初期型KSR110忘備録リップシールとベアリングガイド

ケイヒンのリップシールが届きましたので早速交換しました。
台湾製と明らかに反り方、艶(関係あるかな)、内径が違ってユルユル台湾製に比してパチッとしてます。

左が台湾製で右がケイヒン製。

共立さんのSEPローラーガイドを装着する事にしました。
プラコマを外しますが1箇所どうしてもピンが抜け無いので国産ベアリングを圧入しました。品番623ZZです。
圧入はそんな神経質にならんでもスっと入りました。

ローラーガイドにスライドバルブ、浮動バルブです。

画像はローラーガイドが前後逆です。

ローラーガイドは前後左右方向があります。微妙にFCRボディから飛び出した状態で蓋を乗せてネジを締めて丁度て感じです。

始動、暖機して油温が30℃を越えるまで待ちます。
5千迄でゆっくり走って油温50℃を越えるまで我慢して
アイドリングを1500rpm辺りに決め直して
FCRの調子が出るのはココからです。

たしかに回り方も戻り方も鋭くなりました。
浮動バルブのリップシールとローラーガイドの恩恵アリアリだと思います。アイドリングも安定しました。

ローラーガイドはボディ内の仕上げがイマイチなので導入しましたが、長持ちして欲しい思いもあります。スライドバルブのベアリングの抜き差し(交換)も簡単なのでFCRの弱点、いつ削れて段付き摩耗しますか？と言う心配から開放です。

初期投資で後は便利パーツ待ちです。