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きリぎリすのブログ一覧

2026年02月04日 イイね!

カレードーナツの朝

カレードーナツの朝

朝食のビュッフェは,和洋中と目移りする───
寝起きの脳に迫られた取捨選択だ。
料理を欲張り過ぎると,トレーの上はテトリス状態。

ホテルの朝食会場でのことだ。

さてカレーも食べたいが,もうトレーは満席,ボウルも載せられない。
見ると,つい取ってしまったドーナツが,一人で小皿を占領している。

それで───
上から掛けた。
…カレードーナツ,もはや妥協の産物。

視線を感じて振り向くと…
順番を待っていた小学生の女の子が,目を真ん丸くしてこっちを見ていた。
まさに犯行現場を目撃してしまったような目つきだ。

私は何も言わない。女の子も何も言わない。
ただスパイシーな香りだけが二人を包んでいた。

ほどなくして,彼女は弟を連れて犯行現場に戻った。
そして,ドヤ顔でコーンポタージュのふたを開けると,堂々とドーナツに掛けてみせた。

弟は,あわてた。
「いけないんだよー」
絶対にお母さんにチクってやるといった口調だった。

だが,姉は動じない。
すでに彼女は,お母さんより年上である私の一部始終を見ている。
弟の言葉はスルーして「あんたもやってみな」と促した。

その瞬間,私の脳は目覚めた。

自由とは好き勝手のことではない。
自らの発想で,常識に抗うことなのだ。
子供は,大人を見て成長する。

そんなことを考えながら,カレードーナツを口に運んだ。
…意外と,悪くない。

そして,意気揚々と座席に戻る姉弟を見送りながら───
コンポタドーナツも試したくなるのだった。

Posted at 2026/02/05 06:09:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2026年01月29日 イイね!

Get Back

Get Back

セブンが入院して,早1ヶ月。
エンジン警告灯が,昨年から消えないのだ。

確かに2,3度,エンジンが意識を失った。
しかし,その後は快調で,仮病を疑いたくなる。

チェックランプなんて点きっぱなしでいいからと,退院を申し入れたが却下された。
メーカーと毎日,少しずつ原因を詰めているので,実車が必要らしい。

毎日?少しずつ?
そのはずだ。
時差9時間だもんな。

英国から「グッド・モーニング」と連絡が来た瞬間…
こちらは「お疲れ様でした」と退社モード。

こんなやり取りじゃ進まない。
紅茶片手に「365歩のマーチ」なんて口ずさんでいる場合じゃない。
♪一日一歩 三日で三歩 ♪三歩進んで 二歩さがる

だから私は,今日も歌う。
「ゲット・バック」と───


Posted at 2026/02/05 06:08:22 | コメント(10) | トラックバック(0) | クルマ
2026年01月27日 イイね!

柱越しの宿敵

柱越しの宿敵

我が家のマンション駐車場には,顔も名前も知らないライバルがいる。
まだ,会ったことはない。
だが,柱を挟んで毎晩しのぎを削っている。

私は左ハンドル(青いアバルト)。
必然的に,左隣のクルマと間隔を確保するため,右の柱(向かって左側)に寄せる。
一方,柱の向こうの住人は右ハンドル。
同じ理屈で,左の柱(向かって右側)に寄せる。

結果,柱を挟んだ両者が,お互いに「そこまで柱に寄せる?」という位置に停めている。
静かな駐車場で展開される,過激なチキンレースなのだ。

相手が寄せれば,こちらも寄せる。
こちらが更新すれば,翌日は必ず上書きされている。
これは偶然ではない。
完全に勝負だ。しかも不毛な。

不利なのは,私のほうだ。
アバルトのドアミラーは,電動格納式ではない。
柱にミラーを擦った瞬間,勝負以前に人生が終わる。
一方,相手のフォレスターは,超音波センサーやサラウンドビューという近代兵器を惜しみなく投入してくる。

かと言って,二回りも三回りも小さなアバルトが,ここで負けるわけにはいかない。

昨晩は,ミラーと柱の隙間が1センチを切っていた。
「よし,勝った」
そう思って寝た。

今朝,2台を見て愕然とする。
完敗だ。
絶対に,モニターを使ったに違いない。
私は,思わず叫んだ。

「武器を使うなんて,きたねーぞ!男なら素手でこい!素手で!」
(※相手が男かどうかも知らないが…)

湾岸線で最高速を競っているわけではない。
ましてや,峠でバトルしているのでもない。
それでも駐車場では,毎晩,MFゴーストが繰り広げられている。

ちなみに,読者の興味は一点に集約されていると思うが…
お陰様で,まだコスってはいない。

Posted at 2026/01/30 12:08:45 | コメント(37) | トラックバック(0) | クルマ
2026年01月20日 イイね!

冒頭解散(改)

賛同,異論,反論と意見には様々な主張がある。
私が常々,念頭に置いているのは,正義は一つではないということだ。
ある正義があるとき,反対側にも同じ量の正義,すなわちアンチテーゼが存在する。

たとえば,殺人は許されない。
しかし,死刑は制度として認められ,こと戦争においては,殺した人数に応じて勲章まで授与される。

国が富むことを望まない者はいないだろう。
だが,それによって不利益を被る国があることも事実だ。
戦争などは,その代表と言っても差し支えない。

行為そのものは同じでも,状況が変われば正義の符号は反転するのだ。

政治家は国家を説く。
勘違いしがちだが,国家に従属して国民がいるのではなく,国民の自由を守るために国家があるのだ。
正義を掲げること自体は,どの体制でもできる。
それに異論反論を提唱できるかどうかが,民主主義か否かの分水嶺である。

