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2014年09月21日 イイね!

Dampflok

DampflokServus, alles zusamen! (ゼアヴス アレス ツザメン)
なんて、バイエルン語でご挨拶してみたり。
まだ9月半ばだというのに、すっかりオクトーバーフェスタ気分のバイエルン王国に出張中。

土日を挟んで2週間の出張なので、週末の手持ちぶさたを解消しに蒸気機関車を見物に行ってみた。
タイトルのDmpflok(ダンプフロック)はドイツ語で蒸気機関車を意味するDampflokomotiv(ダンプフロコモティーヴ)の略語である。


ドイツには蒸気機関車を動態保存して、乗客を乗せて運行するボランティア法人が各地にある。
春から秋の初めにかけてほぼ毎週という場合もあれば、年間を通じて月に1度とかいう場合もある。
museum bahn(ムゼウム バーン)とも言われていて、ドイツに住んでいた頃に道路地図を買ったら、線路の記号の脇に蒸気機関車の形のマークがあるのを発見して、初めてその存在に気がついた。
Amstetten(アムシュテッテン)のmuseumu bahnには毎年、菜の花畑が満開の頃に乗りに行った。
小さなタンク形機関車が3両の客車を牽いて、黄色い絨毯を敷いた丘を上がっていく音が最高だった。
http://www.albbaehnle.de/

さて今週のDmpflokはFrankfurt(フランクフルト)近郊のHanau(ハーナウ)という街に拠点がある団体が運行しているもの。
本当は乗りたかったけど終着駅までの往復切符しかないし、終着駅の街で開かれる花火大会のあとに復路が出発なので、帰りが夜中過ぎになってしまうのであきらめた。
http://www.museumseisenbahn-hanau.de/
滞在している街からREに乗って18分、Hanau Hbf(ハーナウ中央駅)まで出向いた。
REというのはRegional Express(レギオナール エクスプレス)の略で、日本で言うと「快速」に当たるだろうか。
電気機関車が牽引する客車なのだけど、最後尾車両にも運転台があって、機関車をいちいち付け替えなくても往復運行ができる。


2階建て車両の2階に上がろうとすると、階段の踊り場は惨憺たる状況。

団体さんが大宴会でも開いたのだろうか。
ビールやスピリッツの瓶が散乱してびしょ濡れの床が酒臭い。
瓶のいくつかは割れてるし、トランプまで散らばってる。
ドイツ人にとっても珍しい光景のようで、「うへー!シャイゼ!」とか言いながらスマホで写真を撮ってた。

そんな酒臭い列車に揺られてHanau到着。
蒸気機関車の出発は13:30だけど、だいぶ早めの12:06に着いた。
定刻から5分遅れだけど、ドイツじゃまだましな方。
いつぞやは乗ったICEが途中で止まって45分遅れ、デトロイト行きの飛行機に乗り遅れたことがあった。
早めに来たのは車庫を見物できるかと思ったから。
Hanau中央駅の少し南に扇形の車庫があるので、一般客にも開放して見物できるかと思っていたのだけど、残念ながら立ち入り禁止だった。
Nördlingen(ネルドリンゲン)の団体は、ボロでも車庫を見物させてくれて、修理中の不動車も見れて面白かったのだけどなあ。
http://www.bayerisches-eisenbahnmuseum.de/

車庫を見物できなくても、すでに列車が入線してるならホームで写真を撮ってから、Main(マイン)川を渡る鉄橋まで歩いて待ち構えるつもりだった。
しかし残念ながら、列車が来たのは出発の15分前。
写真を撮り終えてから1800mを全力で走って間に合うかどうか。

走る姿はあきらめて、駅から走り去る蒸気機関車の音だけ聞いて満足することにした。
Posted at 2014/09/21 03:26:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月13日 イイね!

