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1969Porsche912のブログ一覧

2024年08月09日 イイね!

メンテナンス その9

メンテナンス その9お盆前の本日も経過報告がありました。
私自身、この報告が待ちきれない状態になっています。

「結局、クーリングファンは分解しませんでした。ハウジングにカスところ(歪み)があったので、取り付け位置を少し押し込んでみました。
100%とはいきませんが、通常走行時にはほぼビビりは感じなくなりました!厳密にいえば歪んでいるという事ですが、よくある事で程度問題として処理しています。」
これはラッキーです。無駄な作業をしない所が好印象です。

「ただ、お預かり当初1番シリンダーのプラグがカブっていたのを覚えていらっしゃると思います。
この1番プラグのくすぶりが直らず、アチコチ点検していたところですが、やっと真犯人確保できました!
まだ容疑者ですが、たぶん真犯人に間違いないでしょう。
これから徹底的に取り調べしてみます!!」
おっと、これは意外な展開です。解決済みと思われた1番シリンダーの不燃焼問題が解決されていなかったとは。
預かってもらってなかったら、気付かなかったと思うので、アクセルペダルのビビリ問題が功を奏した様です。

「これは1番シリンダーのコンプレッションテストです。
実際にはもう少し数値は高かったですが、カメラ準備している間に少しだけ下がりました。

結果は問題無しです。
2番も見てみましたが同じようでした。

何度試しても1番だけ焼けませんでした・・・。」
これは私でもわかります。右上のプラグですね。ただ、原因は私では分かりません。

「スロットルバルブも左右で開きが狂っていたので、できる限り合わせてみましたが、プラグは焼けませんでした。」


ここも狂ってたのね。愛車が良いとこなしの状態に思えてきました。

「容疑者はニードルで押さえているバルブがこの位置で引っ掛かっていたことでした。
このバルブはチョークバルブで、コントロールシステムも無いのに残されていたんです。」

うーん、理解できているか、怪しくなってきましたが、右のバルブの位置とは異なるのは明白です。
チョークバルブは始動時にチョークレバー等を使用して、混合気を高める事で始動を助けるための部品の様ですが、チョークレバー等のコントロールシステムの無い912では、チョークバルブを可変可能状態?にしておいても、この様な不具合が発生する可能性を生じさせるだけで、意味がないのかもしれません。

「アッパーホーンを外すとバルブを抑えているワッシャーがすっぽ抜けてガスケットに食い込んでいました。


この現象は希薄燃焼のエンジンによく出る症状で、希薄燃焼による吹き返しが原因でバルブが押されてキャブのボディーの中で引っ掛かるというものです。
これは使う事が無いので、固定するように加工します。

たぶんこれですべて解決するのではないかと・・・。」


次々に見つかる不良箇所。これが最後である事を祈るばかりです。

当初はお盆前に終了予定だった今回のメンテナンス。先週、フレッシュエアーの動作確認も追加でお願いしたので、今月中に終われば良いなと言う状態です。
Posted at 2024/08/09 20:39:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年08月01日 イイね!

メンテナンス その8

メンテナンス その8本日も作業報告がありました。

バルブカバーバスケットが到着した様で、その取り付けです。




また、「アクセルペダルに伝わる振動ですが、やはりクーリングファンが原因の可能性大です。
ベルト外してエンジン掛けると振動は無いですから間違いないでしょう。分解してみますか?」との事。

お金はかかりますが、クーリングファンが破損した場合には、その他の部品を破壊する可能性もあるので、ここはやってみるしか無いでしょう!

最後に、前のメカ?がやったアーシングの取り外し。

「これには参りました・・・。サビたマフラーにアース線縛り付けて何の意味があるのか・・・(笑)」
金を払った私は笑えない、泣けてきます。

あー、ナローポルシェの憂鬱(続編)でも書いてみようかと思う、今日この頃。
Posted at 2024/08/01 18:40:14 | コメント(1) | トラックバック(0)
2024年07月25日 イイね!

メンテナンス その7

メンテナンス その7木曜日も作業報告がありました。作業報告が詳細でブログが間に合いません!

【その1_エンジン周りの配線の(最低限の)引き直し】
「エンジン回りの配線がゴチャゴチャで、必要なくなった線がそのまま残っていたりと、後々、トラブルの原因になりかねないので、今回、最低限の引き直しをやらせて頂きました。」



今まで指摘された事も無かったのですが、今後のトラブルを防止するために先回りで対応してくれるのはありがたいです。

【その2_ファンハウジング裏にあったフューエルホースの分岐ブロックの作製】
「パイプに対してホースのサイズが合わないとこうなります・・・。」

ここも今まで指摘もなかったところですが、ご自身でパーツを作る事でコストを抑えつつ、パーツの信頼性も確保する姿勢にメカニックとしてのプライドを感じます。

【その3_フューエルパイプ&ホース交換完了】
「配線ももう一息で完了します。」



パイプやホースが綺麗になっていますね。また、追加されたパーツがどんな効果を出すのかも楽しみです。

【その4_デスビの分解とフルトラ化】
「ガバナの点検とフルトラ取付のためデスビを分解しました。
シャフトのスペースワッシャー(ベークライト製)が変形していたので、自社製のものに交換しました。
フルトラのピックアップを取り付けるのに、オリジナルのベースプレートが使用不可のため、009デスビ用のものに変更してピックアップを組み込みました。
バキューム進角用のアクチュエーターは内部スペースの問題で外しました。」

