のぢぃのブログ一覧

先週末に社員旅行で松山を訪れたときに出会った、高純度の鉄男。
当日に時刻表を見て、チャンスがあれば一発勝負、いい画が撮れなくても「まあいっか」で済ませるわたしの鉄分はまだまだ純度が低い。
彼は足下にWiFi装備のノートパソコンを準備してネットをチェックしながら、寒い中をじっとシャッターチャンスを待つ筋金入りだ。

松山と言えば、夏目漱石も足繁く通い、小説「坊ちゃん」の舞台にもなった道後温泉が有名で、社員旅行のメインも温泉だった。
しかし、乗り物大好きのわたしにとっては、路面電車と一般鉄道が直交するダイヤモンドクロッシングも見どころの街。
直交型のダイヤモンドクロッシング自体も珍しいのだが、鉄道と路面電車が道路上で交差するのはここしかない。


ダイヤモンドクロッシングを見るのも初めて。
直交するダイヤモンドクロッシングで一番気になるのが架線の構造。

電車の集電装置が通過しても、交差線の架線が引っかからないようになっている。
しかし、鉄道と路面電車との間で架線同士は絶縁されているわけではないようだ。
運行している会社も同じだし、電圧も同じなのだろう。

路面電車の通過。


そしていよいよ、高浜線の通過。

いやーいいもんみれた。

さて、伊予鉄のもう一つの見所は坊ちゃん列車レプリカ。

もちろんわたしも、道後温泉-古町の運転区間をフル乗車した。

この機関車は蒸気機関車の形をしているが動力はディーゼルエンジン。
とはいえ、車輪と一緒にコンロッドもちゃんと動く。


機関車の中央下面には自力で車体を持ち上げるジャッキが装備されていて、終端駅ではジャッキで車輪を浮かせた後に、運転士が車体を回転させて方向転換する。


客車にはバッテリーと小型のモーターが搭載されているようで、車掌がボタン操作で構内を移動させることもできる。


銘板もレプリカ。
ドイツ製であるかのような銘板だけど、1888年製には見えないから、ちゃんとした銘板ではなくただの飾りだろう。


おまけ

旅行2日目に倉敷の美観地区に寄ったので、探してじっくり拝んできた。
こちらの記事でも紹介された木製玩具店「伊勢屋」の店頭オブジェにされているPiagggioのApe50。
こちらはレプリカではなく今でも新車で手に入る現行製品だ。
ただ、このお店は看板代わりにおいてあるようで、ナンバーはついているけどタイヤは裂けるほど劣化していた。
わたしが高校生の頃は、住んでいた島根県の松江市にApe50を配達に使っていた酒屋があったが、近くでじっくり見たことはなかった。
今は電動のApe Caressinoが気になる存在だ。
このお店では1歳になったばかりの甥っ子2号に木製のおもちゃを買って帰った。

もちろん社員旅行のメイン企画、温泉と宴会もたっぷり楽しんできた。
愛媛県は初めて訪れた県で、これで未経県地は和歌山、高知、長崎、鹿児島、沖縄の5県となった。

エリーゼ用に車載カメラを買ってみた。
車載カメラと言っても、サーキットで走っている様子を撮すためのものではなくて、リヤビューカメラ。

鏡像出力で狭角FoV、暗視可能なIR感度を持ちつつIR-LEDによる照明付きというのが求める機能。
とりあえず実験的に使ってみるので、メーカー不明でおそらく中国製の安い製品をネット通販で買ってみた。
商品説明に寸法は書かれていたとはいえ、実物を目にしてみると思いの外小さい。
カメラのレンズは標準ピッチのキーボードのキートップと同じぐらいしかない。
携帯電話にさえ高解像度のカメラが内蔵される時代だから驚くには及ばないけど、20年前だったら想像もつかなかっただろうな。
カメラももちろんだけど、乗用車のダッシュボードに7V型の液晶画面とか、未来予想図にすら描かれなかったことだろう。
映画「トータルリコール」では地下鉄の車内にコマーシャルフィルムが映し出されるモニターが描かれているけど、あれだってCRTモニタだった。
日本の通勤電車の壁に埋め込まれた液晶モニタも夢の世界だったはず。


