8年目の通信簿 結論 5,5万キロ走行 SOH 80% 優秀かなー
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
僕のは初期型60AHのi3ですが、ついに納車から8年がたったので気になるバッテリーの状態を含めた通信簿をつけることにしました。
間違ってたらゴメン💦(優しく指摘ください<(_ _)>)な上での書き込みです。
初期型i3が8年を迎えるにあたりバッテリーの補償が切れます。70%という保証範囲は大きく超えていて交換される気配は全くありませんが、一応通信簿というか見届けの意味も含めてディーラーで一年点検をお願いしました。
測定の結果走行距離5.5万㎞ SOHは80%と初期のEVとしてはなかなか優秀な結果を残しました。年間2~3%の劣化でした。
2年前までは87%だったので、ここ数年で急速に劣化しています。どーーんと下がった後は下げ止まっている感じです。
僕の個体では6年までは緩やかに、6から8年目までは急速に劣化したイメージです。
今後ですが、劣化はまた穏やかになるのでは?と予想します
実は初期リーフとi3は使っているバッテリーの正極材が同じです(バッテリーメーカーは違うので配分や構成に違いはあります。もちろん制御は全く異なります)
初期、中期、後期とそれぞれのバッテリー正極材が同じなので暴論にはなりますがリーフとi3で空冷と水冷によるバッテリーの影響が良く分ります。
初代リーフは多くの方が検証されていて様々な結果が出ていますが、おおむねi3よりも早く劣化の傾向があります。リーフの場合は単純な話急速充電の繰り返しで、バッテリー温度が50度中盤まであげれてしまいます。i3の場合は初期型で駆動中、急速充電中の温度は基本29度。駐車中に置いて、日本ならほとんどの場所で夏の青空駐車でも40度になるかどうかの制御がされています。
使用時における温度管理がこの結果につながると思います。前オーナーが極端に電池を痛める使い方をしても、i3の場合は高温による劣化はあまりないと言えるでしょう。前オーナーによる劣化をリーフより気にしないで済むと言えます。
i3を中古で買う方へのアドバイスとしては、REX搭載モデルならバッテリー劣化はほとんど無視して購入しても大丈夫という点です。
今回僕は80%と2割のダウンですが、肌感覚として 140キロ走っていたのが 110キロになったぐらいなイメージでバッテリーで走るのが一日50キロ以下の人はあんまり関係ないって感じです。それ以上走る場合は最初からREXを使えばよいだけです。
それに初期型でもまだ8年目ぐらいなので、最低70%は電池が残っています(7割をわっていれば電池が交換されているので、そういう個体は存在しないはずです💦きちんとディーラー点検に出されてる個体に限りますが。)
その辺の劣化で10キロが増える減るとかのデメリットよりも、いざとなるとREXで動くメリットが大きいのであんまり気にせず買えるとして今回の結論にさせていただきます。
多分一番性能の悪い(最初のEVのため年を追うほど進化する)初期i3が8年で2割の劣化というのは今後のEVはもっと良くなるので朗報といえるのではないでしょうか。いつまで乗れるかはわかりませんが、もうしばらくi3と楽しみたいと思います。
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