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まきさん@徳島のブログ一覧

2022年08月18日 イイね!

FCZ インピーダンス計 自作


ジャンクのメータが改造できたので、次の工作へ

関連投稿(メータ改造)はここ

アンテナは無線機器の終端インピーダンスの50Ωに合わせてSWRを調整する事が多いのだが、
(アンテナ自体は50Ω以外で動作するのが多々ある)50Ωを中心に75Ωでも33ΩでもSWR1.5を
示す。   この自作は、SWRが上側なのか下側なのかを判別する道具作り。
(これでは、リアクタンス分は計測できない)

メインの材料
ダイソー 灰皿缶


これ。 薄い鉄板なんで頼りないが、工作は楽(鉄なので半田もできる)


パーツ全てを採寸してCadへ落した。


実物大で印刷して切り出し、穴あけ部分へ張り付け、印刷は(100.2%に拡大)


ポンチ打ち



穴開け φ1~φ6 センターブレしないように、3回に分けて穴あけ


穴あけ完了


エスカッションとテプラ文字入れ


困った事が発生
メーターのフルスケ半値位置が真ん中に来ない。
画像はフルスケールにセット


センターに止まらなければならない半値位置が下方にずれている。


回路図を参考に
・まずコイルを疑い巻き数チェック(OK) 回路から切って単独で電圧チェック(OK)
・51Ωの抵抗は、チップ抵抗を直並列(4個)で繫いでいるので抵抗値チェック(OK)
・次にメーターをチェック
どうしても、フルスケール(100μA)に対する半値データ(50μA)が、目盛板の40μAの位置で
指針が止まる。
指針の角度微調整やスタート位置とフルスケール位置の止めを微調整しても変わりない。
目盛り板を改造した時に、安物のラジケータなら、もっと詳しくチェックしたのだが精密機器の
ジャンクなのでリニア特性と思い込みチェックが甘かった。


対策
目盛りシールを貼替えてセンターを合わせてればOKなんだろうが、指針のセンター位置が中央で
なくなるので、不細工な見栄えになる。

他のラジケータと交換してみたら、半値が中央に指針が来ている。メータの機械トラブルだ。


古いラジケータではよくある、指針軸の固着を疑ってみた。
軸受けのネジを僅かに緩めてみた。 正解、回復してくれた。(精密機器用のオイルが欲しい。)


調整の結果ほぼOK。


今回一番役立った治具がこれ
ジャンクのメーターはスペックがほぼ不明なので、それをチェックするには必需品。
メーターのフルスケール値がわかる、 内部抵抗はA値とV値を計算から求める。
テスターの電流値と指針位置を見比べれば、おおよそのリニア性を判断できる。
中身は抵抗と1.5V電池、テスターを外付して計測する。
Posted at 2022/08/18 01:20:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | アンテナ | 趣味
2022年08月09日 イイね!

VU 翼型アンテナ 改良・・・(のつもり)


前回作ったデュアルバンド(VU)のアンテナが片方のバンドでSWRが少し高い気がする。
パテ盛や塗装で得た経験で、もう少し改善できないかトライ。

材料にガラスエポキシ両面基板を使っていたので、これを修正して再利用。

元ネタはここ

以前、完成していた時の画像


塗装と不要部分の銅箔を削り取った後の無残な姿


調整前にパテ塗しておいた


マッチングコイルを作ったが大失敗
デュアルバンド用アンテナなのに、片方のバンドで同調させるともう片方では、全く使い物に
ならなくなってしまった。マッチングさせるバンドには好都合だが非同調バンドは排除される。

理屈では、トラップを挟めば両立するはずだが、調整は、どちらのバンドをメインにするか
決めて、まあまの玉虫色調整しかないようだ。(メーカー製品にもその傾向が見える)



塗装前の仮組チェックでのSWRは室内、車上基台ともOKだった。
前回、車上基台のチェックが悪かったのは基台側の不備だった。(詳細は別途記載、ここに投稿)

仮組チェックで、OKだったので塗装へ 。 3色とも手塗したが、都度SWRを測定してOKを確認。
部分的には3層の以上塗装になり、かなり厚い塗膜になったが1200Mhzほど比誘電率の影響は
少ないようだ。(気づかなかった)

