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イイね!
2022年07月29日

1,200Mhz帯の 目立ちアンテナ第3弾 


前回、思ったよりエッチング加工が上手くいったので,GP型以外の1.2Ghzアンテナにトライする

5/8λと思ったが、ストリップラインが長くなっても手間暇変わらないので、3/4λ(j型)で

遣ってみよう。

これは、ラジアルが不要。(伊達で羽を付けておこうかな?)


以前の関連投稿はここ


新しく計画 J型のスケッチ絵 


材料
ジャンクばかり  
・基板の端切れ、
・Nー5Dコネクタ 
・5D-FBの切れ端


片面基板の切り出し


エッチング液が良好なので、この基板も削り出しでなく薬品(塩化第二鉄)漬けで処理する。
溶かさなない部分をマスキング



溶液ので銅箔を溶解中



エッチング後  水洗と中和処理済



コネクタに基板の厚みだけ切り込みを入れた篏合部分



仮組



ここから、調整の苦闘が始まり。 50Mhz、144Mhzのような訳にいかんかった。



メインエレメントと給電点を1~2mm毎にカットして調整したが一向に最適にならない。
高い周波数は思い通りになりません。



給電点のマッチングを方針変更
底部を繋げていたのをカット。 再度長さをカットしたり、半田で繋いだりの繰り返し。
最終的にマッチングが取れたと思い、銅箔を剥がしたり盛りすぎた半田くずを除去すると
最良点が動いてしまった。


パテ盛り前のチェック


ほぼバンド中 SWR1.2で推移
受信感度はレピーターでチェックすると既設のGPより1目盛り良くなった。
(この1目盛りが嬉しいな)


エポキシパテで成形し下地パテ塗り


修正パテ、   グラビアのオネーチャンはこう遣って顔作るんだろな(笑)!


塗装が乾燥してチェックしたら、予想以上に周波数が下がってしまった。


せっかく仕上塗装もできてたのに・・・高い周波数での誘電率は影響が大きい


やり直し(穿り出してエレメントをカット) パテ埋め、塗装 この後、遣り直しを3回も


上塗りしてテプラ貼り仕上げってチェックしたら SWR3.0オーバー


画像の緑のラインが、エレメント部分
ここ部分にテプラや、塗装、パテを厚くすると誘電率で周波数か飛んでしまったようだ。
テプラを1枚ずつ剥がしながら測定すると、剥す度にswrが良くなる。塗装とパテも剥すと
正常なSWR値に戻った。

ここで、薄くパテと塗装を済ませ、テプラを貼る前の測定で、SWR1.2~1.7。
テプラシールをエレメントラインと重ならない位置に変えてみよう

塗装が終了してから、調整できる構造に変更するか、最良点を見越して高い周波数(1299Mhz)
に合わせてパテ塗と塗装をするば良いのであるが、後者は経験を積まんと難しい。

*私自身が誘電体、誘電率、比誘電率と言葉がチャンポンになってるが、
比誘電率 空気1.0、紙3.0、雲母7.0 水50、チタン酸バリューム1200等
要は、空気以外の物質がエレメントに近接すると共振周波数が変わってしまう


完成
最終SWRはバンド内1.4に収まった。



ブログ一覧 | アンテナ | 趣味
Posted at 2022/07/29 15:26:41

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この記事へのコメント

2022年7月29日 22:36
今晩は。

私も、スリムジムアンテナを、真鍮棒でやりました。

バイコニカルの方が、移動体用としてQSBだ少なくて良いです

多分スリムジムも同じ1/4迂回ラインの同調部を持つので、基本的には同じ動作をするのですが、H型アンテナの特製として、周囲の環境で同調点がフラフラ変わるのが欠点ですね。

スリーブの方が、安定していると思います。

ご使用の基盤ですが、ガラエポの方が1200MHz帯ん向いています。
紙エポはちょっとね?・・・・・・・・・・・・・・・
高い周波数を、なめとったらいかんよ!(笑)
コメントへの返答
2022年7月30日 7:50
おはようございます。
台風の影響でしょうか、ピーカンなのに涼しい風が強く吹いてラクチンです。

j型には、バランが要るようですが、付けるスペースが無くて省いています。(だから調整がふらついたのか、と言うよりj型って平衡型だったかな?。下部の1/4はマッチングと思ってました)

野外作業だったら、暑くて続きませんが、小さいアンテナは屋内で工作できるので楽です。

・アンテナにはテナコート以外使いませんので、塗装の厚みで共振点が変わるのは初めての経験です。

使用に思案したんですが、ガラエポは両面基板しかなくてフェノールの選択でした。両面だとベタアースには良いけど、アンテナの裏がアースでは都合が悪いと思い止めました。
今思えばエッチング処理なのでガラエポを使わなかったのが悔やまれます。

