サスペンションバンプラバー・ダストブーツ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
スタッドレスから夏タイヤに交換する際、嫌なものが見えてしまった…
フロントはショックのダストブーツがボロボロに切れてシャフトが剥き出しの状態だし、リヤはバンプラバーがボロボロに朽ち果ててる。交換するのは面倒だけどほっとくわけにもいかないので、重い腰を上げることにしました。
純正品は高額なのでAliExpressで揃えました。どうせ純正品でも数万キロでボロボロになる消耗品ですし、安いにこしたことはないのです。
純正品番
フロントバンプラバー:31336859766
ダストブーツ:31336852465
リヤバンプラバー&ダストカバー:33536852452
2
ジャッキアップをしてまずはフロントから。ショックとナックルを結合しているボルト(18mm)とナット(16mm)をはずす。
3
タイロッドエンドのナット(21mm)を外す。
4
スタビリンクを固定しているナット(16mm)を外す。供回りするので、シャフトにトルクス(サイズ忘れた)を入れて固定しながら外す。
5
アッパーマウント固定ボルト3本(13mm)を外す。ひとつは完全に外さずに引っ掛けておく。
6
ショック下部がナックルに差し込まれて剛結されていますので、ボルトを外すだけではびくともしません。ナックルの切れ目にタガネを打ち込んで隙間を広げ、ナックルを足で下向きに蹴るとショックが抜けてきますので、知恵の輪のように外します。画像はショックが抜けたあとのナックルです。ここが一番難関かも。
7
ダストブーツはあとかたもなく、バンプラバーは変質してボロボロです。
スプリングコンプレッサーをかけてスプリングを縮めてからアッパーマウントを外します。アッパーマウントのトップナットを外すためには18mmのプラグレンチとロッドを固定するトルクスレンチ(T40)を組み合わせる必要があります。
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バンプラバー、ダストカバーを新品に交換してスプリングを組み直します。スプリングとシートの位置がずれないように注意
9
元通りに車両に組み込んでフロント完了
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お次はリヤです。
リヤはスプリングが別体なのでフロントよりかなり楽に作業できます。
ショック下部を固定しているトルクスボルト(E20)を外します。結構なトルクで締まっている!
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アッパーマウントはタイヤハウス内から上向きに3本のトルクスボルト(多分E12)で固定されています。カバーをめくって作業します。
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ショックとアッパーマウントが外れました。
リヤのトップナットはフロントとサイズが異なり、17mmです。ロッド固定用のトルクスはT30となります。
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バンプラバーとダストカバーはアッパーマウントにくっついてきます。引っ張ったら簡単に抜けますので新品に交換…ん?新品のバンプラバーの段数がなんか多いぞ?互換品だからか?ということで、純正と同じ段数にカットして取り付けます。
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一段カットして取り付けたらちょうどでした。ダストカバーの樹脂(下の黒い部分)は純正の方が質が良さげだったので純正を再利用しました。
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元通りに組み直して完了です。
手順は難しくはありませんが、なにせボルトナットのサイズと形状が特殊すぎてヒヤヒヤしました。
これでまた数万キロは大丈夫でしょう。
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