シビック タイプR(FL5)をレンタルし、都内&千葉方面へドライブしてきました。
黒色のFL5は初めて見ました!カッコ良い!
私の推しクルマのひとつであるメガーヌR.S.のライバルであり、私の中でファミリーカー候補の一台ということでかなり気になっていました!
そんな購入を検討するレベルの一台ということで、ドライブを通して感じたことを正直に書き残しておこうと思います!笑
運転もクルマについてもよくわかっていないクソガキが戯言をほざいていやがると思ってください笑。
①運転のしやすさ
非常に見晴らしが良い室内。1,890mmの全幅ですが、なんとかなりそうです笑。
今回最も驚いたことは運転しやすすぎることです笑。
クラッチはウインドよりも軽いくらいで、繋がる位置も適切でわかりやすく、低回転からトルクモリモリでエンジンストップさせることの方が難しそうです。
さらにレブマッチの機能がついており、アクセル操作なしで滑らかなギアチェンジができ、私自身が操作するよりも確実にうまいです笑。
こんなにも扱いやすいのであれば、正直MTである必要がないのでは?と思ってしまいました笑。
AT車をMTモードで走らせているような感じです。
シフトフィールはショートストロークでスイスイと変速できます👍
ただ、この運転のしやすさはサーキット走行で最も良い利点になるのではと思いました。
サーキット走行はしたことがないのですが、一般道では体感できないスピードやGがかかると思うので、その際にこの運転のしやすさがとてもいいメリットになると思いました。
そして、そのメリットを誰でも体感できることがこのクルマの素晴らしさのように思えました。
ここからは私の主観となりますが、やはり私はもう少し古臭く、運転しにくさが残っているクルマがいいなぁと思ってしまいました笑。
FL5は非常に洗練されており、快適性や高級感もあり、死角がないのですが、なぜか欲しいと思えなかったです。
恐らく、私がFL5を使いこなせないということと、少し抜けているところがあるクルマが好きだからだと思います笑。
現行のメガーヌ4R.S.も非常に洗練されていましたが、まだ少し運転のしにくさや荒さが残っているような気がして好印象でした笑。
クルマを操っている感じが強く、よりクルマとの対話を楽しめそうなのはメガーヌR.S.では?と思いました。
いきなり結論の様になってしまいましたが、FL5は非常に素晴らしいクルマであることは間違いありません!
②エンジン
2リッター直4ターボのK20Cは330ps、420Nの出力!
エンジンは正直パワーがありすぎます!笑
エンジンサウンドはホンダらしい感じで、気持ちが良いです!
最もスポーティーな+Rモードが1番大きな音になります。
4,000rpmを超えたあたりからブーストがかかり、ターボらしい加速感を味わえます。
頭を持ってかれるような加速感のため、始めは少し恐怖感がありますが、クルマがしっかりしすぎているため段々と安心してきてしまいます笑。
そのため、気がついたらとんでもないスピードになっているので免許が心配になります笑。
最もスポーティーな+Rモードのメーター。あともう1,500rpmエンジンが回ってくれたらなぁと思ってしまいました笑。
やはり、このエンジンを本当に楽しめるのはサーキットなんだろうなぁと思いました。
③乗り心地
タイヤサイズは265/30 R19。
純正ホイールはかなりかっこいいです!
