2023年01月18日
とある村の教会で若いカップルが
結婚式を挙げていた。
花嫁は村一番と評判の美人。
参列者の中には、花婿を羨むものも
少なくなかった。
仲人も神父さんさえもそう思う中の
一人であった。
二人とも大変幸せそうであった。
しかし、花婿の事をよく知る者の中には
ある陰口を叩く者もいた。
花婿は大変ケチであると・・・
式も滞りなく過ぎ、二人は皆の拍手に
送られてハネムーンへと発っていった
二週間後、二人は仲睦まじく教会の
神父さんのところへ挨拶に来た。
式で掛かった費用の支払いのためである。
衣装代、パーティに掛かった費用など
かなりの金額であった。
ところで、この神父さん大変冗談好きな
人であった。
彼は花婿に向かい次のように言った
「費用は、貴方が思うの妻の美しさに見合った
分だけ金額をくださいね」と・・・
普通の男ならば、このように言われたならば
「妻は美しいと見栄をはり、沢山支払うはず」
と、神父さんは狙ったわれであったが・・・
そこは、ケチで有名な花婿のこと、平然として
「あー そうですか、それでは・・・」
と、一言。百円硬貨を一枚差し出した。
一瞬、顔色を変えた神父さん・・・
しかし、機転の利く神父さんは慌てずに
ポケットから十円硬貨を3枚とりだして
花婿に手渡しながらこう言った。
「はい、お釣です」
お後がよろしいようで(笑)
Posted at 2023/01/18 20:49:50 | |
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