2009年01月10日
新年早々、中東からは連日心が痛むニュースが入りますね。
この戦いと憎しみの連鎖を断ち切るのはとても難しいのでしょう(/_・。)
こう言っておきながら不純ですが戦いの中に登場する兵器には割と興味があります。
どれも生産国の国柄や事情が象徴されるような特徴や仕組みがあるのですが今回は割と身近なネタをば。
よく拳銃などで「30口径」「45口径」とか言いますね。マンガなんかだと50口径マグナムとかよく出てきますが
ここでいう○○口径というのは文字通りで弾丸の直径の事を言います。
ですが50口径だからといって50㎜も直径があるわけでは無いのは明らかですね?
かといって5㎜でもありません。
先に結論を言うと50口径弾の弾丸直径は12.7㎜です。
なんで-?
となりそになりますが銃のルーツが欧米にあることを考えると割と簡単です。
向こうはインチ法です
。
すなわち1インチ(25.5㎜)の100分の50→約12.7㎜となるであります。
ちなみに12.7㎜弾はいわゆる「銃」と定義される中でも最大級の口径で第二次大戦中の米軍機の主力搭載機関銃もキャリバー50(もちろん拳銃弾とは装薬量は比べものになりませんが)と言われる12.7㎜機銃が6挺とか8挺装備されていました。「空の要塞」と呼ばれたB-29の主力防御兵装もこれです。
現在もアメリカを始めとする西側諸国の戦車とか装甲車の上にジャキーンと備え付けられてる偉そうな機関銃の原型はコイツです。
ちなみに第二次大戦中の日本海軍戦闘機「零戦」の主力兵装は主翼内に装備された20㎜機関砲で4発に1発混合された着発信管付弾は直径30㎝もの大穴をドラム缶に空けるほどの威力があったそうな。。。
…たまに俺がこんな事を話すと大抵の人は
ホント意外(゚Д゚)
って言います(笑)
以上明日から使える車に全く関係ない兵器口座Vol.1でした
(´ω`)

Posted at 2009/01/10 21:12:51 | |
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