2022年06月01日
現在使用しているETC車載器の規格確認・判別方法
別でお伝えした”ETC”問題。
現在使用している車載器がどのような規格なのか、
また、継続して使用可能かどうかを確認する方法・手順を見ていきましょう。
2022年問題についてですが、
古い機種の場合、車載機本体や車載器管理番号で判別出来ないので、
個別にメーカーに問い合わせorメーカーHPにて確認する必要があります。
国内主要メーカー(パナソニック製・DENSO製など)は
専用ページで旧規格で製造された機種の形式を公開しています。
古野電機・三菱電機は全機種が新規格に対応しているので、
2022年問題だけは気にする必要はありません。
2030年問題についてですが、
購入・取付時に付随される取扱説明書や保証書などに記載されている、
19桁の車載器管理番号を見ればすぐにわかります。
「0」から始まる番号=旧規格 「1」から始まる番号=新規格対応
説明書等がない場合は本体裏側に貼ってあるシールに番号が記載されてます。
付属品がない、なおかつ本体シールからも判別出来ない場合は、
本体に記載されている識別マークを探してください。
識別マークはETCロゴの下・カード挿入口付近に記してある「●●●」です。
マーク記載があれば新規格対応。なければ旧規格です。
また、比較的新しい機種であるETC2.0・「DSRC ETC」の区別方法は、
「ETC2.0」のロゴがあり、■のマークがない=新セキュリティー対応
「DSRC」のロゴがある・「ETC2.0」のロゴと■のマークがある=旧規格
となります。
本体が使えなくなる場合の対策についてですが、
電波法違反で処罰される可能性がある機種
ETCを頻繁に利用していて割引などの恩恵を受けている
該当する方は買い替えを検討したほうがよさそうです。
それは2022年問題をクリアしている機種なら、
最長10年は問題なく使用出来るので焦る必要はないのですが、
今の主流は「ETC2.0」がほとんどで、
「ETC2.0」限定の通行料金割引サービスなどもあるからです。
ETCをあまり利用されてない方の場合なんですが、
電源を落とす選択肢もありますが、電源オフだけで実行しても、
車載器は走行中以外にも電波を発信している時があるので注意が必要です。
2022年12月以降に不法電波(適応外ETC機)取締りが、
強化される可能性が高いので、
使用しない場合は電源オフではなく本体を取り外した方が無難です。
設置だけでも違反になりますよ。
*電源抜いただけでは利用可能とみられる可能性があるため
かと言ってあわてて買い換える必要がない場合なら、
国交省が旧規格の機種を再測定→再認証の動きも出てきてるので、
情勢によって買い替え時期を決めてもよさそうです。
出来るだけ出費を抑える方法を長い目で見極めて楽しくドライブしましょう。
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Posted at
2022/06/01 18:25:27
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