
トヨタ博物館クラシックカーフェスティバルの見学に向かう途中の出来事。
暗いうちに出発して夜道を快適に走っている時に偶然気が付いた。
ブレーキ踏んでるのにブレーキランプ点灯してない‼
私の車はLEDハイマウントストップランプをリアデッキボート上に後付けしているので,リアガラスへの映り込みで結果的にブレーキランプ点灯状態が確認できる。
旧車あるあるのランプ点きっぱなし故障も映り込みのおかげですぐに気づくことができ,コンビニ緊急ピットインで砕け散ったスイッチクッションの代わりに10円玉を張り付けて暫定修理することができた。
今回は不点灯。
出発前の点検では異常なかったが…、
ヒューズ飛んだ? スイッチ故障? 配線の断線?
リアポジションランプは点灯してるのだろうか?
追突されるリスク考えたら諦めて帰った方が良いかも…,
等々が頭の中をめぐる。
周りに車がいないのでブレーキを踏んだり離したりして様子を探ると,
・常時ではなく,たまに不点灯
・ゆっくりブレーキを踏んだ時に不点灯の確率が高い?
原因はブレーキスイッチで,スイッチの動きが渋くなっているか,経年劣化で接点不良となっているのではと推定。
最初に見つけたコンビニ駐車場に緊急ピットインしてチェックと対応を試みる。
リア回りのランプ点灯状態異常なし。
ブレーキランプも点灯時は問題なし。不点灯の時は全滅。
運転席足元に潜り込んでペダル踏みながらスイッチを指先で押し離ししてみると動きが渋いような気がする。
ということで,スイッチの出べそ付近に潤滑スプレーを吹きかけて様子をみる。
なんとなく改善した気がしたので,ピットストップ約10分で再スタート。
後ろの車とランプの点灯状態を気にしながら早朝の道を走る。
その後は2度ほど不点灯を確認したが,不点灯時はブレーキを素早く踏み直せば点灯することも確認。
念のために再度潤滑スプレーを吹きかけ,後方車両とランプの状態を気にしながら走ることで,無事一日の走行を終えて帰宅した。
いつからこんな状態だったのかが気になり,前週に一緒にドライブしたみん友さんに聞いてみると,「特にブレーキランプに異常を感じなかった」と写真を送ってくれた。
帰宅後ブレーキスイッチを取り外してテスターで抵抗などを確認するが異常なし。
まあ,約36万キロの走行の間にすごい回数のON/OFFをしたであろうスイッチなのでお疲れや故障が出てもおかしくないと思いながらも,異常を見つけられないのでもとに戻した。
その後、復帰後のチェックをしてる時に不点灯が発生。
やっぱりスイッチの不良!
テスターではOKでもブレーキランプ点灯させる程の電流ではNGになるのではと思い、再度スイッチを取り外し、カシメを解いて分解して接点の状態を確認することにした。
スイッチを分解したのが下記。
内部や金具にサビや汚れなどは見られない。
バネや可動部にも異常はない。
接点も焼けたりしている様子はない。
ただ表面が少し荒れているように思えたので、接点を軽く磨き接点グリスを少し塗布して再度組み立てた。
その後車両に組み付けてしつこく動作確認もしたが不具合再現しなかった。
ブレーキスイッチは重要な部品だが高くはないので通常なら交換一択だが、「分解してみたい」の誘惑に負けて作業実施。
ブレーキランプ不点灯はその後再発していないが、暫くは気をつけて様子を見ておこうと思う。
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Posted at
2025/04/24 20:50:14