![Zeke Zeke](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/019/306/948/19306948/p1m.jpg?ct=5658065b05b0)
ジークと読みます
太平洋戦争の全期間を日本海軍の主力戦闘機として戦った零戦。
それに米軍がつけたコードネームがZekeです。
久しぶりのブログです
闇の整備士です(´`)
お盆休み、イチヨンは先の大破から足まわりを修理したのみで走りにいく事もなかったのでその分、連れと出かけてみました。
山梨県河口湖飛行機館
ここに八月のみ、オリジナルに近く復元された零戦2機を始めとした飛行機群、部品が公開されています。
静かな館内で佇む零戦。
かつて優秀な搭乗員に操られ優れた運動性能、長大な航続距離を誇り中国大陸、太平洋と長駆進攻し数に勝る連合軍機を圧倒。
さらに世界に先駆けて搭載された20㎜機関砲の大威力を生かし一撃で敵機を撃墜できる事もあった。
その反面、これからの敵戦闘機の武装が20㎜クラスの機関砲を採用し始めたら半端な防弾装備では耐えられず、ならば始めから防弾を捨て徹底的な軽量化によって運動性能を上げ生存性を高める、という当時の考え方もあり被弾に弱いという弱点も併せ持っていました。
戦争中盤からは絶対的な数的劣勢、優秀パイロットの損耗、高速重武装の敵新型機の登場としだいに圧倒され、活躍の場は狭まっていきました。しかし早い段階で後継機に恵まれなかったこともあり改良を加えられながらも戦い続けました。
終盤、一部のベテランパイロットを除き様々な敵機に対し零戦は苦戦を強いられました。
かつての無敵戦闘機は自分で飛ぶのがやっとのパイロットに操られ爆弾と共に敵艦への片道飛行に消えていったのです。
日本機独特の悲壮感も併せ持っている戦闘機。
機体を眺めているととにかく外板の薄さと無駄のないラインが分かります。これは胴体のみ同時展示されている巨大な一式陸上攻撃機も同じです。
約1000馬力を発揮する零戦搭載の「栄」を始めとしたエンジンも展示されており当時の日本人がいかにして関わったかの苦労がしのばれました。
二時間以上もうろうろしてましたがとても良いものを見れたので大満足!付き合ってくれた連れにも大感謝ですた(´ー`)
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Posted at 2010/08/17 00:16:25 | |
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