第4弾に総集まとめを書きつつあります。投稿の折にはお目通しをよろしく。





2022年7月30日 8:28
私が電話級を取ったのもアンテナ実験がしたかったからなんです。
通信自体はあまり興味なし。
その後 仕事で業務無線で陸上移動とかマイクロ固定 放送局やると計算通りになるので面白くないんですよね。
不確実性に挑戦するのがアマチュア  絶対確実を保証するのがプロではあります。
コメントへの返答
2022年7月30日 12:57
こんにちは
私も似たようなもので、通信(QSO)はあまり興味がありません。
免許を取ったのは、違法無線と言われたくないだけです。当時はまだ、アマ局が北朝鮮、中国のスパイとか言われていました(笑)!
上級を目指したのも、実験でパワーを出すだけが目的でした。
・プロは遊びでないですから、絶対安定通信圏を確保するのは重要な業務と思っています。

2022年7月30日 12:23
松本も晴天で暑いです。

制作されているアンテナについて、少し調べてみました。
高価なアンテナハンドブックに記載されている文上には、H型アンテナの動作は、基本的にはスリーブアンテナと同じで、電気的1/4波長分のカウンターエレメントを持ち、約1/4ラムダの迂回ラインを介して、エレメントへ給電するのが正しい様です。
(スリムジムも同じ)

それと重要な点は、カウンターエレメントと放射エレメントの間隔を、λ/70くらいの間隔を開けないと、上手く動作しないそうです。
そうでないと、放射エレメントよりもカウンターエレメントの方につながる同軸外皮網線側に電流が流れてしまい、アンテナの役をなさないとあります。

まずうまく動作しない条件は、以下の事です。

エレメント同士の間隔を、35mm以上開ける事
迂回ラインの省略をやめる事
誘電率の適切でない紙PVC基板からエポキシ&磁器基板に変更する
エポキシパテにも問題がありそうなので、その辺も考慮すべきかと思います。

健闘を祈る!
コメントへの返答
2022年7月30日 13:09
お手数かけます。
迂回ラインとはシュペルトップと思いますが、コネクタから即、基板に繋がってる構造なんで、入れる場所を検討せんと行けません。

エレメントの間隔は十分取れています。
制作途中でこの幅を長短変更してみましたが、SWRが大きく変わりました、インピーダンスの変化に影響してるのだろうと思います。

・当初は遊び半分の目立ちたいだけのアンテナでしたが、段々と本気モードに成り出して趣旨が違ってきました。

・しかし、金かけず、ジャンク活用がモットーなんで部材が入手できるまで、ボチボチ進行です。

2022年7月30日 16:27
シュペルトップと同じ動作をさせるのが、給電点から下のU型の迂回ラインの事を説明しました。

又、アンテナハンドブックでは、エレメント間隔はλ/50位の間隔が望ましいとも書かれています。

給電点の位置が、完全に原点の動作原理から外れていますので、どちらかと言うと、3/4タイプのGP的なアンテナに成っていて、しかもラジアルが上を向いていますので、インピーダンスが高く成って居る為に、不安定な動作をしているのだと思うのですが・・・・・・
ひょっとして低すぎるのか?

1200MHz位に成ると、エレメントの調整も1mmで変わりますから、神経使いますよね。

コメントへの返答
2022年7月31日 10:35
おはようございます
・迂回導体、分岐導体と言う単語を知りませんでした。1/2λ、1/4λバランの外付けと覚えていました。1/4λバランは遣ったことがあります。(Uバランは長くなるので未体験です)

シュペルトップは細工が簡単なのでこれに逃げてしまいます。ネット記事では短縮率が67%だとか57%とそれぞれですね!
測定中にパッチンコアを何個か挟みましたがこれでは効果が出ませんでした、

第5弾目の翼ANTとして給電点にバランを繋いだスケッチを描いていますが強度と兼ね合いの構造難しいです

県立図書館に「分岐導体バラン」東京電大 根日屋OM著が蔵書されていましたので、予約しました。(多分、大半理解できないでしょうが、構造等、勉強させてもらいます)



プロフィール

「盗聴器? ラブホですか?(笑)」
何シテル?   08/04 10:42
アマチュア無線が大好きな爺々です。 ・第1級陸上特殊無線技士(2011年) ・第1級アマチュア無線技士(1976年) ・電話級無線通信士(現4海通)197...

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