ステアリングセンター調整

＊忘れないように記録

●ステアリングセンター調整方法
(車体前側から頭突っ込んで横(仰向け)になって作業します)

1.ステアリングロッド運転席側助手席側共にロックナットを緩める
＊予めロックナットとステアリングロッドにマーキングしておく、締め付ける際にその位置まで締めると規定トルクとなる
（ロッドエンドにもマークしておくとどれくらい回したか把握し易い）

＊緩める際ロッドをスパナで保持してナットを緩める
＊ナットは助手席側が正ネジ、運転席側は逆ネジ（どちらも画像黄色矢印の方向に回すと緩む）

2.ナットを緩めた後ロッドを回す
黄色矢印…ハンドルが右にずれて真っすぐ走る場合に回す方向
緑色矢印…ハンドルが左にずれて真っすぐ走る場合に回す方向

＊黄色矢印はタイヤが運転席側に向く
＊ハンドルずれ15〜20°程度なら1/6〜1/4回転程度で十分に補正ができる(60°くらいで直った)

適当に調整して一旦ロッドとナットをしっかり締め試走する


3.真っすぐ走るまで1と2の工程を繰り返す
ハンドルセンターが定ったら1.でつけたロッドとナットのマーカーの位置が合うようにスパナで保持しながらしっかり締め付ける

(純正車高でもジャッキアップせずに調整できる、作業時間は1〜2の工程で5分〜
10分まではかからない　設計上トー角には影響がない)

最近知りましたので追記させて頂きます、ステアリングリレーロッドの両端のボールジョイント部分を平行に揃える必要があるそうです。

私は水準器で合わせようとしましたが、画像のくらいが限界でした😵
あちらを立てればこちらが立たずで、ある程度で妥協しました。もっといい方法もあるかも知れません。

(後日思いつきましたが、締め付けるとどちらも車両前方にズレるのでボールジョイントを予め前方にロックさせた状態でリレーロッドを調整するのがいいかもしれません。また機会があれば試してみます)