③Eg仕様変更(36BBタービン、HKSキャタライザー取り付け)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
整備手帳『②Eg仕様変更(キャタライザー、タービンの取り外し)』に続いて、タービンやキャタライザーへ周辺パーツの移植や加工、取り付けまでの模様です(^_^)
2
【O2センサーの移植】
純正触媒からO2センサーを外します。ラスペネを吹いてからセンサー用22mmソケットを使用して外します。
※専用ソケットがない場合は、モンキーなどでも回りそうです。
3
O2センサーは灰色のコードが上側、水色が下側で、スレッドコンパウンドを塗って締め付けます。(締め付けトルク 45N)
4
【タービンインレットパイプの加工】
インレットパイプの内径を拡大する必要があるので、ガスケットを利用してマジックでケガキを入れ、ルーターで削ります。
若い頃に4AGのポートを削っていたのを思い出しました(^^;)
5
パイプの厚みがかなり薄くなります。
タービン本体のインレット内径はガスケットより少し小さいので、少しケガキの手前でやめ、パイプに最低限の厚みをもたせしました。
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研磨に使用したルーターと超硬バーなど。
7
【タービンへの各パーツの移植】
タービンに新品のエンジンオイルを少量入れて、なじませておきます。
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エキゾーストハウジングに新品のスタッドボルト(純正)を入れます。スレッドコンパウンドを使用してねじ込んでおきます。(締め付けトルク20N)
※使用工具→E7トルクスソケット
※スタッドボルト
スズキ純正(09108-08297-000)
(タービンにもスタッドボルトやナットが付属されていましたが、純正品を使用しました。)
9
ウオーターイン・アウトレットのバンジョーボルトを取り付けます。締め付けトルク 23N
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インレットパイプ(締め付けトルク8N)ブローオフバルブなどを移植します(ガスケットは付属の新品使用)
→のこのステーは、一旦外して先にエンジンへ取り付けなければ、この状態で取り付けると工具が入らず締め付けることができませんでした。
タービンインレットパイプを固定するロングボルトと共締めなので、一旦、締めたあとにロングボルトを片方だけ緩めておき、仮固定状態でパイプを動かさないようにそろり(ここが一番の難所かも、、、)とタービンをスタッドボルトに通します。
タービン取り付け後にインレットパイプを取り付ければと思いましたが、この部分は研磨によって、パイプの肉厚がかなり薄くなっており、ガスケットが少し歪むだけで、パイプからズレてエアを吸いそうなので、安全策で先に確実にガスケットを挟み込んだのでした(^^;)
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【タービンの取り付け】
タービンのエキゾーストハウジングをエンジンに固定するナット、ボルトは再使用でスレッドコンパウンドを塗って組み付けます。
ここの締め付けトルクは55Nだったのですが、トルクレンチも使用できそうにないので長さの同じ工具を使用して均等なトルクで少し強めに締め付けました。
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→がオイルインレットバンジョーボルトを銅製のリングで上下を挟み固定します(締め付けトルク18N)
画像がありませんが、この後、下からアプローチしてタービンのオイルアウトレットホースを付属の新品ガスケットを使用して取り付け、その後、ウオーターアウトレットホースを取り付けます。
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【キャタライザー取り付け】
ここのナット、ボルトは再使用不可で、タービンにも付属されていました(自分は純正品を購入していたのでそれを使用しました。)
※締め付けトルク 40N
※ナット
スズキ純正(09159-08130-000)×2
※エキゾーストボルト
スズキ純正(14118-70G50-000)×2
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※下から撮影しています。
HKSキャタライザーは、2019年3月以降の車(要確認)では、→の部分に次画像の純正部品が別途必要です。
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左から
ブラケット(純正品番 14271-86P00)
ボルト×2(純正品番 01550-1020A)ナット×1(純正品番 09159-08130)
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【フロントパイプの取り付け】
問題のフロントパイプ取り付けです。
HKSキャタライザーに付属のフロントパイプは、純正フロントパイプが使用できません。
また、HKSフロントパイプにはモンスターのスポーツマフラーは60ミリで使用できないのです。
で、考えた結果、フロントパイプの途中で54ミリから60ミリに変換することにし、画像の溶接用(左側)とバンド固定用(右側)変換アダプターを購入しました。
結構高い、、、(+_+)
ショップで溶接してもらうにも現車合わせが必要とのことで、車を持っていかなければならず、さすがにフロントパイプなしでは走行できません、、、、、(>_<)
ということで、変換アダプターをバンド固定タイプ(右側)と溶接固定タイプ(左側)の2種類を購入、タービン慣らし中はバンド固定で走行し、その後の現車セッティング時に溶接用変換アダプターをショップで溶接してもらうことにしました(+_+)。
無駄な出費でした、、、、(+_+)
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現車合わせで結合箇所を決めます。
フロントパイプの比較的真っすぐな部分で結合するよう切断しました。
最近の丸鋸の万能チップソーは、ステンや軟鉄などのパイプとか切れるのです。きれいに切れますよ(^_^)
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フロントパイプをバンド固定タイプのアダプターで結合し仮固定したところです。
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フロントパイプを車体へ取り付けたところです(^^;)
結構がっちり固定できました。
慣らし運転のみなので大丈夫そうです。
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クーラントを入れてエア抜き兼ねて、1時間程度アイドリングし、オイル漏れなど点検しましたが、とくに問題もなく完成しました。
タービンの慣らし運転は、300~500キロ必要で通常の街乗りをしてくださいとのことで慣らし運転開始します(^_^)
次の作業は慣らし運転終了後にショップで現車合わせのセッティングになります。
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