走行時のアイドル不調(ｽﾛｯﾄﾙｱｼﾞｬｽﾄｽｸﾘｭｰ調整)

昨年末に一度症状が出た「走行時の」アイドル不調。

その後調子は良かったが、
一昨日から再現し始めた。
交差点でアクセルを戻すとエンストし、エンジンチェックランプが点灯。
再始動はごくスムーズに行える。

具体的には、
前方が赤信号等でアクセルを戻し、エンブレをかけ終えクラッチを切った直後が、極端に回転数が落ち込むようだ。
その後の右左折ではアクセルを煽っていないと止まる。
傍目には
町中を軽貨物で攻める奇特人間、
といったトコロか。
セルを回しつつ加速していくアルトバンはさぞ不気味に映るに違い無い。

市民を不安に陥れてはいけない。
取り敢えずアイドル調整でもと、
ボンネットを開け、
スロットルアジャストスクリューという、
いわばアイドリング回転数の調整ネジを探すも見当たらず。
ネットもあたるがHA12のそれについての話題にヒットしない。

無いなりの知恵を絞ってはみるのだが、
点火は問題無かろうし、カムセンサーはリコールで代えた。
ISC？、燃調？…
アルトは通勤車である為に、
あまりモタモタと不調を維持しておく訳に行かない。
担当に電話し、看てもらう事にした。

AM10：00に引き取りに来て、
PM3:00に再現無しとの電話。

…予想通りではないか。
通常は非常に安定しているのだ。
10年落ちにしてはむしろ優秀な位。
この症状には今の所、前兆が無い。

取り敢えず、アイドル時の回転設定を若干高めでプリーズ。
あ、メカニックさんが許す限りでヨイノデ。

電話を切り、暫くしてGTV帰還。
担当に「ドコで調整すんの？」と尋ねると、
画像の箇所、
中指の先に小さな凸。
コレだとのコト。
「それ気付いてたケド、

…マサカ裏から？」

「です。」



^^;…
で、裏からの画像です。

有ッタ、有リマシタ、ネヂの頭が。

コレを回して表の凸を突出させる分、
スロットルが戻らなくなり、無負荷時の回転数が上がる仕組。
要は突っかえ棒をしてスロットルを戻せなくさせるという、
実にアナログ且つ明快な構造。
でも別にわざわざネジ山裏に持ってこなくても良いような気がするケド。
(※尚、当然ですが、
この調整は燃費に影響を及ぼしますノデ、ご注意。)

で、チョイ乗りするも、あんまり回転上がってないような…。
ホント、気休めのような…。

今回の作業に伴い、
スロットルワイヤーのテンションも調整実施。


総走行距離：42216km


※'10,8,6追記
2ヵ月経ちますが、症状はウソのように消えてマス。