その①強化ロアアームの作成(純正ブッシュ取り外し)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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※画像はノーマルのロアアームです
少しマニアックな作業なので興味のない方はスルーしてください。
現在使用している愛車のロアアームは、レイルのロアアーム補強板で強化し、前後ブッシュにクスコピロボールブッシュを組み込み使用しています。
このロアアームで約2万キロ走行していますが、なんとなく雰囲気で3万キロ走行するまでには交換が必要かな?と考えています。
ロアアームを外してピロボールのみを入れ替えるオーバーホールも考えたのですが、時間もかかるし、ロールセンターアジャスター(今回のメイン)を使用して、ロールセンターを修正したいので、新たに強化ロアアームのスペアを作成し、完成してから交換することにしました。
ロアアームは走りに直結する重要な部品で消耗品だと思っているので、作成したロアアームを車体に取り付け、外したロアアームはオーバーホールしてスペアとしてストックし、早目の交換を繰り返していこうと思います。
使用したパーツは、
・レイルロアアーム補強プレート
・クスコピロボールブッシュ前後
・ZSSロールセンターアジャスター(ロングボールジョイント)
です。
※ZSSロールセンターアジャスターは、しばらくして交換後に走行してからパーツレビューで投稿する予定です。
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作成するロアアームは新品を準備しました。左右で部品番号が違います。
スズキ純正部品パーツナンバー
・右側 45201-68R02
・左側 45202-68R02
3
ロアアームからノーマルブッシュ、ボールジョイントなど全てをプレスで外していきます。
プレスするブッシュの径を測定し、プレスアタッチメントを選択します。
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先般購入したプレスの出番です。
まずは、リア側ブッシュから打ち抜きます。
ブッシュより外径が2ミリほど大きいアタッチメントを下に置き、押す方のアタッチメントは1~2ミリ径が小さいものでブッシュを打ち抜きます。
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無事に打ち抜けました。
プレスでの荷重は2トン前後で楽々打ち抜けました。
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次にボールジョイントですが、先にダストブーツを外します。
千枚通しでぐるりと回す感じでクリップを外します。
ダストブーツ外すとグリスがたっぷりと入っているので、グリスを大雑把に拭き取っておきます。
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抜け防止のための矢印のCリングをラジオペンチ、マイナスドライバーなどで外します。
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ダストブーツ、Cリングを外したところです。この状態でボールジョイントを打ち抜きます。
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ボールジョイント部にちょうど合うアタッチメントがなかったので、どうしょうかな?と思って、いろいろと工具を物色したところ、インパクト用のロングソケットがフィットしたので、これを使用して打ち抜きました。
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ボールジョイントが打ち抜けました。
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最後にフロント側ブッシュを打ち抜きますが、ここは外すことを考えていない感じで、ゴムブッシュごと打ち抜きました。
ゴムがかなり硬く滑りが悪いので、プレスで押す毎に次画像のプラスティッククリーナーを吹き付け、潤滑しながら押します。
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ゴムの潤滑に使用したプラスティッククリーナーです。
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打ち抜けました。
緑矢印のアタッチメントに黄色矢印のブッシュががっつりはまり込んで抜けません、、、。
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アタッチメントからゴムブッシュを打ち抜きます。
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全てのブッシュを打ち抜くことができました。
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純正ロアアームから外したブッシュなどのパーツ。
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今回の作業に使用したアタッチメントです。
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