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のぢぃのブログ一覧

2008年12月16日 イイね!

ウサギの園

ウサギの園バニーガールが闊歩するお店と思ったアナタ、残念でした。

ある日のこと、彦根市北部の住宅街で道に迷っていた。

と、閑静な住宅のど真ん中には似つかわしくない光景が目に飛び込んできた。

乗用車1台分ぐらいの大きさに積まれた空き缶。
スクーターを中心とした鉄くずの山。

こんなところに廃棄物処理業者があるのだなぁ。

そう思いながら通り過ぎようとしたら、その山の中に懐かしいフォルムの車体が無造作に横たわっていた。
はっとして、バイクを停めて近づくと、一台だけじゃない。
柵の外から見える範囲で10台ぐらいの車体がゴロゴロしている。

ここはごみの山なんかじゃない!宝の山だ!

その車体こそ、かつて富士産業(現在の富士重工業)が製造・販売していた名機「ラビット」だった。
わたしが生まれる以前の1968年に廃盤となった車種だったけど、わたしが小学校に上がる頃までは近所に現役の個体が走っていたのを憶えている。
あれは…赤羽の商店街「すずらん通り」だった。
幼いわたしは、ガッチャマンの「]つばくろ]の甚平」がかぶっているヘルメットバイザーを連想させられたものだ。


ここのオーナーに話を聞いてみたくて、何度か足を運ぶうちにコンタクトを取るチャンスに恵まれた。
この日は柵の門扉が開け放たれ、表にラビットを含む数台の車体が並べられていた。
奥のほうでは作業を一時中断している様子もうかがえる。

しかし、人の気配がまったくしない。
ともあれ、きれいに並べられた車体を写真に収めようとフレーミングをとっていたら、コンテナ倉庫から一人の男性がぬっと現れた。
ちょっとコワモテで浅黒く日焼けした彼はわたしより2つ年上だった。
外見に合わず、声をかけると愛想良く振舞う。

売ってもらえるものなのか?

「いや~、売るほどちゃんとした個体はないね。
ついこないだまでは10台ぐらいあったけど、みんな仲間にやっちゃった。
ネットオークションなら5万ぐらいで手に入るだろうから、それを土台に自分で作るんだったら部品は譲ってあげるよ。」

うむむ、トーシロがおいそれと手出しをできるようなシロモノじゃないな。

それにしても彼のボンサイズムは敬意すら感じる。
奥のほうには、クジラと呼ばれる世代のクラウンも佇んでいる。
空き缶やら鉄くずやら雑多に積み上げて、清潔感のかけらもない辺りにも、わたしと共通するものを感じてしまう。
そんな彼もわたしのエリーゼを見て、「相当好き者なんだねぇ。」と評する。

いひひ、こんなに旧い車に手を出せるほど病気じゃないけどなー

ブラストがけの途中でカウルを取り外された個体をじっくりと拝ませてもらいながら話に花が咲く。

いやー、いいもん見せてもらったわ。

帰りの道でふと思った。
わたしはてっきりアレを生業にしているのかと思ったのだけど、ひょっとして完全に趣味の領域なのだろうか…
Posted at 2008/12/16 20:55:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街で見かけた… | 日記
2008年12月15日 イイね!

Crawling into the Burrow

Crawling into the Burrowエリーゼの積算距離は678km。
乗り降りのシークェンスにはまだなれないねぃ。
一度は、ひじをストライカーキャッチに強かに打って、悶絶してしまったよ。
フツーのクルマと違って、大きく張り出している上に角が立っているので痛いんだコレが。
気を抜くと、厚くて高いドアシルに泥を落とすだけでなく、ステアリングコラムカバーを蹴ってしまう。

初めてエリーゼを写真で見たとき、ドアはどうやって開けるのだろうと頭をひねった。

ジネッタG4などは、スライド式の小窓を外から開けて、腕を突っ込んで内側のオープナーハンドルで開けるのだと読んだ記憶がある。
エリーゼもその手か?
なーんて思っていたけど、意外にまっとうな造りだった。

手をかける部分はボディサイドのエグレに巧く埋め込まれていて、キーシリンダー兼用のボタンを押して開ける。
ちょうど商用バンのリヤゲートみたいなもの。
多分、キーシリンダーはその辺りの車種から流用してるんじゃないかな。

が、これで、終わったら面白くもなんともない。
MY08エリーゼはドアロックが2系統ある変態マシン。

ひとつは前述のキーシリンダー。
鍵を挿して縦にすると施錠、横にすると開錠となる。
しかしこのロック、内側からは操作できない。

え?窓にロックノブが見えてるじゃないかって?
そう、これこそが二つ目の錠前。
このロックノブはキーシリンダーから独立していて、キーを廻しても動かない。
外からは電波式のリモコンでしか動かないのだ。

もともとキーレスエントリーの設定がなかったエリーゼに、あとから無理やり追加したからこうなったらしい。

うそぉん そんなやっつけ仕事、いまどきないだろ?