コンフォート、スポーツ、+Rモードと走行モードがありますが、どのモードでも基本的に段差等からくる突き上げに関してはほぼ同じ感じで、スポーツカーとしてはかなり快適にこなします。
アシが動いているというよりはボディが吸収している気がしました。
首都高の繋ぎ目も快適でした👍
ホンダのタイプRのクルマは段差が嫌になるほどの衝撃と揺れに襲われると思っていましたが、FL5に関しては衝撃はかなり抑えられていました笑。
ただ、揺さぶられるのは事実です笑。
モードによって路面のうねりの捉え方がかわり、+Rモードが最も路面に忠実になるため、揺れが多くなります。
コンフォートモードは+Rモードと、かなり異なり落ち着いた動きになります。
この差は割と大きい気がしました。
先日運転したRX-8で撮影した動画とFL5で撮影した動画を見比べると、明らかにFL5は車内の揺れが大きく、画面もよく揺れていました笑。
ただコンフォートモードであれば長距離でも問題なさそうです。
運転手が自制心を保てれば、ファミリーカーとしても問題なく使えそうです笑。
このクルマを運転してるとつい我慢できなくなるとは思いますが笑。
④コーナリング
リアウィングは大きめですが、下品な感じはないです。
運転しやすさの次に印象的だったのはコーナーでのクルマの姿勢です。
正直こんなにロールをしないクルマは初めてでした笑。
少し頑張ったとしても、コーナーをクルマは直線を走っている時と変わらない姿勢でクリヤしているのでは?と思うレベルです笑。
サーキットの領域であればロールを感じるのかも知れませんが、一般道ではほとんど感じられないと思います。
ウインドは比較的ロールをするので荷重がかかっているのがわかりやすく、なんだかコーナーが気持ち良いです笑。
恐らくコーナーを速くクリヤできるのはFL5のように姿勢変化をできるだけ少なくすることなのかもしれませんね。
適度にロールするクルマの方が曲がっている気がするので私の好みです笑。
⑤モードについて
コンフォートモード
普通にこのモードが1番良いと思います笑。
車体の揺れは抑えられ、エンジン音やエンジンレスポンスも控えめになります。
家族も文句なしのはずです笑。
ただ、レブマッチは微妙でエンジンを吹かすのも控えめになるため、少しギクシャクしそうです。
スポーツモード
コンフォートと+Rの間にある通りで微妙な感じでした笑。
本当に微妙な感じなので私はほぼ使いませんでした。
+Rモード
エンジン音大、エンジンレスポンス良、ハンドル重、揺れ大という感じです。
レブマッチはこのモードがめちゃくちゃ上手く、ついシフトダウンしまくってしまいます。
正直スポーツモードは中途半端な感じなので、コンフォートと+Rモードだけで良いのでは?と思いました笑。
インディビジュアルモード
全て自分好みのセッティングにできるのがこのインディビジュアルです。
今回は乗り心地だけコンフォートにしてあとは全て+Rにしました。
+Rはなく、スポーツが最もスポーティーな項目もありました。
1番使用したのがなんだかんだでインディビジュアルでした笑。
ボタンひとつでクルマのフィーリングが結構変わるので非常に面白いです。
⑥内外装
シートの形状は非常によく、シフト操作しやすく、手触りもとても良かったです。
FL5のシートは今のところ国産車NO.1です!
赤を使うのがとてもうまいですね。
このハニカムは全てからエアコンの風が出るのかと思いきや、端っこだけでした笑。
リアシートはメガーヌ4R.S.よりも確実に広く、シートも柔らかめで居心地が良かったです。
ハンドルをはじめ、手に触れる部分はとことんスウェード調で、高級感ありまくりでした。
フロントシートからよりもリアシートからの方がカッコ良いウイングを眺められます笑。
先代FK8よりも丸みを帯びて?シンプルに美しいデザインになったと思います笑。
ブラックは渋くてカッコ良いです。
赤内装とマッチしてました!
FL5のようにセダンのようでハッチバックのクルマは結構好きです。
カッコ良く、美しいスタイルを持ちながら、実用性も持ち合わせており、とても良いと思います。
具体的にはDS9、プジョー508、アウディS5 or A5スポーツバック、BMW4シリーズグランクーペなどですね。
ランチは鈴乃屋さんにて。
FL5で残念だった点は電動パーキングブレーキで、解除するにはいちいちブレーキを踏まないといけませんでした。
私はMT車の運転中は割とサイドブレーキを使用するので、やはり手引きのシンプルなものが1番良いと思いました。
240kmほど走り、燃費は10.42km/ℓでした。
エンジンを回すことが多かったのであまり燃費は伸びなかったと思います笑。
正直、これだけ高性能(現状ニュル最速のFF)でカッコ良く、高級感あふれるクルマを500万くらいで買えることはすごすぎると思いました。
メガーヌ4R.S.はFL5よりも大分高いので、よりFL5のお得さが伝わります笑。
今回のドライブの唯一の心残りはレブマッチ機能をOFFできなかったことでした。
きちんと調べてOFFにすれば良かったです笑。
トヨタのiMTにはボタンがあり、使いやすかったことを思い出しました笑。
ホンダレンタカーではFL5を8/31まで半額のレンタル料金で利用することが可能なので、気になる方はぜひレンタルしてみてください!