スバル(純正) 触媒
エンジンチェックランプ対策として、パーツをひとつずつ純正戻しする検証の一環。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3393780/car/3171866/12266177/parts.aspx
★取り外し品は保管していたが、ステーの錆が気になったので、フロントパイプを含めて新規に入手した。
★現状問題ないが、なによりかったるい!!!💢
慣れるまで正直ストレスに感じるほど。
はぁ😞💨、いまの月給じゃ、一苦労。。。
💴触媒(純正):633,490円(税込)
フロントパイプ(純正):34,870円(税込)
(参考:手配済み藤壺EPU:約600,000円)
★あくまで検証目的であり、社外品(メタキャタ)や純正品の優劣に言及するものではない。
無論、純正が最適解とは思っていない(純正品にも、いいも悪いも当然ある)。
★別件、3000rpm前後での定速走行から、4~6thギアでドカンと踏んだときに聞こえてくる、ヒュルヒュル♪という音の犯人は、タービンのサージングとのことで、ほぼ確定的となった。
メタキャタ装着によるタービンホイール出口側の圧力低下により、レスポンスが良くなりすぎていた可能性(サチュレーションサージング、または一時的な窒息サージング)がある。純正触媒とすることで"抜け"に抵抗を生み、過給特性の緩慢化を狙う。
(コメント、また事例共有頂いたみん友のみなさま、ありがとうございました。タービン交換に踏ん切りがついた、というものでしょうかね🤣)
【要旨】
・原因を特定したのち、手中にて検証的に継続中?の故障車。😅
一旦は復活したかに思われたが、高負荷(なぜか、インテリジェントモード、高開度)にてチェックランプ点灯。エラーコードは相変わらずの触媒異常。
・低密度セル×1のメタキャタ↓では、高負荷(リッチかつ多排気ガス量)での浄化性能が不足しているとの仮説をたて、その検証のために当該性能に長ける純正品に戻し、後述の3つの観点で経過観察することとした。。
※ドライブモード各種にて、一般道、高速道路、登坂、ワインディング、・・・、ゼロ発進・中間加速等の様々なシチュエーション。
【経過観察】
・観点1:チェックランプ点灯の有無
150km程度を走行(市街地、峠、高速道路)した現時点では点灯していない。
なお、検証は、リアO2センサのフィードバック(テスト)が実行される、車速70km/hかつ水温74℃以上となるよう、高速道路の連続走行で実施した。また、診断には2回の連続したドライビングサイクルが必要なため、途中パーキングに停車して、エンジンをoff/onした。
→点灯は認められない。
触媒が所望の浄化性能を発揮していると思われる。(リアO2センサは触媒の監視がメイン)
・観点2:排ガスの臭い
交換前では排気系統の漏れなのか、ブーストをかけたあとに臭っていた。しかも、臭い!と思った途端に、チェックランプが点灯していた。
(これはこれでなぞ。漏れてなくても臭いガスがでていることは事実であり、主機異常?? それとも、サージング吸気不良による、AFリッチ化??)
→排ガス臭は明らかに低減。
踏んだ時の臭いは無くなり、またリアピからの排気ガスを臭診してもその差は明らか。
※;配管を含む部品そのものには損傷がないことは確認済みであったことから、タービンアウトまたはメタキャタアウトとフロントパイプの接続配管からのリークが疑われた。
※そのため今回、触媒+フロントパイプを一体(脱着なし)とした個体を新規に入手した。
・観点3:オーバーシュート
メタキャタに比べて触媒セル部での圧損が大きい(抜けが悪い)ため、当然オーバーシュートは小さくなる(タービンホイールの立ち上がりが鈍化する)。
いい言い方をすると、ポンコツソレノイドに余裕を与えるような急峻なブースト挙動ではなくなった。
※おじゃぶ号のタービンはノーマル(メタル軸受)だが、下記のプログラムならびにブローオフバルブ、エンジンオイルを使用しているため、ピックアップがかなりいい。2500rpmまで回れば、あとは指数関数的にターゲットまで昇圧する。オーバーシュートの原因であったことは確実。
※オーバーシュートは一概に悪いものではなく、エンジン回転数に応じて適切に付与することで、タービンのピックアップ性、ひいては加速性を向上させる。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3393780/car/3171866/12835936/parts.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/3393780/car/3171866/11702812/parts.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/3393780/car/3171866/11895739/parts.aspx
👉️純正品は圧力損失が高く排ガスが抜けにくいことから、タービンホイールの回転数変化率が小さくなる。3000rpmくらい回らなければ、きたきたー!というトルクは出てこない。メタキャタ比で、ブースト開始点が500~800rpm遅れるイメージ。こんなかったるかったか?!
しばらく様子見とする。
ひとまず、群馬県まで試走を予定する。
【補足】
★純正触媒
エンジン&タービンの圧力かつ熱的な負荷をかけてまで高密度のセラミック触媒を使う理由は、基本的には浄化とトルク獲得のふたつ。
※おじゃぶ号はリアピまでのトータル圧力損失を設計のうえ配置しているため、メタキャタであっても純正以上のトルクが出る。
※一方の浄化性能については、触発貴金属の担持量が、実売可能な価格によって制約されるため、純正品に劣後する。これは致し方ない。
・浄化成否の判断
リアO2センサとフロントO2センサ(AF)との電位差が確保され、正常判断される(つまりチェックランプが点灯しない)。
※EJ20の律速は明らかに触媒である。
低速域でのトルクを出すためというのは建前のように思えてならない。リアピまでのトータル圧損を収束させるために、触媒に合わせるように設計されたのではないか?。
逆を言えば、それだけ圧力損失の高い高密度セルにしなければ、排ガスを基準値以下に浄化できないということ。
(経験談ではなく、実測により裏付けられた事実)
最後に。
いまのところ気になる問題は解消された?(しゃくるようなサージングが出たため、エアクリをスポーツフィルター(プローバ)に変更し、タービンの窒息が起きにくい状態に対策した)。
油断大敵で、判断にも継続的な観察が必要。またこれでいいも悪いも出てくることと想定するが、いずれにしてもそれは結果論。社外がいいだの、純正品=最適 だの、そんな判断は誰にも困難である。
★結局、なにを重視するかによりけりで、排ガスどうでもいいけどレスポンス重視ならメタキャタ、一方、圧力・熱害どうでもいいけど浄化性能! なら純正品を選択すればいい。これ以上でも以下でもなく、ただそれだけの話。
チューニングに正解はない。
※困ったことに、ウマシカに噛みつかれ。。。
イヤな思いをしたので、反論は理論的にされたい。経験や感覚で指摘されると、正直腹が立つ。
※否定ではなく批判をすることはあるが、パーツの悪い側面を伝えることを省いてしまえば、それはもう評価とは言わない。
購入価格 | 1,300,000 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) ※大まかな税込価格として、純正触媒65万、フロントパイプ3万、EPU60万、別途工賃が5万、計 |
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