2023年08月23日
出る杭は打たれる
詳細は下記記載してますが、所謂ネット社会、特にSNSの世界では、目立ったモノには妬みなどが発生して色々と問題が出てくる場合が多々あるような?
記事の削除を運営から言われる場合、運営がいつもパトロールしているような感じもしますが、実は他の一般ユーザからの通報により動く場合が多々ありますね。
だから何?と言われるかもしれませんが、そういう世界であることも頭の中に入れておくことも必要かも?
以下、出る杭は打たれるの意味など。
才覚をあらわす者は妬まれ、妨げられることのたとえ。また、出過ぎたふるまいをすると憎まれることのたとえ。
[使用例] 警察学校をトップで卒業し、その後の巡査部長・警部補・警部の任官試験においてもスピード出世をなしとげた。〈略〉出る杭は打たれるのか。掛川の署長をしているとき〈略〉中傷する投書があった。投書の宛先は人事に関与する「警務部長」であり、監察官も調査に乗りだしたらしい[加藤仁*夢ある定年|1990]
[使用例] 出れば、最初のうちは打たれます。〈略〉出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれようがない。つまり、あいつは出るべくして出た杭なのだ、自分よりワンランク上の奴なのだから、嫉妬なんかしたら自分がみっともないと、まわりを諦めさせてしまうのです[堀場雅夫*出る杭になれ!|1997]
[解説] 杭を地面に打ちこんで並べるとき、高すぎるものは頭をたたいて他とそろえます。「杭」は「釘」ともいい、釘も頭が出ていると危ないので、打たれます。しかし、こうした光景のイメージから、才覚をあらわし自己主張する者がたたかれることを事実上容認する表現が生まれたのは、日本だけのようです。その背景には、他に右ならえし、目立つことを避ける閉鎖的な日本社会の伝統的な価値観があったといえるでしょう。現在でも社会の底流には、こうした風潮が根強く残っていることは否めません。
とはいえ、国際化の中でこうした価値観は疑問視され、ことわざも否定的に引かれることが多くなり、逆に「出る杭を伸ばせ」や「出る杭になれ」とする表現も目につくようになっています。
Posted at 2023/08/23 08:54:24 | |
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