使いようによっては便利なのかもしれないけれど、今のところ便利な使い方は思いつかないのが悩み。
結局、普段はリモコンドアロックしか使っていない。
不安なのは、リモコンが壊れたり電池が切れたりすると、開錠できないこと。
ほんとにどーすんだコレ。

それと、エリーゼのリモコンドアロックは開錠が2段階になっている。

施錠は施錠ボタンを1度押せば左右のドアがロックされる。
開錠ボタンは1度押すと運転席側だけが開錠されて、2度目で助手席側が開錠される。
あれ?在独中に乗っていたドイツ車やフランス車はこんな風に2段階だったっけかな?


※タイトルは「狭くて居心地のいい空間に潜り込む」の意
Posted at 2008/12/15 19:21:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | ヱリーゼ日記 | 日記
2008年12月14日 イイね!

オイル交換の強い味方がやってきた

オイル交換の強い味方がやってきたエリーゼはアンダーパネルでフラットボトム化されていて、ジャッキをかける場所に困るらしい。
アルトもまた、アンダーガードをつけているとジャッキアップにちょっとしたコツがいる。
なにより、フロアジャッキで上げて、リジッドラックをかけるという作業がめんどくさい。

そんなものぐさボンサイストの強い見方、スロープ台。
「神戸の工具屋KTC」という店からインターネット通販で手に入れた。
同店では「スロープ台」としか表示されていなかったが、商品のラベルには「Rhino[ライノー]Ramps[ランプス」と書かれている。
アメリカからの輸入品のようだ。

便利グッズではあるけれど、車によってはオーバーハングが引っかかるらしい。

アルトワークスならもちろん余裕。



エリーゼは車高が低いからきわどい。
真横から見るとほとんど余裕がないように見えるけれど、フロントカウルは角がないので引っかからずに乗り上げられた。
そもそも、オイル交換をするときはリヤを上げるしな。



問題児のRX-7は少年院で更生中なので試していないけれど、絶対フロントバンパーが当たる。

で、早速アルトのオイル交換に使ってみた。
ゆっくり乗り上げようとするとタイヤがスロープの上でスリップする場合があるので、慎重かつ大胆に勢いをつけてホイッと乗り上げる。
170mm上がるので、下にもぐっての作業も問題ない。

うほーこれは楽ちん。


ところがぎっちょん!

いつもと高さが微妙に違うので、ドレンホールからほとばしるオイルを受け止め損ねてしまったよ。
RX-7がオネショをして作った宝の地図の上に、オイルをたっぷりぶちまけてしまった。

はふぅ…
せっかく作業が楽になったのに、チョンボのおかげで泣きながらガレージの床を掃除しましたとさ。
Posted at 2008/12/14 18:14:01 | コメント(6) | トラックバック(0) | ガレージライフ | 日記
2008年12月13日 イイね!

コンパクトカーのトレンド?

コンパクトカーのトレンド?今日は所用でマツダディーラーを訪問した。
3時から予約したのだけど、混んでいてしばらく待つ羽目になった。
結局、わたしのクルマがピット入りしたのは4時近く。

それまで手持ち無沙汰だったので、展示してあるデミオをいじり倒した。
もう1年以上前にデビューした現行デミオは勤務先の社用車にもあって、乗ったこともある。
欧州市場を強く意識した車種らしく、日本車なのにまるで欧州車のようなかっちりとした足回りはわたし好み。
スタイリングも車体の軽さもわたし好みに変わった。
2代目デミオはわたしの妹が乗っていて、それに比べるとずっと居住空間は手狭になったけれど、パーソナルユースとしてはよい方向になったと思う。

最近この手のコンパクトカーで気になる点をチェックするため、エンジンルームを開けてみた。

やはり、インテークマニホールドは樹脂製で、エンジンレイアウトは前方吸気だった。
前方吸気後方排気のレイアウトは過去の車種ではマイノリティだったのだけど、最近増えてきたように思う。
その理由をはっきりと示す資料を読んだことはないけれど、一説によれば前面衝突時の衝突安全性の向上らしいという話。
エキゾーストマニホールドがエンジン後方にあったほうが、キャビンがつぶれにくいのだろう、という内容だった。
わたしは、にわかには信じられなかった。
キャビンに響くほどエンジンルームがつぶれてしまえば、エキマニが前にあろうが後ろにあろうが同じことだと思うから。

