BLITZ レーシング ラジエーターキャップ TYPE 2  

デミオはラジエーター容量が小さいようで，水温が厳しいクルマです。

水温計をつけてる人はご存知と思いますが，ちょっとした渋滞でもすぐに水温が100℃に達してしまいますし，100℃にならないとラジエーターファンが作動しないため，練習会や走行会などでサルのように連続走行してると，うっかり100℃を超えちゃっててドライバーの方はゾクゾク涼しーい気分になることがあります（エアコンをつけてると温度に関係なく一定周期でファンが回り，100℃に達する頻度は減ります）。

容量の大きい競技用のラジエーターを使うのが抜本的な解決策ですが，レギュレーションによってラジエーターの交換が許されてないような場合は，沸点の高いクーラントに換えたり，ファンの作動を別スイッチでコントロールしたり，ラジエーターキャップをハイプレッシャーのものに換えたりして可及的に対策します。

このブリッツのレーシング ラジエーターキャップは，開弁圧を127kpa（1.3kg/c㎡）に設定してあるため，ノーマルのキャップよりもクーラントの沸点が少し上がり，オーバーヒート状態に若干「なりにくく」なります。

何度まで大丈夫，っていうものでもありませんが，とりあえずこれで105℃ぐらいまでは青くならずに済みそうです。

ただ，これだけで冷却効率が上がるわけでは全然ありませんので，クーラントの交換やファンコントロールの工夫なども並行して進めるべきでしょうね（面倒くさい）。



関連情報URL：www.blitz.co.jp/products/cooling/radiator/racing-radiator-cap.htm