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2012年02月29日 イイね!

2月29日水曜日の日記 雪

朝、目覚めたら外は雪国だった・・・。
とか書くと豪雪地帯の人に怒られそうな程度でしたが、
辺り一面白の世界。
仕事開始してからの午前中も収まるどころかより激しく降って、
どんどん積もって。
あとで聞いたら、大雪警報出たらしい。

さすがにこのまま夜になるとあとで凍結して厄介な事になるかと、
昼ぐらいに雪かきなんぞやってみたけど、
午後から雨に変わり、そして雪は綺麗に融け・‥。

普段殆ど雪の降ることのない地域なので、ちょっと降っただけでも大混乱。
東名が通行止めになった関係で国道は渋滞し、
普段なら5分もかからない道で1時間掛かったりしたらしい。

某所ではチェーン巻いても坂を登れなかったとかで、
それなりに降った場所も有るようで。
これくらいで済んで幸いだったのかも。

さて本日スバルの軽自動車サンバーの最後の一台がラインオフし、
54年に渡る軽自動車生産の歴史を閉じたと報じられた

スバル車の歴史1
スバル車の歴史2

スバルの車の歴史は当時で言えばクラウンクラス、P-1500で始まった。
当時のメインバンク興銀の反対で大量生産には至らなかったけど、
数十台は作られて地元群馬でタクシーに使われたと聞き及んでいる。
銀行の反対で一般車としての登場を阻まれたスバルは、
当時困難すぎて実現不可能と言われていた国民車構想に挑戦。
そしてスバル360の登場となるわけで、たまたまメジャーになったのが
”軽自動車”だっただけで、軽自動車ありきのメーカーでは無かったと思う。
提示された条件の中で最大限の性能を発揮し、かつ
一般車に勝るとも劣らない作り込み(当時で)、
そこまで手を掛けた車だったので、安くはなかったけど、スバル360は売れた。
その後も、”軽自動車”だからと手を抜く事無く、普通の、だけど”軽自動車”の
規格におさまる”普通の”車としてスバルは作り続けてきたんだと思う。
つまり、最初っから、スバルは、巷に溢れる、”軽自動車”なんて
作ってなかったと、私は思ってる。
(じゃなければ、Vivioでサインツの乗るセリカをぶち抜いたりできないでしょ)

当然そんな作り込みしてきたからには開発費は、他社から比べれば
相当高額で、レガシィなどとそんなに変わらない額が掛かっていたんじゃないかと。

さて、近年、特別スバルが悪かったわけじゃないんだろうけど、世界的な不況で、
かつ、大株主GMがずっこけたりして、スバルの新車開発資源は底を尽きかけて
いたとも言える。また急激なエコ需要で、そちらの開発(多分凄い負担だと思う)
もしなければ生き残りは有り得ない。
エコ関連開発に今まで以上の開発費用が出てしまう以上、
車種整理をしないことには、どれもがダメになってしまう。
苦渋の決断として、開発費用の元がとれにくい軽自動車の生産を
諦めたんだと思う。手を抜いて他社並みにコストダウンした
軽自動車を出すことにも抵抗が有ったんじゃないかと。
それよりもスバル1000で念願の登録車デビューを果たし、それ以来
面々と開発してきた水平対向エンジン、シンメトリカルAWDを活かす方に
賭けたんじゃないでしょうか。
(軽自動車で世界販売狙うのは困難だし、それくらい世界的には歪んだ規格なんだと思う)

軽自動車を諦めて出てきたもの、それはまだ国内販売が叶わない
水平対向ディーゼルエンジンだったり、燃費改善された新型エンジンの
数々だと思う。軽自動車やってたら、これらは出て来なかったと確信する。
そう思って、残念ではあるけど納得することにした。

細々生産してくれれば、なんて意見も聞かれるけど、
それは大量生産とは、とかコストダウンとか今最もスバルが立ち向かわねば
ならない問題解決の足をひっぱるだけの戯言かなと。

尚、軽自動車生産が終わって空いたラインはトヨタの好意で
86の生産に充てることになってる。
なんかBRZが本物で86はその偽物と思ってる人が居るようだけど、
それは逆。
スバルのこれまでのクルマづくりを見ていれば、FRで出てくるはずないし、
ましてや、とっくの昔にWRCでは使っていた直噴エンジンにするわけがない。
直噴エンジンの持つ不具合(リーンバーン領域での不完全燃焼)
はまだどこのメーカーも修正できてないはず。
完全にトヨタ様のオーダーに忠実に作っただけ。
BRZも86も長く乗りたい、という人には不向きが車であろう。
恐らくは10万キロ到達前にエンジン不具合で泣くことになるんじゃないかと。

私個人の意見としては、将来不安な直噴エンジン、それもトヨタの
直噴システムを流用するよりは、ドライサンプ化した方が
高出力、低重心化に貢献できたんじゃないかと思ったり。
但し燃費はそんなによくならないけど。

まあ乗り味は良いらしいので、トヨタ様の販売力に期待し、
次の車がでてくるまでの中継ぎになれば上々なのかなと。

焦眉の急は、ヨーロッパでは好評なディーゼルエンジンを
なんとか日本、そして米国の排ガス規制に合格するように
熟成することかと。成功祈ってます。

Posted at 2012/03/06 02:25:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | みんから | 日記

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