• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

勝とう常時のブログ一覧

2009年09月02日 イイね!

ハンス=ヨアヒム・シュトゥック

ハンス=ヨアヒム・シュトゥック大ファンです。
「ハンス・スタック」といった方が通りがいいかと思いますが、現在はセミリタイヤしている58歳の彼は、アウディ,ポルシェ,BMWと、その時代時代で自国メーカーのワークスドライバーとして活躍してきました。

194センチと長身なため(?)、フォーミュラの世界ではあまり成功を収められなかった彼は、その分を補って余りあるほどスポーツカーやハコの世界で多大な成功を収めました。
殺伐としたモータースポーツの世界にあってもユーモアの精神を忘れない方で、笑顔で写っている写真がとても多く、ファンに対してどんな時でもやさしく接するナイスガイだそうです。
耐久レースで自分のスティントが近づき、真剣な表情でイヤープラグを耳にはめようとしてところを、ちょうどカメラマンが自分を撮影してるのに横目で気付き、そのプラグを真剣な表情のまま、耳にではなく鼻に突っ込んで、おもむろにカメラに顔を向けニヤッと笑う・・・面白い方です。

彼のお父さんは戦前の名ドライバー「ハンス・シュトゥック」。
父親も実際にドライブした戦前のアウトウニオン・グランプリカー(復元ですが)をデモランするのは、シュトゥック以外に適任はいないでしょう。





Posted at 2009/09/02 02:59:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 往年のレーサー | 日記
2009年08月25日 イイね!

マキF101と速見翔(新井鐘哲)氏

長野県にある老舗カーショップ「ユミドライブコーナー」の“看板”として長きに渡り吊るされていた「マキF101」が降ろされ、広島のスペシャルショップ「バンファン」さんに行ったというのは数年前に何かの記事で読みました。
その後どうなったかは全く知らなかったんですが、工業高校の生徒達が修復して、展示されるまでになってたようです。びっくりしました。

伝説のコンストラクター「マキ」とそのF1処女作である「F101」についてこのブログで説明すると長くなるので、興味を持たれた方はnet等で調べて頂ければと思いますが、きれいになったF101を拝めたのにも感動しましたが、それと匹敵するくらい感動したのが、伝説のレーサー「速見翔(新井鐘哲)」氏の動くお姿を初めて見れたことです。

新井氏は国内レースを戦っていたのですが、急遽マキのナンバー2ドライバーに抜擢され、欧州に渡りました(この辺の事情は私も分かりません)。彼の地では速水翔の偽名を使ったため、日本では「速見翔って何者?」と話題になったはずです。
結局新井氏に実戦に出る機会は訪れず、その後国内に戻り何シーズンが戦った後、静かに引退されました。
現在は地方議会の議員をなさっているらしいというのと、息子さんがジムカーナをしているらしいということくらいしか情報がなかったのですが、この動画を見てて本物の新井氏が現れた時は、本当にびっくりしました。

広島市交通博物館か・・・思い切って行っちゃおうかな。

Posted at 2009/08/25 21:30:25 | コメント(9) | トラックバック(0) | 往年のレーサー | 日記
2009年08月07日 イイね!

ファンジオとW196



大レーサー、ファン・マヌエル・ファンジオが、54・55年に自らをワールドチャンピオンにしてくれたメルセデスベンツW196で模擬レース(デモラン)をされてたようです。78年、オーストラリアGPでの映像。

50年代で一番好きなレーシングカーであるW196と、個人的には史上最高のレーサーではないかと思っているファンジオの組み合わせはたまらないものがあります。比較的鮮明なカラー映像で見れて嬉しいです。
78年に55年のチャンピオンカーがデモランするということは、今で言うと86年のチャンピオンカーがデモランするという感じでしょうか。プロストとマクラーレン・ポルシェですね。

観衆もオフィシャルも全ての人が、畏敬の念を持って、J・ブラバムを伴ってかなりのペースで走る68歳のファンジオとW196を見つめているのが分かる気がします。
仮に今年どこかのグランプリで、プロストとマクラーレンがデモランをしても、このようにはならないのではないでしょうか。やはり、彼とこのマシンは“特別”ではないかと・・。

2.5リッター直列8気筒DOHC(290馬力)のむせび泣くような咆哮が徐々に聞こえてきて、コーナーの向こうから、ゴーグルの奥の眼光鋭いファンジオがシルバー一色のW196を巧みに操りながら目の前を駆け抜ける・・・叶いませんが、想像するだけで夢の世界に誘われますね。
Posted at 2009/08/07 22:44:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | 往年のレーサー | 日記
2009年07月20日 イイね!

「John Love(ジョン・ラブ) 」氏をご存知ですか?

