RECARO RS-G Super Stark 装着

知り合いがスイフトからBRZに乗り換えることになり、使用していたフルバケが不要とのことで、キャンプの飯代で譲ってもらえることになりました。
RECARO RS−G Super Stark 2011年モデル。
12年落ちですが丁寧に使われていた様子でで、とても状態はよろしい感じです。

でもさすがに12年間の使用となると、お掃除してから装着がよろしいので、表皮など外せるものは全部外してお洗濯(してもらいました)。

スポンジなども取り外せるものは外し、洗濯後よく乾かします。もともと綺麗な状態でしたが、新品の様になりました。

シートレールはカワイ製作所製をネットで購入。こちらはシングルロックで、右側のレールのみ固定位置が調整できるものです。どの様な物かショップに問い合わせて確認しました。対応がとても良心的で好感が持てました。

表皮を外したRS−Gとノーマルシートの比較です。RS−Gは座面が長く幅が広いです。先人達の情報などからそのままでは装着できないのは確認済み。シートレールを購入したショップからも同じことを伝えられています。

とりあえず載せてみましたが全然入りません。シート前方は幅で左右とも30mm位はカットが必要そうです。

目安のマーキングをしてグラインダーで思い切ってRECAROを刻みます。

新品なら完全に躊躇しますが、キャンプ飯代シートなので、思い切って刻みました。

シートレールを固定。左前の固定穴はノーマルと違う位置になり、ネジがうまく入らない加工状態でしたので、M8タップでネジ穴を修正しました。

レールも前に出すと、左はシフトのカバーに当たり、右側はフレームに当たります。気休めに斜めに削っておきました。

シートベルトのバックルをノーマルシートレールから外す際に、装着スイッチボックスの爪を折ってしまい外れてしまったので、元に戻してエポキシで固定しました。問題なく接点は作動することが確認できたので良しとします。

シートの表皮を元に戻します。その際、シートを刻んで小さくなった為、表皮を固定するスプリングでは役に立たなくなったので、結束バンドで固定します。
シート背面の保護カバーも付いていたのですが、後席が無いので法規に抵触しない為、カバーは外しました。シートを下げて装着する際にカバーがシートレールのフレームに当たるので邪魔になります。ちなみにフレームとの干渉する箇所は出来るだけ削っておきます。

シートを出来るだけ下げるため、シートレールの後ろ側シート固定プレートの長穴の一番上は、シートのサイドにある穴のカバーと干渉するのでカットします。

どうにか装着できました。微調整は結構時間がかかります。シートを固定してあるサイドのネジは、シートを装着した状態でもラチェットメガネレンチが届くので、細かく調整し好みの位置になるまでしつこく調整します。

最終的には、スライド幅は2ノッチしか動かすことは出来ませんでしたが、自分専用となるので、どちらに合わせても合う感じにはなりました。自分との身長差が±10cm以上ある場合には乗車ポジションはやや難しいかもしれません。肩のベルトが擦れる箇所にスエード調のシートを貼って保護しておきます。腰のベルトは、シートの横の穴を通す様な使い方をします。ロック側も横の穴を通せばしっかりと体をホールドしてくれます。ちょっとだけ面倒ですが。

あとは娘にメルカリで購入してもらったステッカーを貼り完成です。ホールド感はノーマルとは比較にならないくらい良いです。乗り降りに関しても、自分は細身なのでそれ程苦にはならないです。RECAROに乗り込む特別感を味わえると思えば最高ではないでしょうか。