予定通り柿本レーシングでパワーチェックを実施した。
いつもの通り、車高を上げ、シャシダイのローラーにフロントタイヤを載っけても腹を擦らないように対策し、現地入り。
今回の計測も、元ミニ1000乗りの〇〇さんに担当して頂いた。
とりあえず、結果を先に書く。
ヘッド交換(面研0.65mm、IN側ビッグバルブ、IN側ポート拡大)を実施する前の、前回(2022/5/28)測定時と比べ、出力はほとんど変わらず、トルクは少しアップした。
しかし、そのトルクも前々回(2022/4/1)測定時を下回っている。。
そこそこ苦労して圧縮を上げ、ビッグバルブを組み、ポート研磨したが、その苦労が数値に反映されなかったことになる。。
以下、生データ。
■出力曲線
■トルク曲線
■回転数毎の出力/トルク/速度
■前回(2022/5/28)計測時との出力曲線の比較
前回時と比べ、最大出力は+0.1PSと、誤差の範囲しか違わないが、最大出力発生回転数に至るまでは僅かに上がった感じ。
ただ、この程度の差は、費用・労力 対 効果として低すぎる。
ガスケットの厚みの差も含めて、0.8mm相当の面研量で圧縮を上げても、大して変わらなかったことになる。
これはヘッド交換時に燃焼室とピストンに堆積していた分厚いカーボンを除去したが、ひょっとしてこのカーボンの影響で圧縮が上がっていて、それを取り除いたことと面研で圧縮を上げたことが相殺された?
何にしても結果は結果。。惨敗だ。
次のステージは、
①ハイカムを入れる。
②降ろしたヘッドで、ヘッド周りを再考する。
③市販のチューニングヘッドでどうなるかを確認する。
やはりハイカムを入れることを考えたいが、素人がいじったヘッドと市販されているチューニングヘッドの違いを確認したい気もしている。
チューニングヘッドは高価なので、ハイカム入れるより費用が高くつき、費用対効果もハイカム入れるほうが断然良いと思うが、プロがチューニングしたヘッドならそれなりにパワーアップするのかを見てみたい。
しかし、昔、師匠に、「エンジンいじってると言える最低条件は、NAの場合はハイカムを入れていること、ターボの場合はタービン交換していること」と言われたこともあり、今の私のミニはエンジンいじっている内にも入らないので、早くハイカムを入れたいとも思う。
まぁ、とりあえず1月に車検を通さないといけないし、しばらくは現状維持かな。。
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ローバーミニ | クルマ
Posted at
2022/11/17 20:24:07