308のボンネットインシュレーターはエンジンルームのインシュレーターと同じ素材が使われていて、経年でボロボロになってきます。
耐水テープで縁取りして補強して使っていましたが、
先日ついにタッピング根本部分が朽ちて、ぶらーんと垂れ下がる状態に。
このままでも支障はないけど、垂れ下がった部分がエンジンヘッドに当たるのが嫌なので、思い切って違う素材で自作することにしました。
車からインシュレーターを外して、寸法を測ると、ざっくり133cm×53cmでした。
これに合う素材を探して、エスコという会社の型番EA334CC-2という製品を買いました。
業務用の耐熱フェルトです。色は黒色、寸法は1m×2mで厚さは5mmあります。
価格は税抜き13900円。送料込みで15270円でした。
主に溶接作業時の養生なんかに使われていて、瞬間耐熱温度は1300℃。長時間の耐熱は250℃くらいまで耐えられるものです。
遮音・吸音効果も持っていて、車や建物のデッドニングにも利用されています。
この素材はハサミやカッターナイフで簡単に切れるので、作り方はいたって簡単です。
フェルトの上にオリジナルのインシュレーターを置いて、
インシュレーターの縁に沿ってハサミでカットして、
穴の部分はカッターナイフで切ります。綺麗に穴をあける必要はなく、
タッピングのピンが通るよう、切れ込みを入れるだけでOKです。
縁をハサミで整えて、完成。
ちなみにオリジナルは、タッピング取り付け部の形状が切れ込みになっていて、簡単に外れてしまいます。
自作したほうはタッピングを抜かない限り外れないように、切れ込みを入れずに穴だけ開けました。
最初からこういう風に作ればいいのにね。
取付完了。
走行してみると、遮音効果がすぐに感じられました。厚さ5mmで大丈夫かなと思ったけど、全く問題ないです。
インシュレーター無い状態だとすごくうるさいので、ボロボロになったからといって外してしまうのはお勧めできません。
耐熱フェルトにも弱点はあって、引っ張ったり曲げたり擦ったりするとボロボロになってきますが、ボンネットに張り付けてる限り動くことはないので、長持ちしそうです。
これでしばらくは大丈夫そうです。
ちなみに今回はオリジナルと同じように1枚で作成するのにこだわり、ネットで購入したので奮発しました。
ホームセンターなどでサイズに近いものを切り売りしているようなところを探せばもう少し安くできると思います。
あと、両面テープで固定するタイプがAmazon等にあるので、小さいサイズのものを組み合わせて貼り付ける手もありますね。
Posted at 2024/07/19 02:18:45 | |
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