2022年06月01日
申し訳ございません。
一部の情報が抜けてましたので、追加で記載させて頂きます。
総務省が新スプリアス規格への移行期限の延長を発表してました。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000762612.pdf
内容を見ると、
これまで、国内の無線局(携帯電話等の包括免許局等を除く。)の約8割にあたる、
約215万局が新スプリアス規格への移行を完了しているが、
新型コロナウイルス感染症による社会経済への影響等により、
設備製造や移行作業に遅れが生じている。
このため引き続き、
新スプリアス規格への移行を継続し各免許人等へ働きかけを行う一方、
このような社会経済情勢に鑑み、新スプリアス規格への移行期限の延長を行う。
やはり新型コロナによる移行作業の遅れが原因なんですね。
しかし、すべての事が延長されるわけではなく、条件付きでの延長なんですね。
つまり一部の改正。
その条件は、
新スプリアス規格に移行していない無線局の無線設備の使用は、
令和4年12月1日以降、
他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限り、使用することが出来る。
個人ではわかりにくい言い方をされてますが、
簡単に言えば、不法改造していない物なら当分は使用可能って事ですね。
ただし、いつまた変更されるか分からないので、注意が必要です。
作業が終了したらどうなる事やら・・・
それでも車載器を確認するいい機会にはなりそうです。
Posted at 2022/06/01 19:48:27 | |
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2022年06月01日
別でお伝えした”ETC”問題。
現在使用している車載器がどのような規格なのか、
また、継続して使用可能かどうかを確認する方法・手順を見ていきましょう。
2022年問題についてですが、
古い機種の場合、車載機本体や車載器管理番号で判別出来ないので、
個別にメーカーに問い合わせorメーカーHPにて確認する必要があります。
国内主要メーカー(パナソニック製・DENSO製など)は
専用ページで旧規格で製造された機種の形式を公開しています。
古野電機・三菱電機は全機種が新規格に対応しているので、
2022年問題だけは気にする必要はありません。
2030年問題についてですが、
購入・取付時に付随される取扱説明書や保証書などに記載されている、
19桁の車載器管理番号を見ればすぐにわかります。
「0」から始まる番号=旧規格 「1」から始まる番号=新規格対応
説明書等がない場合は本体裏側に貼ってあるシールに番号が記載されてます。
付属品がない、なおかつ本体シールからも判別出来ない場合は、
本体に記載されている識別マークを探してください。
識別マークはETCロゴの下・カード挿入口付近に記してある「●●●」です。
マーク記載があれば新規格対応。なければ旧規格です。
また、比較的新しい機種であるETC2.0・「DSRC ETC」の区別方法は、
「ETC2.0」のロゴがあり、■のマークがない=新セキュリティー対応
「DSRC」のロゴがある・「ETC2.0」のロゴと■のマークがある=旧規格
となります。
本体が使えなくなる場合の対策についてですが、
電波法違反で処罰される可能性がある機種
ETCを頻繁に利用していて割引などの恩恵を受けている
該当する方は買い替えを検討したほうがよさそうです。
それは2022年問題をクリアしている機種なら、
最長10年は問題なく使用出来るので焦る必要はないのですが、
今の主流は「ETC2.0」がほとんどで、
「ETC2.0」限定の通行料金割引サービスなどもあるからです。
ETCをあまり利用されてない方の場合なんですが、
電源を落とす選択肢もありますが、電源オフだけで実行しても、
車載器は走行中以外にも電波を発信している時があるので注意が必要です。
2022年12月以降に不法電波(適応外ETC機)取締りが、
強化される可能性が高いので、
使用しない場合は電源オフではなく本体を取り外した方が無難です。
設置だけでも違反になりますよ。
*電源抜いただけでは利用可能とみられる可能性があるため
かと言ってあわてて買い換える必要がない場合なら、
国交省が旧規格の機種を再測定→再認証の動きも出てきてるので、
情勢によって買い替え時期を決めてもよさそうです。
出来るだけ出費を抑える方法を長い目で見極めて楽しくドライブしましょう。
Posted at 2022/06/01 18:25:27 | |
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2022年06月01日
毎回大したことも書いてないのに、
皆様のおかげで 定期便2位をいただきました。
いつもいつもありがとうございます。
本当に皆様には感謝しかありません。
整備手帳も1位をいただきました。
出来るだけいろいろ書くようにしますので、
これからもよろしくお願いいたします。
2001年11月から本格的に使われ始めたETC。
今では利用している方の半数以上がETC決済だそうです。
しかし、以前から言われていたETCのセキュリティー問題。
自分の場合、自家用車でETCは使用してないのですが、
社用車では使用する機会があるので、
国交省からの通知文には目を通してます。
実はトラック運転手って結構、裏道などを多用する方が多いです。
トラックが小さければ小さいほど小回りが利くので、
使える裏道も増えてきます。
自分が以前の会社で上司や社長に言ったのは、
”自分の辞書に渋滞の文字は無い!”とか
”自分、渋滞ハマらないので” *大門未知子風(米倉涼子)に言ってました。
過去に千葉県成田市から群馬県伊勢崎市まで、
オール下道・制限速度60㌔で約2時間15分くらいで移動してました。
(ありえないと、今その会社では伝説になってるらしい)
話を本題に戻します。
最初にお伝えしておきますが、ETCは免許不要の無線機です。
免許不要の代わりに製造元が認証を受けています。
2018年9月3日に国交省から発表されました。
内容は、一部のETC搭載器が2022年12月から使用出来なくなります。
これがいわゆる”ETC 2022年問題”。
理由は搭載器から発射される不要周波数帯による電波障害(スプリアス領域)
*スプリアス領域とは、
必要周波数帯以外の外側に発射される不要電波の事で、
スプリアス領域が多いと電波障害の原因となるため、
電波法で発射許容値が定められている。
現行の許容値(規格。以後旧規格)は2年の経過措置期間を経て、
2007年12月に全面適用となりました。
使用者の混乱を避けるため旧規格の搭載器は、
移行猶予期間として2022年11月までは使用可能となっているのです。
よって猶予期間を過ぎる(認証が切れる)と、
2007年以前に適合証明・認証(旧スプリアス認証)受けて、
製造された車載器は、法律上は使用禁止になります。
*法律上と言っているのは、
本体が故障していなければ継続使用利用の可能性が高いから
例外 ETC車載器 規格の「ARIB STDーT55」に準起している機種は対象外
規格が最後に改定されたのが2012年11月です。
各部分を照らし合わせてみると、
結果として2001年~2002年に発売開始されていて、
旧規格で作られている初期のETC車載器が対象のようです。
もし知らずに12月以降に使用、車載している(電波が出ている)場合、
電波法違反となります。(免許が必要な無線機器の不法設置・運用)
2030年には”2030年 ETC問題”が発生します。
これは国交省が2017年10月に発表した、
「システムそのものの規格を変更する」事です。
理由はセキュリティー機能の拡充で、
現行規格に問題なければ2030年までには変更するそうです。
規格変更が一気に進めば、買い替え希望者が一気に増大し、
以前のように車載器不足が発生するかもしれません。
あわてて買い換える必要もないので、
この機会に現在使用している車載器を確認してみましょう。
なお、
現在使用している車載器の確認方法などは、
別に記載しますので、見て頂いて、少しでもお役に立てれば幸いです。
Posted at 2022/06/01 18:14:16 | |
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