だけど、最近の樹脂製インテークマニホールドを採用した車を見ながらこう考えた。
樹脂のインマニは衝突時に潰れやすいことに意味があるのではないだろうか。
前突時にクラッシャブルゾーンとなるボンネットは、潰れストロークを大きくして減速Gを低くするほうが、同じエネルギー吸収量でも有利になる。
減速Gと時間の関係をグラフにしたものを衝突波形と呼ぶ。
言い換えると、衝突波形は立ち上がりから一定レベルを示し、その波形の中に鋭いピークが現れないものが理想的。
乗員の体はシートベルトで拘束され、急激な減速Gが加わるとシートベルトは乗員の体に食い込む挙動を示す。
NCAPなどのアセスメントでは乗員の胸が押しつぶされる「胸たわみ」という数値を測定して、そのクルマの安全性能指標(スターレイティング)を判定する要素のひとつとする。
シートベルトから乗員にかかる加重を抑えるためには、ボンネットがやわらかく衝撃を吸収するほうがよいというわけだ。

さて一方で、エキマニについてはどうだろう。
エキマニも樹脂で作って潰れやすくすればよいのだろうがそうもいかない。
どうしても硬い部品となってしまうエキマニは、ボンネットの前方に置くよりも後方に置いたほうが、衝突波形への影響を小さくできるということなのだろう。
つまり、衝突の初期段階でエキマニがガツンとぶつかるよりは、車体前端からエンジンブロックまでの距離を使ってエネルギーをやわらかく吸収しようということなのだろう。

今年、NCAPの判定基準が更新されて5つ星[ファイブスター]をとるのが難しくなった。
そうした中で、各社、少しでも高い評価を得ようと努力した結果が現在のコンパクトカーのエンジンルームに現れているのだと、わたしは考える。


さて、もう一点、デミオで発見した興味深い装備。

電気モーターを用いたスロットルコントローラー。
すなわち、スロットル・バイ・ワイヤ。
スロットルバルブはアクセルペダルにつながったコントロールケーブルで直接操作されるのではなく、電子制御されたモーターで開度を調節される。
「スロットル・バイ・ワイヤ」の「ワイヤ」は電線を示す。

アクセルペダルの根元には、踏み込み度合いを検知するセンサーが備えられれている。
プリウスすら凌駕する低燃費を誇るデミオの根幹。
燃料消費を無駄なくエンジン出力に換えるために、最適なアクセル開度を細かく制御することで低燃費を実現しているのだ。

うーん、スタイリングはマーチの次に好きな形だし、デミオもアルトの次のクルマとして候補に入れたいねぃ。
Posted at 2008/12/13 23:49:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月07日 イイね!

冬支度

冬支度寒い寒い。
天気がよくても洗車するには寒すぎた。
一方、秘密基地の壁は鉄板一枚の簡易ガレージなのだけど、これがけっこうあったかい。
日が当たって鉄板が熱せられ、壁や天井からの輻射熱があるのだ。
尤も、日が落ちたら一気に冷え込むのだけどね。

クルマの冬支度といえばスタッドレスへのタイヤ交換。
雪の積もらない地域では冬支度なんてないのだろうなぁ。
札幌在住時代はワイパーも冬用のものに交換しないとならなかった。

わたしが愛用しているスタッドレスはダンロップのSP SPRORT 56-R。
ウィンターラリー用のいわゆるラリスタ。
雪上・氷上性能はこれに敵うスタッドレスはないと思う。
しかし、乾燥路での性能はガタ落ちで、まっすぐ走らないし曲がらない諸刃の剣。
スタッドレスは全般に、速度を落として走っても夏タイヤよりリスキーなのだけど、こいつは比じゃない。
夏タイヤの感覚で運転したら間違いなく事故ってしまうだろう。

一般のスタッドレスは毎年のようにニューモデルが出るほど、新技術が開発されているけれど、それは乾燥路性能を極力犠牲にしないように作っているからにちがいない。

この銘柄は本州じゃ需要がないらしい。
先月半ばにタイヤ屋で注文したのだけど、問屋に問い合わせたら先月末に5本だけ入荷するとの話だった。
それを逃したら今年中には入荷しないらしい。
しかも、運がよければわたしの元にやってくるって話。

どういうこっちゃ?

まさか、5本まとめて買うなら確実に手に入るけど、4本しか買わないなら、後から5本欲しいって人が現れたときはそっちが優先されるってことだろうか…
Posted at 2008/12/07 21:05:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | アルトワークス日記 | 日記

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たぶん投稿者は私と世代が丸かぶり」
何シテル?   05/12 20:40
ボンサイスト 心得の条 我が車 我が単車 我が躯と思ひ 盆栽の儀 あくまで自己満足にて 己の技量無く 凡才いかにても覆らず なお 死して屍拾う者なし...

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