くま朗のブログ一覧

なんだか師走とは思えない陽気。
岐阜は20度近くまで？上がったらしい。
朝、外の空気に触れても顔を伝う風がただただ、ぬるい。

・・・・5月の風だ・・・（注：北海道の5月です）

暖かい風、いい天気。・・・となると、もうチャリの出番以外あり得ない。
初冬の深い青空の中、ペダルを踏む。
ぬるめの風が頬を伝う感じが、春を感じさせる・・・が、コレは違う！

職場に到着。装備は冬のままだったから、30分は汗が止まらない。
お仕事は今日もいろいろ。なかなか平穏には終わらない。

そして日が暮れて・・・

8時ちょっと前に職場を飛び出す。今日は郵便局に荷物を取りに行ったあとにまたプールに行く計画なのだ（昨日夜はプールに行きました）。
郵便局は8時まで。
55分に着いて荷物は無事ゲット。
さて、プールは・・・

うーん、無理か。
郵便局からプールまでは10キロ近くあるのだ。
プールの営業は、8時45分までだから、今からどんなに急いでも、さすがにムリか。
がっかり。
バックパックには道具も一応入れてあったのに。

さて。
心は収まらない。
ならばと、プールへの道をそのまま行くと出られる小さな峠を目指す。
当然、夜道の峠、灯りはほとんど無い。
6WのLEDだけが頼り。でも、今夜はかなり大きな月が出ているから、周りの山の形もくっきり。あまり心細さはない。
さあ、行くぞ。

いざ、気合いを入れてクランクを回す。
姿勢を低くして、風を避けつつ前へ前へ。
夢中で漕いでいたら、いつの間にやらプールのある施設を越えていた。時計を確認したら8時20分。
・・・惜しかったな。
でも、これも人生、またチャンスはあるさ。

思いにふける余裕もなく、その先から勾配がきつくなる。
わずか標高差は100mの峠だが、勾配は最大10%近くあるので侮れない。
おまけにこちらは低速・心許ないライト装備だ。周りのガサガサ音にもびくびく。
いきなりタヌキが横切っていった。
姿を見てしまえば、かえって不安はなくなり、さあ、ラストアタック。


峠を越え、下りに入る。
単灯式のライトは、コーナリングの先が見えないから怖い。
オートバイが夜怖い、と言われるゆえんが分かる。
奇しくも、この道は二日前にクルマで攻めた道。道の形はよーく分かるが、それでも怖い。
人間にとって、視界ってのは本当に大事なんだな。

1時間弱、25キロのバイクを終え、一旦帰宅。

それから今度はウォークだ。
5kmほどの道のりをざくざく歩く。
ヘッドランプが月明かりを増幅して歩きやすい。

さて、残った4輪はどうしよう？
路面コンディションも良かったし、ちょっと行くかな？