先日ネットのニュースサイト徘徊していたら、こんな記事が。
新型インフルエンザ対策、家族に帰国を指示 パナソニック (J-CAST)
今頃なんでだろうと思ってましたが、今日はこのニュース。
パナソニック 北京工場で600人が社長らを軟禁の衝撃 (ゲンダイネット)
実はもっと前(年末位か)から噂で聞いていたのですが、外国向けには強気の姿勢を崩さない中国政府の発表とは裏腹に、実は海外からの企業が進出している地域はどこも反乱一歩前みたいな危険な状態らしいです。パナソニックに限らず中国進出している日本企業は社員や家族をなんか口実儲けて日本に引き揚げさせているとか。年末の時点ですでに南の沿海部の工業地帯が危険レベルで、北は日本企業が多いからまだいいけどこれからどうなるかね、と言われてました。中国のこうした経済地域で働く、中国の中でも貧しい地域の労働者は数億人といわれ、彼ら全てが失業した場合内戦状態になるのでは、という予測も有りました。経済対策の遅れは日本だけではなく、欧米でも的を得た策はどこも講じていません。ありきたりの手法でお茶を濁しているばかり。現在の不況に関して麻生政権だけがアホってわけでもないんですよ。このままずるずる世界的に景気が落ち込めばどこかで戦火が上がるかもしれません。
そういう中でこのニュース
<トヨタ九州>派遣1000人を正社員に 派遣切り批判浴び
トヨタ九州に限らず日本国内製造業では業績の悪化を予測して大量の派遣社員ならびに契約社員の解雇に走った事は記憶に新しいとは思いますが、一部では便乗解雇の噂もされていました。景気が悪いからという大義名分の下、今迄ならば何年もかけて償却して来た赤字など一気に計上して赤字雰囲気を作り出し景気をさらに悪化させていたとも囁かれていましたが、ここにきてついに馬脚を現したようです。
昨年末までの景気予測に比べれば今の方がよっぽど悪いはず。所が今になって在庫整理が終わったらこれからの自動車生産に人員が足らないそうで。こんなの理由になるでしょうか。このタイトル書いた現代ネットもそうですが、ちゃんと経済予測して記事書いて欲しいです。この記事の内容も、派遣切り批判を浴びたから新規に従業員採用した、のではなく、今後の生産に人員不足を来たしたからと明言してます。結構こういうショッキングなタイトル狙って、全く逆な報道してる事が多いので新聞雑誌テレビなど見る時には重々気を付けて見ないと、誰が悪者なのかすら分からなくなりますね。
不景気の元凶は、企業内の一部の人の勝手な思惑で赤字装ったり大量解雇したって所も有るかと思いますが、それ以上に、無責任に煽るだけ煽るマスコミに有るような気がします。
ちょっとだけ明るいニュース
新しい構造の高性能『リチウム-空気電池』を開発
プレスリリース
電気自動車の開発に拍車がかかりますかね~。新しいモータリゼーションが始まろうとしています。乗った事もないのに頭から否定するのもなんですが、基本的に電池の問題でここ100年以上見向きもされなかった電気自動車がそろそろ実用的なものになろうとしてるのかもしれません。ちなみに個人向け乗用車としては電気自動車の方が先に出てますね。
Posted at 2009/03/03 17:13:59 | |
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みんから | 日記