![キンコン復活 キンコン復活](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/807/430/46807430/p1m.jpg?ct=485f19d9d369)
少し前の話題になりますが,キンコン復活させました。
(平成以降の車にお乗りの方,「キンコン」ってわかります?)
1986年春に義務化が廃止された「速度警告装置」。
わが車が納車された89年頃には「キンコン」がついていない新車も出回り始めていて,最新仕様化ということで納車後1ヶ月も経たないうちにチャイムが鳴らないようにメーター内の配線を外した「キンコン」。
30数年経って久しぶりにその音を聞いてみたくなったのと,当時の雰囲気に戻すという意味で,外していた配線をネジ一本で再接続しました。
(写真は燃料計と車速計の整備時のメーター裏。左端の鉄の箱状のモノがキンコンのベル。外して黒ビニールテープで止めてある黒配線を右下矢印の端子に接続すればキンコン復活。)
それにしても実にアナログな構造。
スピードメータケーブル(これも今の車は電気式)の回転がスピードメーター内のカムに伝わり,カムが回転するとそれに接する電気接点がON⇔OFF。
電気接点がONすると電磁石に通電され,バチが引っ張られてチャイムをたたくことで「キン」。
接点がOFFすると,バチがもとに戻って「コン」。
時速約107㎞/h以下では,メータの針の軸についてる別のカムが接点をONしないように作用して「キンコン」は鳴らず,それ以上の速度となると「キンコン」開始。
(なので,スピードを上げると「キン」「コン」の周期も早くなる。)
今の車に「速度警告装置」つけるなら,こんな(高級な)機構を設けなくても,メータ内のマイコンに「所定車速以上でブザーに対してON/OFF指令」のソフトウェアを追加すれば実装可能なはず。
で,「キンコン」の復活後ですが,
走りが大人しくなったのか,エコラン志向になったのか,はたまた高車速での騒音と振動を嫌ってか、「キンコン」に出会うことほとんどなく,高速道路を走っていても「キン」が来た瞬間に思わずアクセルゆるめてしまう始末・・・。
メータ読みで時速107㎞/h(GPS実測で時速98㎞/h)ピッタリで走っている自分。
「速度警告装置」効果絶大です。
Posted at 2023/03/13 20:33:18 | |
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