トリシティ125に乗ってみた

トリシティ125に乗ってみた原付ジャズの買い換え候補、第2案は原付二種スクーター。
125ccオフ車の遊びの要素をあっさり切り捨てて、実用性を重視するならスクーターも選択肢として考え中なのである。

ヤマハのメールニュースで3輪スクーターのトリシティ125ccが発売されると知って、以前から気になっていたのだが、先月、全国各地で体験試乗会を開催するという情報を得たので行ってみた。
うちから近い会場は大阪と蒲郡。
大阪開催はちょうど日本に帰ってきている日だったので、電車に乗って足を運んでみた。

試乗会の内容は少々不満が残ったけれど、これまでわたしが抱いてきたスクーターへの意識を変えるほどの車体の出来で、もうちょっといろいろ試してみたくなった。

じつをいうと、これまでスクーターにまともに乗ったことがない。
数少ない経験も、学生時代に先輩が乗っていた50ccのスクーターに、数十メートルだけ往復してみただけというありさま。
250ccの2ストオフ車に乗ってたわたしにしてみれば、出足は鈍いし、直進安定性は低いし、頼りない乗り物という印象だけが残ったものだ。

スクーターの利点…とわたしが思っているのは、多少の雨でも上半身だけ合羽を着れば片道30分程度の通勤ならば我慢できそうなこと。
ジャズの場合、降ってなくても雨上がりで路面が濡れていれば、前輪が巻き上げたしぶきを浴びて膝から下がずぶ濡れになってしまう。
レッグシールド付きのカブでも、足首から下は濡れてしまった。
その点、スクーターなら足下までレッグシールド覆われているので、普通の靴でも快適そうだ。
なかには屋根付きの車種もある。
屋根付きといっても、側面はがら空きだからぜんぜん濡れないというわけではないのだろうけど、屋根がないよりはずっと快適に雨の中を走れそうである。
もしくは、3輪のスクーターならば少しぐらい雪が積もったり凍結したりしても、転ばずに安定して走れるのではないだろうかというのが期待するところ。
屋根付きで3輪のADIVA AD Treは非常に気になる存在である。

ただ、わたし自身が「遊びの要素」を割り切って捨てられるかどうかがスクーターを選ぶかどうかの分かれ目。
ほかに遊びで乗ってるバイクやクルマがあるんだから割り切ってしまうべきだという気持ちが4割、125ccクラスだからできる遊びも捨てられないという気持ちが6割、といったところ。

さて、ハナシは本題に戻ってトリシティ試乗会。
日本メーカーの国内正規販売ってことで、先々長く乗っても修理に困ることがなさそうだし、価格も約35万円とお手軽なところがいい。
なにより、ほとんどスクーターに乗ったことがないわたしにとって、スクーターという乗り物を再認識するチャンス。
そんなわけで、大阪まで出向いてみることにした。
会場は大阪駅桜橋口からすぐの西梅田スクエア。
一周100mぐらいのコースを先導車に率いられた5台隊列で、5周ほど走らせてもらえる。
しかし、四角い広場の縁をまわって1箇所だけ浅いS字カーブが設けられているだけなの走りごたえがない。
段差とか作ってあって左右で段違いの路面状況を再現してくれたりすればよかったのに、それもなかった。
オマケに、わたしの直前を走っていたオジサンがバイクに乗り慣れていなかったらしく、フラフラ、ヨロヨロ、モタモタと走って、隊列について行けずフラストレーションがたまった。
乗り慣れていない人は自己申告して隊列の一番後ろに付くようにという主催者の配慮があったのに、人の話を聞いていないのか、つまらない見栄を張ったのか、オジサンのせいで台無しである。
直線でなんとか25km/h程度という速度でしか走れなかったけど、なんとか3輪ならではの乗り味というものは感じ取れたかな。
2輪よりも極低速でのふらつきが少ないというのが宣伝文句の1つで、たしかにその通りだと感じた。
フロントタイヤが14インチで、日本製スクーターのなかでは大きい方だというのもあるのだろうけど、やはり1輪多く回っているだけあってジャイロ効果が強く作用するのだろう。
1輪多いことはコーナリング中のコリオリ力も強く作用するようで、車体を傾けた瞬間に素直に回頭する感触もある。
逆に3輪だからといって、不自然なぐらい倒しにくいという感覚がなく、2輪車に乗っているのと同じ感覚で曲がることができる。
先日乗ったKLX125よりも安定感があって、ひらひら感がないといったところ。
昔、50ccスクーターで感じた頼りなさは全くない。

