208は車体が1070kgと軽くて、82馬力のパワーでも十分加速してくれるのですが、
エンジン特性があまりよろしくなくて、加速がちょっと楽しくありません。
最大トルクを発揮する部分が尖がってて、加速がちょっと鈍い感じです。
(※図はモーターファン別冊、プジョー208のすべて、からお借りしました)
1速を3000回転近くまで引っ張ってから2速に繋がないと気持ちよく加速してくれません。ちょっとクルマに無理させてるようで気がひけるのですがつい・・・
もうちょっと低速トルクを底上げできないかな、と思っていろいろ調べたら、サブコンなるものを発見。
1.6L用とかPureTechターボ用のはそこそこあるけど、NA用のがなかなか無くて、
ネットフリマでいいのが出品されてたので購入してみました。
EB2 NA専用です。メーカー不明。本体+説明書の紙1枚のみです。
売主の方が208で使っていたものだそうで、実績のあるものです。
新品を買うと15000円くらいするそうですが、5000円で買いました。
MAPセンサーのコネクタの間に接続して、MAPセンサー→ECU間のデータを書き換えてトルクアップを図るものだそうです。
MAPってなんだろと思って調べたら、Manifold Air Pressureの略でした。
マニュアルによるもう少し詳しい解説をすると、
MAPセンサーはガソリン+空気の混合気(吸気)の温度と圧力を測定するもので、
ECUにはこのMAPセンサーから送られる信号に対応して、点火タイミングや燃料噴射タイミングなどを決める動作パターンが内蔵されています。
このパターンにしたがって吸気バルブを開けて混合気を送りこんで点火してエンジンをコントロールします。
このサブコンは、MAPセンサーからECUに送り込むデータを書き換えて、燃料を多めに噴射して低速時の点火タイミング(進角)を早めてパワーを生み出すものです。
ということらしい。
中はこんなディップスイッチになっていて、左の2個のONOFFは動作ONOFF、
右側の24個のスイッチはECUに送り込むMAPパターンを決めるものです。
上側の12個がパターンで、下側の12個はそれぞれのパターンをONOFFするらしい。組み合わせることもできるので、全部で144とおりの設定ができます。
あくまでもエンジンコントロールは純正のECUにやらせるので、MAX値に設定したとしても壊れることはありません。
かなりお手軽なチューンです。
さっそく取り付けてみました。
MAPセンサーはこれです。
オレンジの部分をスライドさせて、MAPセンサーのコネクタを外します。
外したコネクタに、サブコンのコネクタを接続します。
こういうものを付けるのを想定してるのか知りませんが、グリル裏にやたらとケーブルのホルダーっぽいものがあります。便利!
とりあえず本体はバッテリーの上に両面テープで仮止めしました。
後でもっといい場所探します。
設定を一番低い値から徐々に変えて、試し乗りをして、10回ほどで最大値まで上げてしまいました。
体感的にはトルクアップしたな、と感じますが、やっぱり2500回転近くまで回さないと早く走れません。
トルクカーブは変わらないみたいです。
いまのところ問題ありませんが、値の変化を数値的に把握したいので、OBD2接続の診断機を探して買います。
急ぎじゃないのでセカンドカーが落ち着いてからですね。
Posted at 2021/04/10 09:56:43 | |
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