AUTO PRODUCE A3 アイススローブローフューズ(ICE SBF) 車種別キット  

★VAB後期の暗い前照灯は、このヒューズ交換で解決できる!
(ショップによると、新車状態で本ヒューズのみ交換したところ、明るさが明らかに増したそう。電気的な抵抗は、純正装着ヒューズのほうが大きいことは明白。)
※車種別キット(for VAB/EJ20は、60A×1、50A×4、40A×1、30A×3の計8個)


【経緯】
・スバルフェア2024inサンシャイン神戸day2にて、ヒューズ類一式をメンテナンス交換することになった。
・ただし、順番に変化を体感するのも面白い! という話になり、大きく3種類あるうち、本品だけはこれまで未装着であった。
※アイスメインおよび平型については、フェア当日に交換済み↓であり、発進でスッと前に出る感覚と若干のトルク粘りが出る感覚を体感していた。


【経緯】
・EMI(ICE FUSE/WIRE)を装着して、低速域での挙動がトルクフル(発進で顕著)に変化したことから、電気系等のリフレッシュによる機器動作環境の整備 の重要性を再認識した。
※当方、電子制御も専門であり、もともとヒューズチューニングに対する忌避、オカルト感は持っていない。
・アイススローブローヒューズについては、オートプロデュースA3がコラボ販売している。
・聞くところによると、ショップデモカーのファイナルエディションへ装着したところ、前照灯の明るさが明らかに変化したそう。もともと暗いと言われている後期型の前照灯だが、こんなにも簡単に改善するもの?と興味津津。


【所感(レビュー)】
◯：やっぱり、なんとなくスッ前に出る感覚がある(他ふたつのヒューズを装着したときもそうだったが、そのとき程の体感ではない。既に大分改善されていたことと想像)。
※スローブローヒューズ交換時、ひとつずつ交換したらメモリは消えない。
(メインヒューズは消える)

◯：前照灯の明るさ🔆
夜間走行後のレビューとする。

◯：10万km目前の、いいリフレッシュになった!
※以前、取り外した平型ヒューズの接点を観察すると、一部が変色していた。電気的な抵抗(ジュール発熱)により、微視的には溶損した状態。
これでは、ヒューズ部で余計な電気損失が生じ、本来の給電が果たされなくなってしまう。



【スローブローヒューズとは?】
電源投入時、一時的に定格よりも大きな電流が流れやすいパワーウィンドウ、オートワイパー、エアコンなど、快適性を追求する電装部品に使われているモーター用には、従来のオートヒューズでは対応できない。(一時的な過電流により溶断してしまう)
そこで、高い電流が流れてもゆっくりと温度が上昇し、すぐには切れないスローブローヒューズが使われている。

※スローブローフューズは一般的な名称だが、本品はスバル純正品採用のヒューズに対し液体窒素を用いたディープフリーズ処理を施したアイス製品(❄️ICE FUSE、IF)。
プローバのハイカレントアースワイヤ、ICE FUSE/ICE WIREの平型フューズと仲間であり、
三種の神器としては【プローバのアイスメインフューズ、ICE FUSEの平型フューズ、A3のアイススローブローヒューズ】である。


参考；
『ICE　FUSE』はマイナス196度の液体窒素で凍らせる事により、金属原子の並びを整頓させ電気の流れをスムーズにすることに成功したヒューズ。この冷却技術は『極低温冷却処理』と呼ばれ宇宙開発、医療機器、発電所や高圧電線等様々な分野で活用されており、その技術を自動車部品へと応用したもの。
原子配列の崩れたノーマルヒューズや長年使用されたヒューズを『ICE　FUSE』に交換する事で走りのパフォーマンスを向上させることが目的。
獲得効果としては、アクセルレスポンス、トルク感の向上、オーディオ音質の変化等が代表的。