外観デザインは悪くない。
アディバやピアジオ、ジレラの3輪スクーターはフロントサスペンションの機構がごつくて無骨なメカメカしさがあるけれど、トリシティはヤマハの宣伝文句の通り「エレガント&スマート」。
しかし、簡易な構造としたせいか、自立機能は備えられていない。

ピアジオのMP3シリーズは停車中や低速走行中だけ車体が傾かないように、ライダーの任意でロックできる機能が付いているそうなのだけど、トリシティにはそれがないのである。
したがって、2輪と同じようにスタンドをはらって手を放すと倒れる。
凍結路ではそろりそろりと走っても、滑ったらすってーんと転倒することになりそうだ。
わたしが3輪スクーターに期待していた能力はトリシティにはなかった。

ブレーキは3輪ディスクで、右のレバーを握ると普通のバイクと同様にフロントのみにブレーキがかかるが、左のレバーを握ると前後のブレーキをバランスさせて制動する「ユニファイドブレーキシステム」が搭載されている。

残念ながらその性能は試すことはできなかった。

リヤサスペンションは車体のかなり後ろにコイルダンパーがほぼ直立して付けられている。

最近のスクーターってあんまりじっくりと観察したことがないのだけど、こういうレイアウトって珍しい気がする。

シート下のトランクはそれほど大きくなくて、ジェットヘル1個分といったところ。

とはいえ、わたしの想定する用途には充分だろう。

フットボードのスペースは2輪のスクーターに比べると前後に狭いみたいだけど、乗った感じは足のポジションが制約される感じはしなかった。

ジャズよりはいい。

エンジンは水冷単気筒で、エンジン側面にラジエーターが備わる。
06.JPG
このエンジンのパワー感を試せるコースだったらよかったのだけど残念。
Posted at 2014/09/13 23:57:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月07日 イイね!

KLX125に乗ってみた

KLX125に乗ってみた通勤専用マシーンの原付、ジャズをそろそろ入れ替えようかと考え中。
といっても来年か、もしかしたら再来年になるとは思うけど。

入れ替え候補の1つは125ccオフロードバイクで、いまのところ、日本のメーカーが国内向けに正規販売しているのはカワサキKLX125だけという状況。
140906-021.jpg
近所のカワサキショップに試乗車があるらしいので、試してみることにした。

125ccオフ車を選ぶメリットは、取り回しが楽で街ナカの渋滞でもすいすいとすり抜けができることと、たまに林道探検ツアーもやってみたいというのが主なところ。
原付二種の税金や保険が安くて、燃費が良いのもメリットの1つだけど、魅力的な車種があれば125ccオーバーの軽二輪でもかまわない。
軽二輪ならヤマハ・トリッカーなんか選択肢としてはアリかも。
逆に、同じ125ccのヤマハWR125とかヤマハXTZ125みたいな車格になると、車重も250ccクラス並みで取り回しの容易さが半減し、125ccである理由が経済面だけになってしまう。
しかも、外車や逆輸入車で車両価格が割高だったら、経済性もスポイルされてしまう。
デルビやリエフの125ccモデルにも興味を持ったものの、「珍しい車種に乗る」って見栄にも似た所有欲をすっぱり切り離して冷静に考えてみたら、通勤や林道探検に乗るにはハードルが高いことに気がついた。
そんなわけで、このジャンルでの第一候補はKLX125。
次点候補が、近いジャンルのホンダ・クロスカブ、あるいは軽二輪で選べば前述のトリッカーやスズキ・バンバンといったところかな。

さて、そんなKLX125、事前にネットでカタログを見たりオーナーさんのブログを拝見しながらつかんだ特徴はこんなところか。
・エンジンの最高出力は10.2馬力で、車重は112kg。
・フロント19インチ、リヤ16インチのミニモトクロスサイズ。
・リヤキャリアのようなユーティリティ拡張パーツはしっかり付けられそう。