こちらが取り外し直後のデスビ

分解・洗浄・フルトラ化の模様




フルトラ用のキットをはめ込んだ後のデスビ

今回、唯一、追加でお願いしたのが、デスビのポイント式からフルトラ式への変更です。ポイント式を維持したい気持ちはあったものの、「キャブもソレックスからウェーバーに換装されてるし、オリジナルに拘らず、快適性を求めても良いんじゃ無いですか」と言うので、採用してみました。

【その5_ブローバイベタベタ原因の解消】
「ヘッド内部の上面にある黒いゴムに刺さっていて、ゴムの劣化もありグラグラです。パイプを抜きたいのですが、エンジンカバーに邪魔されて上に引き抜けません。
ここを処理しないとまたベタベタになってしまうので、カバーを分解してこのパイプを固定する必要があります。」


今回、想定外な作業が必要になったのがここです。

「ヘッドカバーガスケットにシール材がベットリ付けてあり、ほぼ接着状態でした。
これではメンテナンスの度にシール材を剥がして、洗浄して、ガスケット交換してと面倒この上ないです・・・。」


「チョットお高いですが、このガスケット使わせて頂いても宜しいでしょうか?」
https://shopping.flat4.co.jp/products/detail/11379
勿論、OKです!

「チューブ外れました!
結局またキャブ外しました・・・。」



「ヘッドの穴に入っていたチューブとゴムのグロメットです。
上側は外す時に割れました・・・もはやゴムではありませんね。」


「割れた側がチューブが入っていた方で、白い材が付いています。
これはヘッドカバーガスケットに塗りたくっていたシール剤と同じですね。
という事は、ダメなの分かっていてシール剤でごまかしたわけです。
ここはアルミでスリーブ作ってヘッドに接着しちゃいます。
現代ではゴムである意味がありませんので!」


あまりに雑な作業なので、アメリカでの作業かと思ったのですが、「シール材が古くないし、日本だから大丈夫とか無いですよ。」との事。うーん、残念。確かに最近、日本のお店に出して、痛い目にあったんだったわ。まぁ、そこでは何も作業してもらって無いけど。
しかし、何で、こんな対応したのか、理解に苦しみます。

最後に「変なイレギュラーが出なければ、明日には目鼻つくかと思います。
ヘッドカバーガスケットがあんな事になってなければ今日終わったかもなんですが・・・。」
早い…。しかも報告がマメ。
ご自身の作業に自信があるから、マメに詳細な報告が出来るのでしょうね。

アクセルペダルのビビリ音も「テスト終わって無いけど、たぶん大丈夫かと。」との事で、その進捗の早さと仕事ぶりにビビってます。

うーん、今までのメカと違いすぎないか?
Posted at 2024/07/27 08:30:36 | コメント(2) | トラックバック(0)
2024年07月21日 イイね!

メンテナンス その6

メンテナンス その6今日も作業内容の報告がありました。他の仕事もある中で本当に有難いかぎりです。

今日はアクセルペダルのビビり音の原因かもしれないハウジングのネジを絞めるためにキャブレターを外します。




やっぱり1番辺りがギットギトです。
そう言えば、前々回の車検の際も一度、表面だけ?は綺麗にしてもらいましたが、その後もオイル漏れが続いたのですが、今回はどうでしょうか。ここら辺の対応の説明を先日オーナーから聞いたのですが、私の知識ではイマイチ理解しきれず、今度また下調べをして、聞いてみようと思います。


また、キャブを外した際に途中にあるはずのフューエルの配管が外されている事がわかったため、製作してもらう事になりました。製作していいかと言う問い合わせが来るところがこのショップらしさを感じます。


Posted at 2024/07/21 22:46:03 | コメント(1) | トラックバック(0)
2024年07月18日 イイね!

メンテナンス その5

メンテナンス その5私が帰った後も、引き続き作業してもらえた様で、追加の報告がありました。



アクセルペダルの振動の原因?として、「1-2番側のハウジングを留めているボルトが緩んでました。
キャブに当たって脱落しなかったようです。
マイナスの頭なのでキャブ外さないとボルト交換もできませんが、先ずはここを締めてみようと思います。
現在、ハウジングを叩くだけでもビビり音が出ていますので、ココを締めて解消すればだいぶお安く上がるのですが・・・はてさてどうでしょう・・・。

正直言って「アーシング」やってる場合じゃなく、最も基本的な点検作業すら行われていません。
残念です。」との事。
泣けてきます。

また、「物は考えようですが、その工場さんで下手に手を入れられていた方がもっと酷い事になっていたかもしれません。
何もされていなかったことに感謝しましょう!」
その通りですね。前を向いていきましょう。

フューエルホースにも細かいヒビが入っている様で、交換と相成りました。

信頼にたる経験と技術に、細かな連絡と写真での報告が本当に有難いです。
Posted at 2024/07/18 19:40:43 | コメント(2) | トラックバック(0)

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「@りんご7 さん。新潟から参戦ですか。凄い!」
何シテル?   11/14 09:03
1969Porsche912です。よろしくお願いします。
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