期待とは裏腹に不本意な結果だったことに、
スタッフの心中は如何ばかりなものであったか。
そこからタイトル獲得まで昇りつめたのだから、その苦労は計り知れない。
世界屈指の自動車大国であるわが国でも、
モータースポーツ世界最高峰のF1でタイトルはおろか
1戦でも優勝経験があるのはホンダただ1社である。

 残念ながら今シーズンでホンダは撤退し、
今後もF1に戻ることはないであろうという報道がある。
60年代にF1に挑戦し、チャンピオンエンジンにまでなったホンダが
この先F1でその姿が見られないということに、
一人のF1ファンとして、そして日本人として寂しい限りだ。
Posted at 2021/12/13 22:15:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2021年12月12日 イイね!

止血

止血 昨日は流血の大惨事だったので、今日はさしずめ止血作業といったところ。
昨夜のうちにヘッドカバー側とパッキンは充分に脱脂しておいた。
しかしちょっと気になる部分があった。
もう一度、同じ作業をするということは、あの面倒なレベルゲージのステーをまた取り付けるということになる。

あの、たいして重要とも思えない部分で、しかもその割にはゴツイ金属製のステー。
このまま付けるのは、どうも納得できない。

そこで・・・
ちょっとこちらの画像をご覧いただきたい。



これは既に切り離された状態だが、
この金属部品はヘッドカバーを留めるボルトで共締めされる。
そして間隔の狭い2個の穴に、
レベルゲージが入っているパイプの金具を引っかけるという構造になっている。

しかも、どういうわけか向かって左下側が「く」の字に折れ曲がっているので、
取り付けにかなり苦労する。

よし、切ってしまえ。



グラインダーでサックリ切断。
あまりに汚いのでコンパウンドで磨いた。
それから色々とアルファV6のエンジン画像を調べてみたところ、
なんと、後発の3.2V6などは私がカットしたような形状になっている!
つまり2.5V6では2か所の共締めだったのを、
後発の3.2V6では1か所になっているというわけ。

 そして今日は午前中から作業開始。

上記のレベルゲージステーも、やっぱり面倒だったが問題なく取り付けできた。



手が入りにくいのが難点だが、カットして小さくなった分、
取り付けにかかる時間もカットできた。

 そしてパッキンの取り付け。
前回よりも、より慎重に作業を進めた。
特に直接目視できない、下側のパッキンがしっかり嵌っているかは気を使った。



このパッキンのベロは、恐らく確認用のモノではないかと思う。
これがちゃんと出ていれば、パッキンは所定の場所に収まっていることになる。
昨日、この確認作業をちゃんとやっていなかった。

すべてのチェックを終え、ストックしてあった500mlくらいのオイルを入れる。
ところがそれでもレベルゲージに付くオイルの量が足りない。
主治医のところでオイルを調達し、1リッター追加したところ、
ようやく規定量になった。
ということは、昨日は1.5リッターくらい流血したということか。

そしてエンジン始動。

しかし、数分後にまた白煙が上がる。
ああ、やっぱりダメか・・・と一瞬凹んだが、
いや待て、どこから漏れているか確認が先だろう。
ひょっとしたら白煙を上げているのは昨日漏れたオイルかも知れない。

 念入りにパッキンを見たり触ったりするも、漏れは確認できない。
やはり白煙を上げているのは、
まだエキマニに付いたまま残っていた、昨日のオイルなのは間違いなさそうだ。
その証拠に、一定の時間が過ぎると白煙は治まった。

そして給油もしたかったので、ほんの数キロ走ることに。
12月の中旬に、まさか夏タイヤの156で走れるとは思っていなかった。
走っていて特に問題はないが、ホントに大丈夫なのか
ちょっとドキドキしながらハンドルを握っていた。
給油を済ませ、自宅に戻りボンネットを開ける。
何事もなかったようにエンジンは回っている。
その後、3個のプラグホールも確認したが、問題はなかった。



 もう少し距離を走り、そしてサーキットで全開で回してみないことには
「完治」とは言えないが、ひとまず止血には成功した。

 

 このオフ、実はまだまだやりたいことはある。
今シーズンのクルマの状態には充分満足できるけれど、
それでもこのオフは攻めていこうと思っている。

 そんなわけで次はこちら・・・



 インテーク周りである。
ちょっとアイデアがあるので実行することにした。
もちろん不発に終わる可能性もあるので、元に戻せることも想定している。
これまで何度も作り直してきたインテーク周りだが、
監督さんでさえ「何度作った分からん」と言ってたくらいだから、
またチャレンジするのも面白そうだ。

 このオフは攻めるぞ!
Posted at 2021/12/12 16:51:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記
2021年12月11日 イイね!

