この記事は、
【スバル エクシーガ 発表】FF車を設定したワケ について書いています。
スバルが提唱する水平対向エンジンとAWDの組み合わせ、シンメトリカルAWDの走行性能に関する優位性は疑う余地の無い事実である。しかしながら新車購入時この優位性に思いをはせる事が出来る知識のある人、お財布の余裕のある人は、現代の新車購買層の人の中にどれだけ居るのか疑問でもある。ミニバンではFFの需要が高い、のではなく、わざわざ高いお金を払ってAWDにする必要が無いと考える人が多いと考えるべきではないだろうか。今回エクシーガ発売に当たって、頑固頑迷にAWDのみの設定にしなかった事はスバルの大きな前進だと思う。大衆に迎合しやがってと思う人も居るかもしれないが、スバルの車は別にシンメトリカルAWDでなくても良い車だと思うし、FF化する事で15万何某のコストダウンが出来ているのだとすれば、購買層からすればありがたい事だと思う。欲を言えば、このFFのエクシーガを購入した新規スバルユーザーが次の車を買う時にスバルのAWDを指名してくれると大変ありがたい展開となるであろう。
と、あんまり褒めると褒めすぎなのでケチをつけるとすれば、タイトルに書いたようにこのFF採用は重量税対策なんじゃないか?と思う次第である。
スバルのウェブサイトを見ればわかるがエクシーガの車重、AWD設定の全てが1500㌔以上。FFのみ1480または1490である。パノラミックガラスルーフを装着するとプラス30キロでどれも1500キロ越えとなるが、購入予算も削りたい方々からすれば、今後の維持費、重量税は気になるところであろう。というわけで微妙な重量設定なわけだが、なるべくならばすべてのオプション装着しても1500キロ未満ってな具合にはできなかったんですかね~。”税金”という言葉には昨今皆様敏感ですから。今後の工夫を期待しましょう。
Posted at 2008/07/05 22:22:04 | |
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みんから | 日記