────────────────────


先日,高市首相は記者会見を開き,衆院解散を表明した。

会見中,自ら「高市早苗」の名を繰り返す姿は,かつてAKB48の総選挙で,涙ながらに支持を訴えていたアイドルと重なる。
感情に訴える演出は,見せ方を心得たタレントのようだ。

高市政権は発足以来,高い支持率を保っている。
しかし,その正体は,「政策」や「実績」ではない。
1回8万円の笑顔講座などで培った「演出」で無党派層を掴み,おぼろげな「期待」ばかりが先行した数字だ。

現に,支持者から聞こえてくる多くは…
「やる気がみなぎっている」,「決死の覚悟が見える」,「日本を背負う気概がある」などの声。
どれも政策や実績ではなく,明治安田生命が実施する「理想の上司」アンケートに近い。

ここまでの主な政策を並べてみる。

・ガソリン暫定税率撤廃
・103万円の壁→178万円まで引き上げ
・衆議院議員の定数削減
・自賠責保険の国庫返済

どれも「やる」と言ったが,「やった」のは前内閣からの引継ぎであるガソリン税だけ。
あとは実施時期はおろか,方法さえ決まっていない。

しかも多くは,総理の椅子と引き換えに差し出された交換条件ばかり。
椅子に座ったとたん,約束は反故にしつつある。

協力した日本維新や国民民主とは,互助会のような合意書を交わした。
だが,結果として,自民のほうが一枚上手だったと言うほかない。

同じ狢(むじな)の政治家をあざむくぐらいだから,国民の期待を操るなど朝飯前。

政調会長時代の原発に関する命の軽視発言,総務大臣時代の行政文書ねつ造国会答弁,統一教会との関与,裏金議員の登用───
どれも時間が経てば忘れられることを,本人は熟知しているのだ。

だからこそ,強い口調でナショナリズムをあおり,リーダーシップを演出する。
中身よりパフォーマンス。
国民が喜びそうな言葉を一つ投げれば,支持率は1%上がる。

権力志向と選挙の戦い方は,師匠譲り。
そして,打たれた次の一手が,国政を置き去りにした「衆院解散」だった。

自民の支持率は沈んだままだ。
それに反し,自らが率いる内閣の支持率は,好調を維持。
この状況での解散は,高い支持率に酔った党利党略解散と見るのが自然である。

その代償は決して小さくない。
国会日程は分断され,新年度予算案の年度内成立は絶望的な状況。
政策遂行よりも選挙を優先した結果が,行政の停滞として国民に跳ね返る。

私は昨年の総裁選の時点で,今後誕生する高市政権は国の将来を見据えたものではないと書いた。
短命政権の弊害など顧みず「首相をやりたいだけ」だと。

いみじくも,その予言は,就任3ヶ月を待たずして当たった。

記者会見で首相は,「高市早苗でいいか?」を問う選挙だと断言したが,それは議院内閣制の優位性を踏みにじった言動だ。
なぜならば,大統領制と違い,国民が選ぶのは首相個人ではなく,政策とそれを担う議会の構成だからである。
権力の暴走を防ぎ,非常に強いブレーキを有するのが議会で,議員内閣制とは「誰がやるか」より,「何をやるか」なのだ。

会見で掲げられた解散の大義は曖昧で,信任を問うには,あまりに時期尚早だ。
就任から日も浅く,多くの政策が着手段階にすら至っていない現状で,国民が審判を下すのは無理がある。

根拠に乏しい大義をいくら並べようと,そこには本音が透けて見える。
それは政策への信任ではなく,独裁へ突き進む自民単独過半数だ。

そして,もうひとつ言及しておく。
この政権は,国民本位の成果を残す前に時間を使い切る。

「やった」ことより,「やる」と言ったことの数だけが記憶され…
終わる頃には,誰も責任の所在を語らない。

Posted at 2026/02/02 18:00:28 | コメント(26) | トラックバック(0) | ニュース
2026年01月16日 イイね!

三種の神器

三種の神器

お伊勢参りで七社を目指した。
六社は回れたが,最後の一社は翌日に持ち越す。
信心が足りなかったわけではない。
少々,日照時間が足りなかっただけだ。

結果として伊勢国に一泊することになった。
これは偶然ではない。
神の思し召しである。

神は言った。
「今日はもういい。牛を食え」

向かった先は,松阪。


IMG_7447.jpg


ならぬ,鉄板の上に松阪牛が現れた。
ナイフ()の切れ味は抜群。
これはもう食事ではなく,神事である。
神前ではあるが,赤ワインが進む。



翌朝───
昨晩のお神酒(みき)が過ぎたようだ。
海鮮が食べたくなる。
かの地で海鮮と言ったら,もちろん伊勢海老だ。
これを豪快に網焼きにしてもらう。


IMG_7449.jpg


出てきた一品を見て思わず叫んだ。

「おー!これは勾玉ではないか!」

程よく焼けた伊勢海老は…
赤く輝き,丸まり,勾玉の形になっていた。

三種の神器,食にてコンプリート。

こうして七社も回り…
三種の神器も胃袋に奉納した。
お伊勢参りとして,これ以上の達成感を得られるであろうか。

唯一の誤算は,いただいた御朱印より…
レシートの枚数のほうが,多かったことだ。

Posted at 2026/01/28 06:45:12 | コメント(7) | トラックバック(0) | 旅行/地域

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きりぎりす(旧GRASSHOPPER)と申します。 ここ10年ほどで,やっと実用性0(ゼロ)のセカンドカーを持てるようになりました。 サルはエクスタシー...
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