ANAのイメージカラ-を真似たが、一寸色合いが違うような気もする。


テプラシールの余分な部分や角をカット


面倒でもママレモン1滴入れた水貼り、大きなものだと霧吹で貼り面にたっぷりに噴霧。
貼り終わったら、ドライやーで炙っておくとシールが剥がれ難い。


完成


145.00MhzでのSWR


435.00Mhz でのSWR。 レピータ帯に中心(SWRがもっと下がる)があるが、435.00Mhzを
中心に調整すると145MhzでSWRが悪化(中心が下がる)する。
十分、使える状態なので、完成とする。


*追加
サンバーの補修用塗料が見つかったので、気になる色を塗変えた。(濃紺部分)
画像では目立てないが、これでANAイメージのトリトンブルーに近づいてきた。
本当の完成
Posted at 2022/08/09 13:17:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | アンテナ | 趣味
2022年08月06日 イイね!

カウンターポイズを基台に設置


同好でない方には、しょうもない投稿です

試作中のVUアンテナを調整していて、室内では完璧なぐらいSWRが下がっているのに本番の

車上では、SWRが3.0~∞から下がってくれない。メーカー製の1/4λアンテナまで調子が悪い。

試しに、1/2λノンラジアルを載せてみたら、SWRがスンナリと下ったではないか。

アレー???状態の中、他の基台(天井に接地を落としている)でチェックしてみると何て事なし。

状況は、この基台で使う接地型ANTのみのSWRが悪いようだ。

基台から接地ケーブルが長くなって、天井に半田付けしてるのに関わらず接地が効いていない。
直流的には接地(繋がっている)できてるが、高周波に対しては浮いた状態だ。
実験用にアンテナが車体に影響しないようにと思って、わざわざ前に突き出したのがアダになった。

接地ケーブルに効果がないようなので、基台コネクターに1/4λのカウンターポイズを入れてみた

①仮のカウンターポイズを基台コネクターから垂直に付けてみた。(これはラジアルかな?)
効果的テキメンで、ここで今までのSWRが下がらなかった謎が解けてきた。
②基台から横向きでは、運転に目障り
③突き出した、ステー沿いに延ばすと、ステーの影響を受けてSWRがフラ付く
④カウンターポイズが垂直で長いのは実用面で勝手が悪いので、コイル状にしてみた。
コイルにすると長さが足りなくなって、SWRを追い込みながら線を追加。(長めに付けて
カットするのが良かった)
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継ぎ接ぎ線を外してコイル(φ1.2㎜)にステンレス線(φ1㎜)を半田付け。
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調整中 下記文書中にあるアンテナを取替ながらチェック
ノンラジアル(1/2λ)型も、接地型(1/4λ)でもSWRが気持ちよく下がってくれた。
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最終の形状 430Mhzに影響が出るのでこちらも追加した。カウンターポイズ(ほぼラジアル?)
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あれだけ下がらなかったSWRがVU帯共に満足状態。
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これまで調整ができなかったり不良品と思っていたアンテナ類

・ジャンク コメット CHL-19 製造中止 現在CHL-1900
全長/重量 0.68m / 150g
周波数帯 144MHz 1/2λ ノンラジアル
430MHz 5/8λ ノンラジアル
取説ではノンラジアルになっているが680mmの全長で144Mhzの1/2λは無理があるように
思う、設計は1/2λでも延長コイルで逃げているはず。
購入後、ジャンクだからUのみOKで、VはNGと思っていた。
結果的にはラジアル(又は完全な車体アース)が無いと使えない。
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・ジャンクで買ったメーカ不明のVUデュアルと思われるアンテナ
ジャンクだからUのみOKで、VはNGと思っていた。
周波数帯 144MHz 1/4λ 接地型ラジアル必要
               430MHz   たぶん5/8λ ノンラジアルと思う
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コネクター分解して構造確認。 Vは完璧なほど接地型アンテナだ。Uは非接地型。
良質の接地がないと使えない。(車に傷が付くのを嫌う方々には絶対使えないアンテナ)
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・雨水除け(盗難除け)キャップ代わりのピアノ線を着けただけの自作144MHz1/4アンテナ。
コンデンサーを付けて調整していたが、カウンターポイズ取り付け後コンデンサーを外して測定。
やや高めで同調している。
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・先日から改造しかけた自作デュアル翼型アンテナ。(144MhzがNG)
周波数帯 144MHz 1/4λ 接地型,ラジアル必要
               430MHz 5/8λ ノンラジアル     で計画。
ひょっとしたらアンテナ側に非が無いのに、作り直しをしたのかもしれない。
・・・・まあ、このアンテナの改造が、基台を疑う切っ掛けになたのだから良しとしよう
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Posted at 2022/08/06 10:16:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | アンテナ | 趣味
2022年08月03日 イイね!

