PROVA コールドフローボックス  

エアクリーナーエレメント他(ラジエータ、インタークーラなど)と同時交換です。

ラジエータはまだしもですが、インタークーラを変更するなら、その恩恵を享受するためには、そもそもの吸気温度も下げてやらねば!とのことで導入しました。
吸気温度はエンジン出力に直結します。また、ノッキング(まずないですが、とくにデトネーション)抑制のためには効果的です。


以下、レビューです。
◯：いい点、満足、△：要確認、イマイチ

【総評】
吸入について、エンジンが楽に回っているように感じる! 副次的効果として、吸気音も幾分かレーシーに。
クルマがスルスルと進む感覚!

【詳細】
◯：低速トルク(とくに発進)が向上したようにも思う。
※オイル粘度の影響も大きい。
◯：純正品置換え型!
なにせ他の部品との干渉がないので、単独での変更もしやすい。
◯：音を聞いていると、吸気が楽そう!となんとなく感じる。
◯：吸気音の変化
変化を感じることはできる。シュコォーーー!という音(言語化が難しい(笑))
なぜか、アクセルオフ時のブローオフ音が聞こえるようになった。
また、バックタービン音?というか、アクセルオフ時にシュルシュルシュル～とタービンからの音が聞こえるようになった。

△：質感
成形品とのことですが、価格を加味すればもう少し高級感があってもいい。
△：パワーアップのためにはフェンダー側の吸気口を解放する必要がある。
単に大きめの穴があいているだけなので、小動物などの侵入を防ぐにはカバーネットなどを取り付けたいところ。
→今回、ステンレスメッシュを吸気口サイズに加工し、既存のネジ穴にビス止め。これで小動物や冬場の凍結防止剤の侵入を抑制できそう。

△：エアフローセンサに影響がでる可能性がある。
△：吸気音の変化を主目的として変更するには物足りない?(私の場合は二の次なので問題なし)
△：パワー感は向上しているが、インタークーラー交換の影響がおおきい?
△：フェンダー内部のフレッシュエアとはいえど、アスファルトに近くなるため、気温は高め??(結局、エアインテークを流通する間にどれだけ温度上昇するか、ということとの勝負かと。)


【参考】
・プローバさんのホームページには、フェンダー内部側に位置する吸気口のカバーの有無による出力比較が記載されています。これによれば、カバー開放状態では出力アップが達成されるようです。反対に、カバー閉塞状態では出力の変化がないと明記されています。
以上からも、出力は吸気温度の影響を大きく受けると言えます。

・カバー閉塞状態では、レスポンスの向上までは体感できない可能性があります(フィルター変更なしの場合)。