おっと、話が脱線した。

エリーゼにリヤビューカメラ？エキシージじゃあるまいし、後方視界は充分でしょ？なんて思われる諸兄も少なくないかもしれない。

本当は後ろを見るためではなくて、前を見るためのリヤビューカメラ。
ちょっとした謎かけのようだけど、ピンと来たエリーゼオーナーもまた少なくないはず。

先日はダッシュボードを分解して組み立てるのに必要なスモールパーツも用意したことだし、来月中には結果をご報告できる予定。

※　タイトルは「盗撮用ではなくて後方監視用」の意
peepは「のぞき見」、poopは「尻」という意味で、「撮影」という意味合いはない言葉足らずだけど、言葉遊びっちゅーことで。

古いロータスのフォーミュラカーが入庫してた。
ヴィンテージロータスはあまり詳しくなくて、エランとエリートぐらいしかよくわからないけど、このフォーミュラは調べてみたらタイプ51というやつのようだ。
サスペンションスプリングの巻きピッチがスゲー！
しかも、まさかのクロムメッキかなあ？
こりゃハーレーのスプリンガーフォークみたいに、ピカピカに磨いて見せびらかしたくなるバネだなあ。

今日は久しぶりにエリーゼでロングドライブだった。
県外に出たのも正月に帰省して以来だな。
保険の更新と部品の購入を口実に、岡崎のACマインズまで片道130km。
先週中頃までは週末にかけて寒気がやってきて大雪になるという予報だった。
たしかにサービスエリアで外に立ってコーヒーをすすっていると風が冷たいが、空は高く澄んで晴れ渡っている。
エリーゼに乗り込んでしまえば屋根を開けて高速道路を走っても日差しが暖かく感じるほどだ。

余談だけど、最近はセブンイレブンの挽き立てコーヒーがお気に入り。
1杯100円なのに、しっかりと香る。
SAのカップコーヒーは高いくせにコンビニよりクオリティが低い。

交通量も少なくて快調に飛ばし、予定通りの正午には一宮についたので東海北陸道の一宮西インターで高速を降りてチャンピオンカレー寄り、Lカツダブルジャンボでカレー成分を補給する。
近頃は金沢カレーが全国的に勢いづいているようで、チャンカレは関東方面でも食べられるようだ。
いつぞやは「シルシルミシルサンデー」かなにかで別の金沢カレーのチェーン店を特集したっけ。

帰りはR23で桑名を経由して帰った。
先月取り付けたナビの性能を試しつつ、昨日納車されたばかりのスイフトオーナーからメールが着弾するのを期待しつつのルート。
R23は刈谷を過ぎたあたりから伊勢湾岸道の下を並行して走るので、傾斜判断の機能がないナビでは高速を走っているのか下道を走っているのか判別できなかった。
カロッツェリアのAVIC-T99はさすがに迷わない。
…かと思いきや、豊田自動織機の共和工場がある交差点で県道50号を南下するルートを案内した。
ナビに従ってみたら、県道50号に入ったとたんにUターンして元のR23へ戻る案内。
うーん、いったいなんなんだ。

桑名からR258を北上すると日差しが傾いて養老山地の陰になる。
がっちり防寒装備をしてないと、さすがにそろそろオープン走行は寒い時間だ。
近頃は運転席に座ったまま、信号待ちの合間に屋根を着脱するコツをつかんでしまった。


山間部のくねくね道はないルートだったけど、久しぶりのドライブは気持ちよかった。

明日は任意保険の更新と、消耗部品の買い出しにACマインズまで出かけることにした。
雪が降るようならアルトで出かけるところだが、明日の愛知県は全域で天気が良さそうだ。
久しぶりにエリーゼでオープンドライブといきたい。

ピーク時からだいぶ解けてきたとはいえ、秘密基地はまだエリーゼでは自力で道路まで出られないほど残っている。
ザラメ雪を掘ること15m。

エリーゼのためならえーんやこーらっ！

いや、ベートーヴェンのピアノ曲は流れないから。

トイレで銃撃戦といえば映画『トゥルーライズ』が印象が強かった。

さて、写真は某家電量販店に貼られていた張り紙。

「万一喫煙による発砲を感知した場合、（後略）」

とある。

発砲ですか。
こりゃずいぶんときな臭い。

よしんば誤植だとしても、「発報を感知する」って変な日本語だ。
せめて「たばこの煙を検知して発報した場合、」とするべきだろう。
この文章、全体的に振り込め詐欺のはがきと同じセンスを感じてしまうな。
丁寧な文章のフリをして、高圧的だ。