ブリヂストンと東洋ゴムが株の持ち合いで資本提携するそうな。
ネタ元記事に
”
世界のタイヤ・ゴム産業は、高機能な商品と安価な汎用品との二極化による需要構造の変化、低価格を武器とした新興勢力の伸張による競争激化、世界的な原材料・素材価格の高騰による収益構造の変化など、経営環境が激変している”
と出ているが、これってゴム産業に特化せず自動車も家電もではないかと思う。一つの要因は経済発展を続ける中国インドの所得レベルと先進諸国の所得レベルの差があげられると思う。先進諸国の常識的金額では中国インドの国民は買い物ができない、といって中国インド並にすると先進諸国では極めて安価な製品作りをしなければならない、というわけだ。よって高価ながら高機能高性能で勝負するか安価で使いやすさで勝負するかの2極化は避けられないわけだ。
もう一つの要因は引用の引用になってしまうが、ベストカー誌6.11号97ページにプレジデント社刊「日本溶解論」の解説によれば、現在の商品はコモディティ化(コモディティとは日用品のこと。つまりどれを選んでも必要十分な機能や信頼性は確保されている)してるので、売れてる商品を選ぶか、安い商品を選ぶかのどちらかってのが消費者動向らしい。つまりメーカーは競ってその新しい機能開発に取り組む時代ではなく、いかに宣伝していかに安く売るかって事が至上命題となってるわけだ。
この二つの要因が存在し続ける限り私が欲しくなるような自動車は当面出て来る気配すらないってのが現状なんでしょう。
中国インドが先進国並みになり、車は移動の為の日用品ではなく”遊べる道具”って事が多く認知されないといけないって事です。先行きがつまらなくなって来ました・・。
さて日曜日、ワーキングプアな私は昼からお仕事。天気も良く気候も良く休日なのに仕事仕事。生きて行くためにやむを得ないと分かっていても悲しいもんです。せめて夜の間だけでも全て忘れてかっ跳んでいたい・・。
ブリヂストンと東洋ゴムが資本提携へ 単独世界トップのタイヤメーカーへ
Posted at 2008/05/19 11:05:13 | |
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みんから | 日記