サイズのわりに重いような気がするのと、小さすぎて窮屈だったりしないだろうか、というのが今回の試乗のポイント。

車重の重さは、数字だけで見ると「重い」と言うほかない。
250ccのCRMが127kgだったはずだから、15kgしか違わないのだ。
いっぽう、原付のジャズが83kgなので、それに比べると29kgも重い。
でも、取り回しというのは重量だけでは判断しきれないもので、224kgあるムルティストラーダはCRMより100kg近く重いのに、そんなに取り回しが悪いとは感じさせない。
もちろん立ちゴケ直前で耐えられる限界なんかを比べたらまったく違うのだけど、CRMの後席に体重50kgの人間を乗せるよりは楽に扱える。
きっと取り回しの善し悪しには重心位置とか足つきとか、そういう要素が大きく影響するのだろうから、実際に跨がって乗り回してみないとわからないのである。
案の定、というよりも思った以上に、KLX125の取り回しはとても楽だった。
小回り旋回は楽だし、スタンディングスティル(足を着かずに停止)はできるし、ジャズよりかなり自由度が高い。

ジャズが車重のわりに取り回しが芳しくないのは、乗車ポジションが窮屈なことに他ならない。
ジャスに乗っていて一番強く感じる不満である。
シートに座ってステップに足を乗せると膝が90°以上曲がるので、低速走行中にバランスを取るのが難しい。
ハンドルをめいっぱい切ろうとするとハンドルバーの先端が膝に当たるから思ったほど小回りできない。
足を地面について足こぎで前に進もうとすると、シート高が低すぎて股関節の外側の筋肉(中殿筋あたり)が攣りそうになる。
まるで大人が子供用自転車に乗ってるような窮屈さを感じるのである。
一時はホンダ・エイプに興味を持ったものの、実車に跨がったらジャズと大して変わらない窮屈さで興味を失った。
KLX125はとても自然なポジションでまたがれる。
シート高が適当に高くてバランスが取りやすいだけでなく、高すぎないから両足がかかとまで地面に着いて、足こぎで動かすのも楽だ。
だんだん細くなって自然消滅したみたいな林道の行き止まりで方向転換するときや、泥ぬたにはまってトラクションを食われるような状況では強いだろうな。
CRMで支笏湖方面やらラルマナイ川流域の林道に入り込んで、なんど苦労したことやら…

そんなわけでKLX125は林道探検もできる通勤快速って前提ならば、これと天秤にかけられる車種はなかなかないかもしれないな。
林道探検の限界は低くなるけど、雨が降っても雪が積もっても気にせず乗れるジムニーってのも対抗馬になり得るか。
しかし、原チャリジャズの代わりに軽四輪って、維持費も車両価格も贅沢すぎるんだよなあ。
Posted at 2014/09/07 23:38:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月07日 イイね!

下鴨さんまでひとっ走り

下鴨さんまでひとっ走り朝晩はだいぶ涼しくなってきたので、同僚を誘ってショートツーリングにでかけてきた。
舞鶴若狭自動車道のうち7月に新たに開通した区間を走ってみようという企画。
小浜ICを降りたあとは、周山街道のくねくね道をぎゅんぎゅん南下して、下鴨神社近くでだんごを食って帰るルート。

昼頃に走った京都市内は暑かったけれど、天気が崩れる前に帰って来れたし、気持ちよく走ることができた。

詳細はフォトギャラリーにて



今年は同僚とのツーリングはこれっきりになるかなあ。
ソロで鳥取や山口まで行く計画はあるけれど、それ以外は海外出張が多くて行けないかもなあ。
Posted at 2014/09/07 23:31:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティストラーダ日記 | 日記

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「ボンクラメカ部員の必修夏期講習に来ています。」
何シテル?   08/02 14:36
ボンサイスト 心得の条 我が車 我が単車 我が躯と思ひ 盆栽の儀 あくまで自己満足にて 己の技量無く 凡才いかにても覆らず なお 死して屍拾う者なし...

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