流血

流血 既にヘッドカバーの塗装は終わり、必要なボルトを調達するなどの準備は整った。
週末になったので、いよいよ新品の純正パッキンでヘッドカバーの取り付けとなる。

この機会にヘッドカバーのボルトをブラックに変更しようと考えていたが、残念ながら大型のホームセンターでも同じピッチのボルトはなかった。
ボルテック(市内のボルト専門店)に行けばあるとは思うけれど、今回は見送ることにして外したボルトをクリーニングして再使用することに。

 作業は順調に進んだが、最大の難関はオイルレベルゲージの固定という、
本題とはほとんど関係のない作業だった。



ここまでにけっこうな時間を取られてしまった。
イグニッションコイルのカプラーもまだ付けていない状態。

今回はベルトカバーも外したので、塗装しておいた。
あまり見える部分ではないが、ブラックがシャキッと塗られてると見栄えがイイ。
ベルトカバー隣にある金属のカバーは、普通の鉄らしく錆びやすい。
ここはカーボンシートで化粧直し。



これで錆びる心配はしなくてもいいだろう。


ひと通り作業を終え、エンジン始動。
特に問題はない。
暖機が済んだら上まで回して漏れがないか確認し、
そのあとは気温も高いので少し走ってみようとも思っていた。

 ところが、そうはならなかった。

オイルはクルマの血液と言われている。
思い切り流血していた。
エンジンルーム下から煙が上がっている。

「ああ・・・漏れてたか・・・」と思い、ふと下を見ると・・・

「なんじゃあ~こりゃあああああああ」(松田優作風)

けっこうな量のオイルが漏れている。



何気なく撮った1枚にも流血の痕跡が・・・。

こちらの1枚にも。



え?分からない?
では拡大すると・・・



 原因はすぐに分かった。
実に単純な理由である。
パッキンが所定の位置にしっかり嵌っていなかったことによる
オイルダダ漏れ流血の大惨事というわけである。

しかしこのままにはしておけない。

仮にプロにお願いするにしても、このままでは駐車場から出すこともできない。

途中休憩を挿んで、もう一度ヘッドカバーを外すことに。
パッキンを買い直し、やり直すにしてもまずはヘッドカバーを外さなくては。

一度やっている作業なので、今度は手際よくできる。
幸いなことに、パッキンに変形や破損はなく、
脱脂さえしっかりやればもう一回使える状態だった。
さらにプラグホールに漏れが一切なかったのも幸いだった。

 やったことがない作業とはいえ、なんとも不甲斐ない結果となってしまった。
しかしこのまま引き下がるのは悔しいというもの。
明日も気温は高いようなので、もう一度チャレンジしよう。

Posted at 2021/12/11 20:58:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記
2021年12月05日 イイね!

屋内作業

屋内作業 今日の札幌市内は天気こそよかったけれどときどき雪がチラつき、気温も2~3℃しかなかったようだ。
2日続けて外での作業はちょっとキツイ。
そんなわけで昨日とは違い、昨夜から今日にかけては暖かい部屋の中での作業。

 外したヘッドカバーを洗い、さらに隅々までパーツクリーナーで脱脂。
イグニッションコイルも金属部分を磨いたり、樹脂部分は保護剤を塗ったりした。
コイルの’NGK’と書かれたラベルの劣化が激しいので、
剥がしてカーボンシートを貼って終了。



 余談だがアルファV6用のイグニッションコイルは、いくつかのメーカーが作っている。
確か純正はBOSCH製だったと記憶しているけれど、
イタリアのMAGNETTI MARELLI、ランプで有名なドイツのHellaなども作っている。
その他にも海外サイトで探せばけっこうヒットする。
コイルは古くなると突然死するので、予備は持っておきたいところ。

 次は以前も書いたフィラーキャップ。
春に載せ替えたエンジンに付いていたものだが、
6万キロという走行距離の割にはキャップのロゴはほとんど消えかけていた。
クアドリフォリオをモチーフにラベルを作ったが、
今ひとつ満足できなかったので作り直した。



やはり純正同様、ブラックをベースにしたほうがしっくりくる。
カーボンシートにアルファマーク、
そしてイタリア車らしくOILではなくOLIOにした。

 そして本題。
まずはクリーニングと脱脂をしたヘッドカバー。



表面の劣化が激しい。
部分的に「なぜこうなった?」と思えるところがある。



汚れがこびり付いている?染み込んでいる?
はたまた表面が変質してしまっているような感じがする。

 というわけで寒空の下ではあるが、バルコニーでスプレー塗装。
本来は今日みたいな寒い日は塗装すべきではないが、
暖かくなるのを待っていたら来年の4月まで何もできない。

まずはヘッドカバーを部屋のヒーターの前に置き、
熱いくらいになるまで温める。

スプレーも湯煎で温めておく。

塗装自体はほんの数分で終わる。
今回はホイール用のシルバーを使用した。
本当なら耐熱スプレーなどを使うべきなのだろうが、
ボディ用やホイール用でもそこそこ耐熱性はあるので、
ダメならそのときに考えることにした。



 2回スプレーして終了。
元々のシルバーに対して、ややキラキラした印象だが満足できる。
Alfa Romeoのロゴは普通のフィルムで作ったが、
これもひょっとすると熱には耐えられないかも知れない。
とはいえ、これもそうなったときの対策は考えてある。
まずはこの仕様で行くことにする。



 これでヘッドカバーを固定するボルトをブラックにすれば、
なかなか雰囲気のある「顔」になるだろう。
エンジンルームといえども、雰囲気は大切だ。

来週末は取り付け作業ができそうだ。
少しでも気温が上がればいいのだが・・・。
Posted at 2021/12/05 17:41:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | アルファロメオ156B | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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