異常気象というか温暖化というべきか。去年に似て晴れれば昼暑く夜冷える。雨はシトシトではなくザーザー遠慮なく降る。と言う事は7月梅雨明けすれば、焦げるような夏になるんだろうか。二酸化炭素が増えて温暖化が進むので省エネで行きましょうってのは判る。が、一方で二酸化炭素を固定化する樹木森林の減少速度はさほど押さえられていない。地球全体の環境という観点からすれば、現在緊急緊要なのは二酸化炭素を固定化してくれる樹木森林植物の充実なんではないかと思ったりもする。一定の人々がそれなりの生活をするにはどうしても一定のエネルギーが必要となる。人口が増え、また良い暮らしをしたい人はまだまだ今後増えて行くだろうし、彼らの生存にかかわる生活の充足を否定する権利は先進国住民として私たちには無いと思う。エネルギーは省エネである事は必要では有ると思うけど、使われるという前提でどうすべきか考える時代になってるのではないかと思う次第。なんでもかんでも森を切り開き公共施設充足に目を血走らせる事は自分で自分の首を絞めていると言う事に早く皆気が付いてくれると良いと思う。
てっとり早い森林減少減速に役立ちそうな技術と言えば、まずは紙が有ると思う。現在輸入により木材パルプを調達し、紙として使用しているが、この木材は数十年かけて固定化して成長して、たった一年もしない間にゴミにしてしまっているわけだ。再生紙はまた再生にエネルギー使ってるし。そこで、木材より成長が早く良質の繊維が豊富な植物(多年草)を用いて紙にする事が始まっている。日本は幸い休耕田が山ほどある。ここでこの植物を栽培するなり、味はともかく収量が最大の米を生産しアルコールにするようにするだけでも随分違うのではないか。
あと意外と知られてないけど、メタンは二酸化炭素の数十倍の温室効果を持つ。そしてアメリカだけで生産される牛の出すゲップ(メタンガスです)は年間一億トンにも及ぶ。二酸化炭素換算で数十億トン分の温室効果ガスを出しているわけだ。大草原の小さな家というTVドラマが昔やっていたが、普通西洋人とて、昔は牛なんぞ食べる事が出来なかったのに、今や気持ち悪い程食べてぶくぶく養殖されている。この牛をやめるだけでもかなり地球に優しいって事を忘れてはならない。
でも食べたいし良い暮らしもしたい、ってのが人間の性だと思うし、生きる原動力でもある。少しでも役に立つにはどうしたらいいか、木を植えるもよし、紙にガソリンに気を配るも良い。ついでに雑草をむしる事をやめる事も良いかもしれない。小さな事の積み上げがそのうち成果をもたらしてくれる事を祈って。
ガソリン170円台へ…出光興産が卸価格9.5円値上げへ
不幸中の幸いと言うかガソリンがまた値上げらしい。お財布が軽い事だし今晩は走る事を一休み。ギャオでロボコップ見て我慢しました。
Posted at 2008/05/28 03:09:17 | |
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みんから | 日記