2023年10月11日
漢字の成り立ちには、さまざまな由来や言い伝えがあるが、中にはこんな恐ろしい語源があるのをご存知だろうか。
例えば、
「道」という漢字には「首」が含まれている。
「取(る)」には「耳」が含まれている。
これには、古代のある風習が関係しているようなのだ。
・「道」の漢字の成り立ち
古代中国では、自身の領地を塀で取り囲み、そこから外へ抜ける道には敵の“首”を埋めて攻め込まれないように「まじない」をしたというのがこの漢字の由来。
・「取」の漢字の成り立ち
「又」は、手を表しており、古代中国において討ち取った敵の“左耳”を切って手に掲げ、その戦功を数えたことから「取」の字ができた。
また、「民」という漢字は、両目をつかれて見えなくなってしまった奴隷を表す、というものもある。
「口」の部分は目を表しており、ここに右側から針を刺し、左側からは血のようなものが垂れている…というのが「民」の成り立ちなのだ。
これは昔、戦争に負けて奴隷となって王に仕えた人々が、逃げられないように両目をつかれていたという実際の出来事が語源となっている。
平和な現代において普通に使われている漢字の中にも、このように過去の痛ましい歴史が刻み込まれているものがたくさんあるのだ。
Posted at 2023/10/11 07:35:31 | |
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2023年10月11日
「食べてすぐ寝たら牛になるわよ」
母親などからよくこんな言葉を言われたことはなかっただろうか。
実はこれ、過去にあった悲惨な事件から生まれた言葉なのだ。
第一次世界大戦中のある村の話。
その村は牛を飼っており、牛を食べてその牛の頭の骨を祠に祭るという風習があった。
戦時中のため次第に食料がなくなり、村人たちは飢えに苦しんだが、牛の肉を食べて何とか飢えに耐えた。
しかし、その肉の実態は、なんと牛の皮をかぶせた村の人間たちの肉だったのだ。
村人たちは「これは牛の肉だ」と、疑いもなく食べていた。
夜、一番最初に眠りについた人間が犠牲になり、食料にされていたのだという…。
これが元になり、寝たら牛(肉)になるという言葉が生まれた。
ちなみにその村、廃村として今もどこかにひっそりと残っているということだ。
信じる信じないはあなた次第です。
Posted at 2023/10/11 01:49:53 | |
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