だいぶ更新をサボっていましたが、DSCをオフにすることを学びました。
事の発端は昨年11月に参加したオートバックス富山モーターFES。
このイベントの走行会枠にはターザン(ラーマン)山田氏の同乗走行枠があったわけですが、この時にDSCオフを指摘されました。
このままタイムを気にせず楽しく安全に走るだけならこのままでも良いけど、タイムを出していく、ドライバーとしてスキルアップするのが目的ならもうDSCをオフにすべきタイミングであると言われました。
また、RX-8自体も非常に安定しており、リアが出てくるような変な挙動もないので、まずはオフにして走ってみるようにとの指導でした。
正直DSCをオフにするのは非常に怖かったのですが、ここであることを思い出しました。
スライドコントロールの練習をしようと思い、昨年3月に初心者ドリフト練習会に参加したときのことです。
路面はウェットで車を滑らせるには絶好のコンディション。ですが、残念ながら結果的にはスライドコントロールの練習にはならず。
というのも、何度やってもリアが出ないのです。
単純に初期バイトの低いコントロール性重視のパッドを使っているということもありますし、RX-8はサイドが非常に弱いという事情もあるようですが、単純にリアが安定しすぎていました。
私は元々シミュレーターを20年以上プレイしていて、実車でサーキットを走り始めたのはここ数年のこと。
シミュレーターの経験から一発のタイムを出すなら絶対に弱オーバーが良いと分かっているのですが、実車ならではの事情として通勤にも使うことを考えなければなりません。雨はもちろん、ある程度の雪や軽い凍結にも対応できなければ使い物になりません。するとやはりアンダー傾向の車とせざるを得ません。
当然アライメントはリアがトーイン、フロントもトーインで車を作ることになります。そこに更にリアウイングが付いたわけです。
そしたらリアを出そうとしても出ない車が出来上がったのです。
このドリフト練習会の経験はある種の開き直りを与えてくれました。
濡れた路面でリアを出そうとしても出なかった車であり、完全なアイスバーンでも無い限りは真冬の富山を走れる車なので、ドライ路面でハイグリップタイヤを履いて普通に走っていればそう簡単にリアが出るようなことはないだろう、という開き直りです。
ターザン(ラーマン)山田氏のアドバイス後、DSCをオフにして6~8割程度の速度で軽く流しましたが、思ったより安定して走れたなという印象でした。
ただ調子に乗って飛ばすと恐らく刺さるか回るかするので、限界付近での車の動きを学びながら、徐々にペースを上げていくことにします。
Posted at 2025/03/25 22:38:02 | |
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