1,200Mhz帯の 目立ちアンテナ第4弾 まとめ編


同好でない方には、しょうもない投稿です

*制作と資料とメモ書き

アンテナ作成投稿は、前回で終了だったが、作成過程の失敗した部材もでき、それを廃棄する
のも勿体ないので、追加加工して完成品にした。
格好だけの伊達(目立ち)水平翼を追加している。

*計画図⇒ 完結結果図 ⇒ 予想図 (未実験)
エレメントの長さ調整は、主でも副でもよいが、主エレメントをカットするより副エレメント
のカットが結果が早かったので、こちらで側の調整が多かった。主エレメントは2mmカットに
対して副エレメント側では1mmでカットで効果が出た。
・ひょっとして主エレメント側をカットしていたら全長85mmになっていただろうか??



今後の為、誘電体(比誘電率)の試験もしておいた。

関連投稿はここ

エレメントをカットする前の画像
カットし易いようにカット予定部分には銅箔を貼っている。
J型アンテナは非接地型なのでラジアル(水平翼)は不要なんだが、伊達翼として設置。
屋外で、この状態から主エレメント148mm、副エレメント20mmまで1mm単位でカット
して行き、1200Mhzバンド中 SWR1.0~1.2の状態



・エレメントの位置にテープ(誘電体)を貼って実験
テープ無し


・紙のマスキングテープ :上中下と1~3枚と9回測定したが現用測定器では差を目視できない
紙の比誘電率 2.0


貼る前より僅か上昇


・ビニルテープ :同じく上中下と1~3枚と9回測定したが現用測定器では差を目視できない
PVCの比誘電率 5.0


貼る前より僅か上昇


水に濡れた状態(霧吹き)。 水の比誘電率 50


1299.99MhzでのSWR 。 大きく変化するが、 拭き取ると元に戻る。



・パテ補修後、1299.99MhzでのSWR 目視計測で影響なし

・ミッチャクロン塗装後


1299.99MhzでのSWR 目視で変化無し
速乾性の塗料は影響が少ない。(計測前に乾いてしまう)


・薄く(軽く)1度塗り後)


1299.99MhzでのSWR 目視計測で影響なし
塗装後、即の測定では上昇するが、乾燥するほど、従前の数値に戻る。


塗装を上塗りしたら、数値が上昇(悪化) 再度エレメントを1.5㎜カット。
上塗りしたら、誘電体が厚くなって影響が大きくなってくる。
パテはサンドペーパーで薄くなるように削るから影響が少ない。(盛りパテはNG!)


飾り塗装 曲線部はフリーハンド


テプラシールを貼り付け。 メンテ(カット)する位置は避けている。
この部分には塗装も軽く1度塗りだけ。
最終の仕上げに、クリアーを塗布したら、SWRが悪化。(乾燥後元に戻った)


最終のSWR特性

紆余曲折で足掛け2か月、やっと満足できるアンテナができた。
一つの工程を終ると毎回SWRの計測をやり、悪化してると都度、修正したのが良かった

しかしながら、基板の材質が紙フェノールなので、ガラスエポキシのを選択しなかったのを
後悔している。ガラスエポキシなら、もう少し特性が良くなったのではと思う。

当初FMラジオ用アンテナから始め、派手でよく目立つのに悪乗りして1200Mhzに使えるのではと
思い付いたが、従来作ったアンテナでは経験しない(気付いていない)現象が現れて右往左往
しまくりだった。
高級な測定器で計測したらガッカリする結果になるかもしれない。玩具の測定器で喜んで
遊んでいるうちが花かな(笑)!


