G-FORCE (オーリンズDFVダンパーベース) G-FORCE 車高調ダンパーキット For STREET
オーリンズDFVダンパーベースのG-FORCE製オリジナル車高調キットです。
スプリングはSWIFT社製でバネレートがフロント10kg、リア8kgのストリートというグレードを選びました。
他にHIPERCO社製のスプリングでバネレートがフロント16kg、リア14kgでダンパーもそれに合わせた減衰特性のFor SPORTSというグレードもあります。
リアにはメインスプリングの他にバネレートの高いヘルパースプリングがあります。メインスプリングの遊び防止の役割ではなくリアサスペンションのストロークを確保する目的であるそうです。
クスコ製キャンバー角調整機構のピロアッパーマウントが採用されています。
インプレッションです。
ピロアッパーマウントの恩恵かフロントタイヤから伝わる情報量が多くなった気がします。フロントタイヤのスリップアングルを感じるようになり、
つけ過ぎた舵角によるタイヤの変形、逃げなどをステアリング越しに手のひらに感じることができる様になった気がします。この感覚が「今のコーナーは車まかせで無理させた→失敗」、「このコーナーは少ない走行抵抗で車の向きを変えれることができた→成功」などと走りの分析ができ、楽しめるようになりました。
ワインディングではバネレートが純正品より上がっているのと25mmのローダウンによる低重心化の恩恵の為か、車体のロールによる遠心力や、ブレーキでのノーズダイブなどの慣性力をを感じにくくなり、コーナーでのアプローチスピードを決定つける精神的な判断力、恐怖感の許容量にゆとりができ、今までより高いスピードで飛び込めるようなりました。このバネレートとスプリング特性は街乗り等の普段使いにも気にならないレベルだと思います。
高いスピードで飛び込めたコーナリングの後半セクション、アクセルを開けてのコーナリング、2次旋回はタイトコーナーでは今まではイン側の後輪からスキール音がしていたのがなくなる、もしくは小さくなりました。リアのストロークアップが効いているのかも。タイヤの限界を抑えているのかも。いや、バネレートアップの効果かもですね、もしくは両方。サスペンションストロークを使い果たしたらタイヤは滑るしかないですからね。
リアのヘルパースプリングによるストロークアップの効果はブレーキングでの前加重によるリアの加重抜けを防ぐ目的が第一と思いますが、まだその効果を体感できるほどは・・・・攻めきれていません、高速から低速に一気に詰める強い制動のコーナーアプローチをしたことがありません・・・・(公道では怖くて)。緊急時の急制動で4輪のタイヤのグリップをフルに使っての制動距離短縮などの効果はあると思います。
ダンパーの減衰特性の高機能化の恩恵か、荒れた路面での突き上げ後のサスペンションの振幅の収束が一発で、もしくは早く収まるようになりました。
フラットできれいな舗装路を走ると路面の起伏を舐めるように吸い付くように走れる感覚があります。スプリングとダンパーの共同作業での効果だと思います。この感動があまりにも大きく、そしてこのきれいな舗装路というのがあまりにも少ないというのを思い知らされます。遠心力、慣性力に逆らえる感覚を感じ続けたいのですがその条件は限られていると思いました。このサスペンションに替えてから感じる知ってしまった贅沢な要求によるフラストレーションです(笑)。荒れた路面での美点もあるのですが。
サーキットでの走行が楽しみです。
ダンパーの減衰力調整は20段階です。今のところは標準値で走ってます。
今までより高速でコーナーに入れる分、操作が忙しくなりました。
調整機構をハードレンジにふりサスペンションストロークスピードを遅くし、ターンイン時の時間的ゆとりをつくる設定にしたいと思いました。こういう調整機構も楽しみ方ですよね。
関連情報URL:www.gf-eng.co.jp/shop/detail.html#a18
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