昨日連絡があった通り、
お世話になっている方(Tさんとします)がトッポBJを取りに来ました。
しかし、Tさんはいつも乗っている車と違う車で来ました。
はて?入れ替えか?と思い、話をしてみると、
自分 「この車、もしかしてあの人の車では?」
Tさん「そう。これと似たようなの探してる。
こいつ試乗代わりに乗ってていいから」と。
期間限定ではありますが、乗り換えることになりました。
昨日もしかして・・・と思っていたのはこの事だったのです。
以前からTさんに、この車種を探索していただいていたのですが、
今回その車を乗ってきたのです。
探している車種を、Tさんが所有しているのは知っていました。
しかし今日乗ってきた車は、Tさんの思い入れがある車。
その事は以前から聞いています。
手放すことはおろか、貸出しすらしない事も聞いています。
以前、貸し出しをお願いしたら「この車だけはダメだ」と言われたのです。
しかし今回、試乗くらいならいいだろうとの事で許可をもらえました。
思い入れの理由を知っている事と、
前所有者と自分がお互いに面識があるのも理由だそうです。
まさかこの車に乗ることになるとは・・・
それがこちら。
畑のポルシェ(笑)スバルサンバー6代目 後期型トラック 4気筒エンジン
純正SUBARU製の最終型軽トラックです。
スバルサンバーは、7代目にフルモデルチェンジしたのですが、
SUBARUが2012年にバン・トラックの生産を終了したため、
ダイハツからOEM供給を受けるモデルに変更されたのです。
ベース車は9代目ハイゼットです。
主な変更点は、
エンジンが4気筒→3気筒。これが個人的には一番残念な所です。
スペック上ではエンジン性能(最大パワーやトルクなど)が上がっていても、
気筒数が減るとエンジン回転数あげないとなんだよな~
特に加速時などパワーを出したいときにはこれからはベタ踏みか?
変速機が3ATのままだからなおさら・・・
現在でも販売されている車種ですが、
最新モデルのベースは10代目ハイゼットトラックや2代目ピクシストラック。
エンジンはさらに改良され、
AT車は電子制御式4速AT(昨年度モデルからはCVT)
今となっては、もはや完全なDAIHATSU製ですね。
ロゴは「SUBARU」でも中身は「DAIHATSU」です。(笑)
ちなみに「サンバー」を生産していたラインで現在作ってるのは、
BRZ・姉妹車のトヨタ86(現トヨタGR86)です。
せっかく軽トラックがきたので、細かく見ていく事にします。
うちに軽トラック置くのは初めてなんです。
しっかり純正のナンバーフレームついてます。
Tさん曰く、思い入れはあるのだが、どうやら使い勝手が悪いらしく、
あくまでセカンドカーとして乗っているそうです。
理由はこれです。
2駆のAT車なのです。
Tさんは畑などを走る機会が多いので、希望はMT車。
出来れば4輪駆動が欲しいようです。
なんか農家さんの意向と似ているような気がします。
実際、自分が何回かご近所から軽トラックをお借りした時、
農家さんはMT車所有。自営業の方はAT車所有でした。
たまたまかもしれませんが。
サンバーはパートタイム4駆ですから悪路では強さを発揮します。
自分も以前スペースギアでの走行を経験しました。
サンバートラックはMT車の方が人気かもしれませんね。
この車の装備は自分が思っていたより良かったです。
SRSエアバッグ付き
エアコン付き
運転席・助手席ともにパワーウインドウ
パワーステアリングまでついてます。
走行距離も約6万㌔ こりゃ普通に買えば高そうです。
キーレスエントリーまでついてます。
今の軽トラックって豪華なのですね。
自分が以前乗っていたサンバーバン(5代目)よりはるかにいいです。
自分の希望としてはMT車の2駆なのですが、年式は希望通り。
畑とかでは乗らないのでATでもいいのですが、
軽トラくらいはMT車を乗らないとクラッチの感覚が鈍りそうで・・・
過去所有のバンよりは新しい年式なので、装備的には満足です。
自分は以前、赤帽専用のサンバーが欲しかったのです。
理由は、赤帽仕様エンジンなら壊れにくいのでメンテナンスが楽だから。
現在も新車販売されてますが、事業者以外は購入不可らしいです。
やはりここでも、ロゴは「SUBARU」中身は「DAIHATSU」
中古なら買えます。高額ですが・・・希少だから仕方ないかもしれません。
余談ですが、赤帽専用のサンバーは、
各部に設計変更と強化部品の組み込みが施されており、耐久性が大幅に向上。
小排気量車による貨物輸送という、
高負荷かつ長距離を走る過酷な使用状況でありながら、
一般的なシビアコンディション整備のみで20万kmまで、
特段のオーバーホール不要で使用出来るように設計されています。
赤帽専用4気筒EGIエンジン(EN07)
バルブ、ピストン、コンロッド、クランクシャフト、ベアリング等
内部パーツのほぼすべてが赤帽専用パーツに変更
ブレーキも、
パッド摩耗警報付 フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
安全面も強化され、他にもいくつか変更点があります。
20万km乗って基本メンテのみで壊れないなんて化け物か?
一度エンジンを見てみたいです。
軽トラ生活を期間限定ではありますが、楽しみたいと思います。