*誘電体の特性を上手く使えば、カット過ぎの対応ができそうだ

*困った事も発生:トップが2350mmとなり150mmのUPは高さ制限の場所で頭付きする
Posted at 2022/08/03 20:11:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | アンテナ | 趣味
2022年07月29日 イイね!

1,200Mhz帯の 目立ちアンテナ第3弾 


前回、思ったよりエッチング加工が上手くいったので,GP型以外の1.2Ghzアンテナにトライする

5/8λと思ったが、ストリップラインが長くなっても手間暇変わらないので、3/4λ(j型)で

遣ってみよう。

これは、ラジアルが不要。(伊達で羽を付けておこうかな?)


以前の関連投稿はここ


新しく計画 J型のスケッチ絵 


材料
ジャンクばかり  
・基板の端切れ、
・Nー5Dコネクタ 
・5D-FBの切れ端


片面基板の切り出し


エッチング液が良好なので、この基板も削り出しでなく薬品(塩化第二鉄)漬けで処理する。
溶かさなない部分をマスキング



溶液ので銅箔を溶解中



エッチング後  水洗と中和処理済



コネクタに基板の厚みだけ切り込みを入れた篏合部分



仮組



ここから、調整の苦闘が始まり。 50Mhz、144Mhzのような訳にいかんかった。



メインエレメントと給電点を1~2mm毎にカットして調整したが一向に最適にならない。
高い周波数は思い通りになりません。



給電点のマッチングを方針変更
底部を繋げていたのをカット。 再度長さをカットしたり、半田で繋いだりの繰り返し。
最終的にマッチングが取れたと思い、銅箔を剥がしたり盛りすぎた半田くずを除去すると
最良点が動いてしまった。


パテ盛り前のチェック


ほぼバンド中 SWR1.2で推移
受信感度はレピーターでチェックすると既設のGPより1目盛り良くなった。
(この1目盛りが嬉しいな)


エポキシパテで成形し下地パテ塗り


修正パテ、   グラビアのオネーチャンはこう遣って顔作るんだろな(笑)!


塗装が乾燥してチェックしたら、予想以上に周波数が下がってしまった。


せっかく仕上塗装もできてたのに・・・高い周波数での誘電率は影響が大きい


やり直し(穿り出してエレメントをカット) パテ埋め、塗装 この後、遣り直しを3回も


上塗りしてテプラ貼り仕上げってチェックしたら SWR3.0オーバー


画像の緑のラインが、エレメント部分
ここ部分にテプラや、塗装、パテを厚くすると誘電率で周波数か飛んでしまったようだ。
テプラを1枚ずつ剥がしながら測定すると、剥す度にswrが良くなる。塗装とパテも剥すと
正常なSWR値に戻った。

ここで、薄くパテと塗装を済ませ、テプラを貼る前の測定で、SWR1.2~1.7。
テプラシールをエレメントラインと重ならない位置に変えてみよう

塗装が終了してから、調整できる構造に変更するか、最良点を見越して高い周波数(1299Mhz)
に合わせてパテ塗と塗装をするば良いのであるが、後者は経験を積まんと難しい。

*私自身が誘電体、誘電率、比誘電率と言葉がチャンポンになってるが、
比誘電率 空気1.0、紙3.0、雲母7.0 水50、チタン酸バリューム1200等
要は、空気以外の物質がエレメントに近接すると共振周波数が変わってしまう


完成
最終SWRはバンド内1.4に収まった。



Posted at 2022/07/29 15:26:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | アンテナ | 趣味

プロフィール

「@Toshix2000 Aliexpressより安いですね、」
何シテル?   10/15 20:38
アマチュア無線が大好きな爺々です。 ・第1級陸上特殊無線技士(2011年) ・第1級アマチュア無線技士(1976年) ・電話級無線通信士(現4海通)197...

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