「John Love(ジョン・ラブ) 」氏をご存知ですか?レーシングドライバーである彼のことを知ったのはもう随分前でファンなんですが、未だによくは知りません。
彼の名前を他の人の口から聞いたことはなく、またモータースポーツ系の雑誌でもついぞお名前を見かけたこともありません。

最初にその名前を見たときにインパクトがありました。「LOVE」って・・・名前を訳すってのもいうのも変ですが、「愛」。日本には「愛」という姓は存在しないのではないでしょうか。
彼は、かなり複雑な地域であったアフリカ大陸のローデシア(現ジンバブエ)出身で、F1には10戦ほど参戦している記録があります。
その名前の他にも気になる点がいくつもあるんですが、特筆すべきは、準地元である67年の南アフリカGPで、型落ちクーパーを駆り2位になっていることでしょうか。

F1でのデータだけ紐解くと、その戦歴は興味深いものがあります。
62年から72年まで、66年を除き毎年1戦のみのスポット参戦。64年のイタリアGP以外は全て南アフリカGPで。
その期間内で、南アフリカでグランプリが行われなかったのは64年と66年。つまり、南アフリカでグランプリが行われていた際には、毎回必ず参戦していたことになります。

62年にワークスミニクーパーを駆って、ブリティッシュサルーンカーチャンピオンになってるのはその後に知りました。ミニを駆ったドライバーというと、パディ・ホップカークやジョン・ローズらがかなり有名ですが、ラブ氏のお名前は全く耳に入ってきません。
更にその後に、南アフリカでの国内F1シリーズで6度も王座になっているらしいという情報も得ました。
ここで何となく思い出したのが、日本が誇るレーサー「星野一義」氏です。なるほどラブ氏は、“南アフリカ地域で一番速い男”みたいな存在だったのではないか、と想像しました。
フルエントリーしたくても、資金面か、年齢(24年生)の面かで障害があり、地元で行われる1戦にだけ、クラークやヒル,サーティースらトップレーサーを相手に全身全霊をかけて挑む・・と、そんな想像を膨らませてしまいます。

というラブ氏なんですが、私がファンになったのは、名前,興味深い経歴に足して、拝見する数少ない写真に写る屈託のない笑顔です。写真はどれも全て笑顔で、人の良さそうなお顔からは、モータースポーツを心から“愛”している様子が、何となく感じられる気がします。

氏の駆るマシンに見える、赤地に白文字で「LOVE」。どなたかミニで再現しませんか。
Posted at 2009/07/20 01:13:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 往年のレーサー | 日記
2009年04月24日 イイね!

ピーター・ウォアとロータス23

今を遡ること46年前。
鈴鹿サーキットで行われた「第一回日本グランプリ」によって、日本の近代四輪レースがスタートしました。
メインとなった国際スポーツカーレースで勝ったのは、白くて平べったいロータス23を駆る英国人、ピーター・ウォア・・・現在に至るまで語り尽くされてきたことなので、私なんかが敢えて書くのもはばかられます。

先日の鈴鹿のイベントで、46年振りにこの組み合わせで鈴鹿を走られたそうです。粋な計らいですね。
出来うれば、鈴鹿側が費用を出してでも当時のカラーリングにして欲しかったというのが本音ですが。

今のモータースポーツファンにとって、自分が生まれる前のレースシーンには全然関心がないという方もいらっしゃるかと思います。
ですが、いきなり“今”がある訳ではなく、連綿と続いてきた先人達の、努力,探求心,試行錯誤,クソ度胸,闘争心,涙,歓喜等々が積み重なり混じり合った層の上に、現在のレースシーンが載っかっています。
それらを知ることにより、“今”をより深く楽しめるようになるのだと思います。そして過去を知ることは、未来にもより強い思いを馳せることが出来るようになるのだと思います。
小説を途中から読み始める人はいませんよね。つまり、そういうことなんだと思います。
Posted at 2009/04/24 13:43:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 往年のレーサー | 日記

プロフィール

「[整備] #ロードスター 購入後初のギア・デフオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/335937/car/3547031/7684700/note.aspx
何シテル?   02/21 19:10
2007年よりみんカラを始めて、2019年途中で飽きてしまいブログを休止しておりましたが、ぼちぼちマイペースではありますが、2022年より再開していきます。se...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

PCさぽーと なんでもや 
カテゴリ:わたくしお勧めスペシャルショップ(クルマ関連以外)
2024/04/07 16:45:38
 
ビクトリーサークルクラブ(VICIC) 
カテゴリ:カークラブ
2024/03/26 17:03:26
 
学校法人横浜商科大学 
カテゴリ:お勧めサイト
2024/02/04 13:00:27
 

愛車一覧

ボルボ 940 エステート (ワゴン) ボルボ 940 エステート (ワゴン)
二桁ナンバー、ワンオーナーでずっとガレージ保管だった極上車です。ターボSE(190馬力仕 ...
ヤマハ セロー225WE ヤマハ セロー225WE
人生初の二輪車です
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
自身6台目のマツダ車となります。これでマツダ耐久等の草レースに出るかも 2024/08 ...
日産 モコ 日産 モコ
アシとして購入。28台目にして初の日産車(OEMだけど)
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation